2014年06月01日

女神が家にやってきた

日本人には受けないみたいだけれど、
私は好きなのよ〜。

その人の名は
スティーブ・マーティン



もうおじいちゃんって言ってもいいのかな?
なんせ年齢不詳なもんだから。


巻き込まれ型のコメディを得意とする人で、

なかなか子離れできない花嫁のパパとか、
身代わりで愛を語るとか、
はたまた脳みそ入れ替えられたりとか、
色々やってるけど

関根勤に激似。

っつうか、多分、恐らく、絶対に、
関根勤はスティーブを参考にしてると見るね。私は。

おかしいんだけど、笑いに節度があるそんな
スティーブに私が心底ころりといかされたのは、
サボテンブラザーズからなんだけど、

それから
「ああ、疲れたな〜。何か笑いたいけど、
押し付けがましいのは嫌だな〜。」
って時に、
彼が出ている作品を選ぶと、
私的には、マジ間違いがないのさ。

いつも見終わった後、いい感じで眠れるだよ。

ありがとう、スティーブ!
愛しのロクサーヌならぬ、愛しのスティーブ。
きっと私生活も真面目な人に違いない。

なんかNEWSに疲れちゃって・・・って
被災地の方には
本当に失礼な言い方なんだけど。

全くもって無力な自分と、
いろんな対応とかさ、もうなんか見てると
沢山沢山感情が渦巻いちゃって

民放は放送規制かけてもいいんじゃねえかと迄思う。
神戸の震災の時、
ヘリの音で色々障害があったって聞いてるのに。

上の方から「ご覧下さい、大変です。」って言ってる位なら、
何か物資を運んだ方がよっぽどタメになる。

画面のこちら側にも、
向こう側に対しても役に立ってるとは言い難い。

ジャーナリズムって何だ?

エンターテイメントとしては消化できねえんだよ!
現実の危機は。
いくら盛り上げたって。

それはハッピーエンドが保証されている物語じゃねえんだから。

もし、それがエンターテイメントに成り得るとしたら、
歴史と呼ばれる長い長い時間が必要。

それを無理やり今画面に取り込む程の実力もないんだったら、
せめて謙虚になれ。

昨日は西武が優勝したね。
全く関心外だけれど、とにかく良かった。
でも、その後、
例の悪名高きビールかけを
ダラダラと垂れ流されるに及んで、
私はTVのスイッチを切った。

あんまり言えば、それこそ戦時中の
「欲しがりません、勝つまでは」と叫んでいた
おばちゃん達と一緒だろ?

深刻すぎるのは良くない。

過剰反応は一気にある方向に行く怖さってのもあるんだから。

楽しむ事は必要です。

だけどさ〜、あまりにもそぐわねえんだもん。
私の気持ちに。

なんだろうな。
この国は。
そんな事考えたら、疲れちまうのは、当たり前。

んで、軟弱な私はスティーブにSOS

昨夜見たのは、
ゆさゆさ、どっさりの
クイーン・シカゴ・ラティファ共演の
女神が家にやってきた

こうなるだろうな〜という展開で、
こうなって欲しいな〜っていう結末。

で、満足して眠れました。
スティーブは、やっぱり、お助け上手。

それにしても、似てるぞ。
関根勤は細胞を分けてもらったのかも〜〜。

こんな父ちゃんだったらいいね。
こんな恋人は・・・
もうちっと後でいいけど。

どやねん。



posted by kazoo at 00:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(ま) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

グリッター

あまりといえば、
あまりのバカさに笑えてきて、
結構残ってしまう映画というものがある。



B級どころか
Z級のそんな映画の中には、
とんでもなく予算をかけられているものや、
「ああ、きっとこれは消したい過去だろうな〜」っつう
思わぬ主演俳優のがあって、
えへへへとニヤニヤさせられる。



インディーズの作品群のなかには、
最初からそのツボを狙って作ってみたら、
思わぬHIT!なんてものもあって。

でも、私が言っているのは、
そんなツボ狙ってねえのに、
どうして、なぜ!!
って奴ね。


 

大体、ミュージシャンが主演っつうのは、
そういう匂いプンプン多数だったりするんだけどさ。

マドンナだって、マイコウだって、
その穴に足をとられてアイタタタタだったりするじゃん?

一つの世界で頂点極めても、
もう一つのお山にゃ登れないって事は、良くある話で。

でも、やっぱさ、勢い余って判断ミスってのは、
スターさんゆえに逃れられない罠。


そういや、いたな〜・・・なんて言わない様に。
サンタのかっこして、雪の中で無邪気に戯れていた
歌姫主演のこの映画。

マライアキャリー
見事にやっちゃってます。
はじけてます。
見事です。

その名もグリッター」。

あ、そこ、車関係じゃないからね。
勘違いしない。

マライア扮する、
すごい才能を持った女の子が、
不遇な日々を過ごす内、
愛する人に「君ならやれる」と背中を押され、
引っ込み思案な私だけれど、
手にしたチャンスをガッツリモノに。

其処から先は、あれよあれよ。
稀代の歌姫と崇められ。

けれども、ふと気づけば、あの愛は何処・・・っつう、
まあ、なんでしょう。どうしましょうっつう内容なのですが。

(本人曰く、限りなく自分に近い映画だそうで。)


 

これがね〜。
まず笑っちゃうのが
一時代を築いたprinceの映画
「パープルレイン」と酷似!

殿下の映画見た方なら、きっと大笑い。

ステージ場面で、シルエット群像が
2階でダンスなんてね〜、もろパク!!
演出同じどころか、映像同じ。
思わず監督一緒か?と思いましたよ。私は。


 

彼女、殿下好きで、
曲もカバーしている位ですから、
見まくっていたのかもしれません。若い頃に。

「私が主演映画を撮る事になったら、絶対こんな風に・・・」と
妄想満開だったのやもしれません。

普通、そういう妄想は
妄想のままに終わるんですが、

作っちゃいました。
しかも、主演で。

まあね、
とはいえ、princeの音をモロパクして、
しれ〜っと日本語のせて出してる
岡村なんていう輩よりは
微笑ましいかもね。

いいから、その背中のチャックを開けて出て来い!!
・・・なんて事はともかく。


マライアは元ネタが割れても、平気で演技を続けます。
って、当たり前か。
それがどんだけデンジャラスな事かも省みず。

青春の妄想って奴は、
妄想に留めておいた方がいいっす。

おかあさん、そこんとこ、ちゃんと教えておくように

これ、実現させちゃったっつうのが、
マライアの不幸だよな〜。

ま、成り上がって称賛の嵐の中、
どんどん「ケバダチまくる」彼女も見ものなんすけどね。


あとね〜、1番の見ものは、
彼女が、頑固に、頑固に、
自分が一番良く見えるという
左斜めからのショットを、多用しまくるっつう部分であります。
(上の写真参照ね。)

もうね、見えるようなの。

「ダメ!私の決め顔は、この角度!
マネージャー!!契約書を読んで!!」

かくして、ご期待通り、
この映画、散々な結果と相成り、
悪名高きラジー賞、ぶっちぎりだったらしいんだけどさ。


でもね。
私はそんなに悪い映画じゃないと思うよ。
だってだってだって・・・

笑えるんだも〜ん!!

他人のXXは蜜の味。



posted by kazoo at 00:14| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 (か) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ゴーストワールド



ブスは厄介である。



 

今の時代、
ある程度の見た目の修復は可能ではあるが、
ブスはそもそも肥大した自意識の持ち主であるから、
「ブス可愛い」とか
「見ようによってはキュート」なんぞという言葉に
埋没できるはずがないのだ。


油断していりゃ
「私ってアメリみたいなの」
とか口走りやがるのがブスの厄介な所

んな訳ねえだろ!

てめえにポルノショップ勤務の男と出来上がる柔軟さがあるのかよ。

ねえだろ?

できるなら、人も羨むエリートで、
私だけを見つめる王子様のような・・・と
思っているのがブスの真実。

深田恭子の二の腕並みに、
無駄な希望だけを増幅させているのが、
ブスのブスたる所以なのだ。

そんなブスが見るべき
正しき映画とは?

まあ、大抵の場合、
ブスはアート系やシアター系とか言われる映画を主食とし、

「私って、ちょっと変わっているから」ムードに
酔っ払っているのが常だが、
本気を出せば、
甘ったるいハッピーエンドをこっそりと・・・なのは言うまでもない。

ブリジットジョーンズの日記っつう、
ブス自立日記みたいな映画があるんだけれども、


これが日本のブスに
本当に受け入れられたかというと、
甚だ???である。

なぜなら、最終的に自立=ブスほったらかしっつう内容であった為、
ブスのカタルシスを
完全には埋めなかった。

ゆえに、ブスが満足しきる映画になり得ていないから。
ブスは依存心が強いんである。

ブスに必要なのは、
なによりブスを自覚する事である。

ブスのブスたる所以を知る事。
なんでそんな事が必要かって?
自覚がなければ
対策も練ることができないからである

自覚した後、キャリーなんていうデパルマの古典を見て、
ブスゆえの復讐を誓うのもいいだろう。
(あんたに超能力はないがね。)

なんつう映画を見て、
ブスゆえの煩悶に悶々とするのもいいだろう。
(あんたにゃ王子様は声をかけないがね。)

しかし、やっぱり少しは救いも欲しいわさ。

そういう時に見るべき、
ブスのバイブルが
ゴーストワールド
である


主人公の写真を見て欲しい。

堂々たるブスである。

このブスが、肥大しきった自意識と闘い、
いかにして破れ、いかにして勝ったか。

世のブス達
(つまり、すべての女性と一部の男性って事だが。)
必見!!

ブシェミも出とるでよ。

・・・それにしても、
穴、ゴーストワールドと、
二つ主演してるっつうのは、
ソーラバーチ
(冒頭の写真のブス)・・・あなどれん!!

つまるところ地球は
ブスで回っているって事やね。




posted by kazoo at 00:21| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 (か) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ピアノ・ブルース


昨夜はピアノ・ブルースを見た。



クリントイーストウッドが狂言回しとなって、
ピアノを主題に
ブルースの歴史、名演奏家達の歴史を
紐解いていくといった内容の映画。


いやあ、イーストウッド、立派!
知識も豊富で、
かなりのマニアである事は、
うかがい知れるんだけれども、
あくまでも謙虚に。分をはみ出さない。


普通、マニアになると
語らずにはいられない」か、
タメに物言わせる」か、どっちかじゃん?

それが全くなくてさ。
煩くねえのよ。
余程好きなんだね。
すごく好ましい演出でありました。


関係ねえけどさ、
日本のブラックミュージック好きな奴等って、
なんでああ、こけおどし的態度、
ルックスなんだろうね。
笑えてきちまう。

「アゲアゲで決めるよ」とか、
「日本のギャングスタラップ」なんて・・・わははは。

何か悪いものでも食ったか、吸ったか。

あるいは、薀蓄垂れ流しのブルース、ジャズ語りね。

知識は大切だし、
武器でもあるだろうけれども、
とにかく目の前の現実を楽しめよ

いや全く、
イーストウッドのツメの垢でも飲んで欲しいもんだ。

 

初めて見る人。
初めて見る演奏。

マニアではない私にとっては、
初めてがキーワードであったりしたけれども、
それでも充分楽しめた。

こういうの見るとつくづく
音楽は黒人に与えられたギフトだな。」と思うし、
ずば抜けた技術・テクニックは
全て突き詰めると
笑いと祈りに帰結してゆくっつうのがよく解る。


私はじいちゃんが元気でチャーミングっつうのに、
とりわけ弱いんだけれども、
2人のブルースピアニストが連弾して、
終わって笑い合って、称え合うシーンなんて、
まさにズキュン!!

そして、ラストシーン。
このレイ・チャールズの演奏を見る、聞けただけでも、
良かったと心から思う。

この祈りが、私の何か
ずっとモヤモヤしていた事のヒントになった事は確か。

政治的な事を語ること。
POPである事。
その融合のある種の形が提示されていて、感動した。
祈りって、無力じゃねえんだな〜。

・・・なんて事を考えた訳っすけれども、勢いに任せて
グラフティブリッジを見返したのは、
はい、どうだったんすかね。

いや、良く眠れましたけれども。
わははは。・・・などと言いつつ。




posted by kazoo at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(は) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

華氏911


華氏911
を見てきた。



 

ヴィレッジと迷ったんだけどさ、
先に見た友人がぶーっつうから、
シャマランVIDEOでいいやと思って。
何となく予想ついちゃうじゃん?
アイロボット?
あ〜、VIDEOでいいっす。


結論から言うと、
前作ボーリングフォーコロンバインには及ばず。
映画的には、
かなり危うい、荒っぽい作品だと私は思う。

プロパガンダか否かっつう
議論も出ているようだけれども、
マイケルムーアが
前作である種の権力になったのは事実だろうし、

ドキュメント部分を積み重ね、
流れをつけるッつう行為は、
危うさを伴うよね

どうしたってさ。

ヒトラーの昔から、
欺くにしろ、洗脳するにしろ、
映画が利用されてきた事実はある訳だし。

でもさ。

わたくしが政治的な事件や事柄について
語るのが苦手なのには、
2つの理由がある。

ひとつは、そういう事を突き詰めて考えていくと、必ず
「じゃあ、お前はどうする?何ができる?」
って問いに、
満足のいく答えを直ぐに導き出せない事実があること。

これはこうよという情報も、見方を変えれば・・・ってのは、絶対にあって、
何が正しいか、正しくないか、
直ぐに判断できないし、

自分が誰かの見方、考え方に
影響を受けていないか、
いや、もし受けていたとしても、
それを充分に消化できているのかッつう事を考えると、
答えが出るには
恐ろしく時間がかかる事だし、
無力感も付きまとう。

後もうひとつは、
生理的な事。

そもそも、政治的な事や事件について、
積極的に発言している人達って、
真面目でさ、

な〜んか私の冗談が通じないような感じ
イメージがあるのよ。

なんかさ、下手な事言うと、
おこられるみたいな感じ?
(ま、確かにわたくしの冗談は
面白くねえんだけど。)

勿論、中には・・・って事もあると思うけれども、
国会議員一つとっても、
なんかpopじゃねえじゃん

私は「真面目」とか
「思想」とか
「国」とか
「権力」とか、

そういう言葉からは、
なるべく距離を置いて、
のんきに生きていきたいと考えている派なので、
そこら辺影響してるんだと思う。

POPに、私にも解る形で、
わかる言葉で、
政治や事件を説明してくれる人がいてくれたら、
その人は私にとってのスターさんだわ。←あくまでも、他力本願。わはは。

そんな私がなぜ華氏911を見る気になったのか?

それは、最近のこの国のニュースが
明らかにおかしいからだよ。


だってさ、大変な事件があっても、
NHK、民放、み〜んなアメリカの選挙戦がトップ。
ブッシュ再選?それとも?
アメリカがくしゃみすりゃ、日本は風邪ひくのが事実だとしても、
これは異常でしょう。

それは何故?

それはさ、対岸の火事だからだよ。

矛盾だ、不正だ、問題山積・・・いくら言った所で、
直接選挙権もない私達にとっては、
アメリカの現実、それは娯楽。

眉間に皺寄せて、
問題点を語れば語る程出るエンドルフィン。

きっと、華氏911を見た多くの人達は、
善男善女で問題意識も高く、
この映画を「楽しんでいる」事実には鈍感程度に
善良なんだと思う。

その証拠に、私が見ている間、
周りの人誰も笑わなかったもん。ブリトニー
がガムクチャクチャで
ブッシュに賛同しても、
リッキーマーティン

みんな「お勉強」してたんだよ。
ま、マイケルムーアの冗談も、
私のそれと50歩100歩だったけどさあ。

危うい映画、危うい観客、危うい私。
そんな中でず〜っと私はひとつの事を考えていた。


こういう映画、創れるかな?今の日本に。

この危うさを引き受ける日本人、いるのかな?

エンターテイメントの世界が元気じゃないと、
平和も自由も実感できない。

POPである為に、
この危うさも引き受けられる度量の深さを
私達は創れるのかしらん?

最後に映画の中で印象的だった言葉を。

無知な者は、それゆえに、支配される。






posted by kazoo at 00:24| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 (か) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

相棒−劇場版V− 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ

「う〜〜〜〜ん」



「何うなってんのよ」


「うううう〜〜〜〜ん」


 
「だから、何!?」


 
「いやあ、観てきたんだけどさ」


 
「なにを???」





相棒−劇場版V
− 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ


「長いタイトルだわね」


「・・・そうね」



「で、どうだったの???」



「劇場は混んでたわよ〜〜〜。

ほとんど座席が埋まっていたもの」


「あら」


「そりゃあんだけいろんな番組に出て

「ぜひ劇場で」
って宣伝していたからさ

ある程度は予測していたけど


でも
やっぱり

「混んでる」


って実感できたのは

いち映画ファンとしても

嬉しいことではあったわよね」


 

「嬉しいと言いながら

で、なんで
なにか奥歯に物の挟まったような・・・」



 

「う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん」




「だ・か・ら
なによ!!!!!」


 

「今からご覧になる方の
気持ちに水をさすのは
本意じゃないけどさあああああ〜〜〜〜〜」



 
「うん」


 
「ファンの人に喧嘩を売るつもりも
ないけどさあああああああああ〜〜〜〜〜」


「うん」


 

 




「成宮は大根ッ!!!!!」







「きゃ〜〜〜〜〜〜〜




あーた

なにを言い出すのッ!!!」



 

「だって〜〜〜〜〜」



 
「だってじゃないわよ。

右京さんは
成宮君演じる甲斐享が
とても
気に入っていて

最近じゃ

「息子を見つめるような目で見ている
よくそう言われてるんですが
それもまた
「相棒」の世界を広げることになっている」


とか仰っていらっしゃったほどよ。」



「・・・水谷さんが
ってか

右京さんが甲斐くんをお気に入りだったとしてもさあ〜〜



甲斐くん
場面を回すセリフを言う時なんか

なんか遠くを見て


小さくタメ入れて


セリフを言う


そういうパターン
多用しすぎだと思う〜〜〜。

 

「甲斐君
一体どこ見て話してるの??」

って。


 

現代劇の中で
一人歌舞伎やってるみたいに

パターン化された演技
ずっとみせられてもさああああ〜〜〜


息子的立場だっていうのならば
もっと自由な台詞回し

 

ほら
あの電話でハッピーバースデイを歌って
右京さんに見つかってしまうしまうシーンの調子で


「マジっすか」
とか

「できてねえし」
とか

そっち方面で押してくれるといいと思うんだけどねえ」


「ふむ」


「で、
そんな成宮くんに
いいところを

見せ場を作ってあげようとしたのか


今回は絶海の孤島で
走ったり
飛んだり」


 

「うんうん」


「だけど、これもさあああああああああああ」


 

「もう〜〜〜
なによ


頑張ってらしたんだったら
いいじゃないの」


 

「確かにそうなんだけどさ


その「アクション」シーンが
重要ポイントかっつうと
ちょっと違うしさあ

作品自体いろいろと
金かけてるよね

うん
お金かかってるわよね〜〜〜ってことも思うんだけど」


 
「だけど」


「なんだろう

この


「求めているものが得られない」感じ」



「?????」


 
「はがゆいッ!!!!」


 
「そうなの??」

「そうなのよ!!!!

右京さんが「業腹」なら


わたくしは「隔靴掻痒」!


やっぱしさあ
「相棒」といえば

謎解き


そしてその謎解きが骨太な
社会的問題につながっていて・・・じゃない???」


 

「うん」


「今回
謎解き部分
もちろん、あるんだけど

なんかこう・・・・・」


「なによ」


「な〜〜〜んかさ

解いた時の
「カタルシス」が薄いっていうかさあ」


「ふう〜〜〜ん」

「そうなのよ

なんかさ

パンデミックとか
核問題とか
領土問題
国防

いろいろてんこ盛りなんだけれども


 

作品の中での謎解きの


「緊迫感」が


こっち側に
もひとつ伝わってこない



「う〜〜ん」



 

「そもそも
組織の中の悪の感じなんかも

もうひとつ軽いんだわよ。


 
思えば
亡くなった官房長のように

清濁併せ飲んで尚…の怖さ

それがさあ・・・・

だから謎解きもさ

「あら、そういうことだったんだ〜」
って淡々と」


「う〜〜〜ん」


 
「代わりに
目に付くのは

絶海の孤島で
「紅茶」を飲む右京さんとか

「細かい所まで気になるのが僕の悪い癖」とか


 

そういうファンに対しての

「くすぐり」部分


 


「あ、言ってた

言ってたわね〜〜」


 

「けどさ
あれはさ

本筋でのぶっとい流れがあってこそ
そこがしっかりしているからこそ
息抜き的に
初めてクスっと笑えるものであって



 

そこを最初から「狙われちゃう」と
あたしは「違う〜〜〜〜」って思っちゃうのよ」



 

「う〜〜ん」


 
「相棒はさ

人気の高いドラマじゃん???

それは
やっぱり

 

「大人」のドラマだったからだと思うの。



 

重ねて言うけど亡くなった官房長とかさ

もう「喰えない」魅力の

キャストがいっぱい出てきて


その中であったからこそ
「変人」と言われながらも
天才で

「正義」に対して
愚直と言えるほど
真面目な右京さんの魅力が
発揮されていたんだと思うの」


 

「うん」



 

「でもさ

甲斐が相棒になってから

な〜〜んか
右京さんの魅力が迷走していると思う。


甲斐君のファンの方には申し訳ないけどさ

やっぱり

右京さんは
「守る」よりも
「攻める」なのよ


「教える」よりも
「競う」なのよ


「大人」と組んで
戦いつつ・・・って立場じゃないと・・・・と思ったわ。


 

もうさ
今回は

単に


 

「右京さん
すごいのね


よく気づいたね
右京さんだから
当然か〜〜〜」で終始しちゃうんだもの。」


 

「う〜〜〜ん」



 

「あとさ


やっぱ

「セリフ」で説明しちゃうのは
どうなの???


民兵たちの
必死な思いってのも
上っ面だけで描いてあってさ

結局最終的に


「セリフで説明」

お金かけている割には・・・・だったなあ」



 

「う〜〜〜〜ん」



 

「あーたずーっと
「う〜〜〜ん」ばっかじゃん



 

何かほかに
言うことないの???



 

その「セリフ」で説明されることは

重い。

重いことだからこそさああああああああ〜〜〜〜」



「いやあ、じゃあ
見所は????」


 

 

「そうね〜〜〜

サイボーグ釈ちゃんと〜〜〜」


 

「やめなさいッ!!!!」



「・・・・とにかく
お金がかかっているのは
わかったけれど

TVでも良かった


でも」


 

「でも!?」


「伊丹刑事元気だったし

三浦刑事も出てたし

神戸ちゃんも出てたから


ま、いいや!!


 

「・・・・そんな投げやりな〜〜〜〜」





 


 



ラベル:成宮寛貴 水谷豊
posted by kazoo at 17:00| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画(あ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ディス/コネクト

「おかずです!!」



 

「ずーこですっ!!!!」



 

「観てきましたよ」



 

「観てきましたね」



 

「ディス/コネクト!」



 

「ディス/コネクト!!」



 

「京都T-JOYで」



 

「ええ
観てきました〜〜!!!」



 

「映画館
混んでたねえ〜〜〜」



 

「れりご〜って盛り上がってる
お子様連れとか」



 

「アハハ」



 

「映画好きなあたし達としては
なんか嬉しい状況の中」



 

「うふふふふ
観てきました!!!」



 

「ディス/コネクト
これさ
マーダーボールの監督作品なのね」



 

「そうそう!!!
ヘンリー・アレックス・ルビン監督
それ聞いた瞬間
わたし、俄然興味倍増〜〜」



 

「以前王国でも
ご紹介したよね」



 

「そうそう。
マーダーボールってのは
ウィルチェアーラグビー
つまり
車椅子ラグビーにかける人たちの話しだったんだけど
障害者=重い話し的な着地に終わらない展開
むしろすっごくPOPでさ
見ごたえあったの」


「そうそう。

今回のディス/コネクトも
SNSとかさネットの世界をテーマの作品だから
「重い」とか
「難しいんじゃないの」とか
勝手に思い込んで
鑑賞予定リストから外すのは
もったいないことになってるわ」


 

「そうよね
この作品
あたしたちの好きな
群像劇でもあるから
ほんっと引き込まれる。」



 

「誰に感情移入するかって事でも
見方が変わるわよね。」



 

決して「お説教」映画ではないしね。」



 

「うん。
警鐘映画ではあっても
「お説教」映画じゃない
わ」



 

「とはいえ」



 

「とはいえ?」



 

「なんかいや〜〜な汗が出たのも事実。」



 

「あ〜〜〜、ねえ」



「特にあのなりすましの子
今後を思うと・・・うう。」

 

「えっとね
ちょっとネタばらしになっちゃうけど
音楽好きで
でもちょっとみんなから浮いてる感じの男の子に
SNSで女の子になりすまして
近づく男の子
がいるのね


おかずはその子のことを言ってます。」


 

「うん。
説明ありがと。


で、音楽好きな子は
なりすましの子が仕掛けた
あることがきっかけになって
追い詰められて
自殺しちゃうんだけど
ギリギリのところで
命だけは助かるの」

 

「もうさ〜〜〜」



 

「可愛そうで、ねえ〜〜〜」


「あまりにもナイーヴで」


「うん。
けどリアルだったわ」


 

好意を寄せられた相手に対して
無防備になっちゃう
って
ほんっと
リアルだもの」



 

「実際問題
日本でもさ
同じようなこと要求されて
「だって好きだから♪」って
応えちゃってる子
多いかも〜〜〜〜」


 

「かも〜〜〜〜〜」



「それが未来永劫
2人の中で収まっていることとは
限らないのに」


 

「でもさ」


「でも、ねえ〜〜〜」


「話はここから」


 

「うん」


「犯人は誰だ!!!」


 

「息子を自殺するまでに追い詰めた
犯人は誰だ!!!」



 

「う〜〜〜〜〜〜」



 

「今までの親子関係を
修復贖罪するかのように
息子を追い詰めた
犯人追求に邁進する父親」



 

「追求の結果
犯人がわかったところで
息子が目覚めるわけじゃない


だから
病院へ行って
ただ傍にいてあげてっていう
母親の言葉も無視して」



 

「無視してっていうかさ
この父親は
こうなってみて
ほんと
息子のこと
「判っていない」
「何も知らない」

自分に怯えたんだと思う」


「・・・」


「演じる
ジェイソン・ベイトマン
熱演!!!」


 

「巧いよね〜〜」


「家族同士であっても
夫婦同士であっても
毎日会話してても
毎日顔を見合わせていても

「わかり合えているか」

それはね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」


「うん」


 

「今の社会って
あちゃらに限らず
日本でもさ
ディス/コネクト
人間同士の関係遮断ってか
関係が希薄ってところから
たくさんの問題が出てきている訳で」



 

「そう
そんで親しい人が
ネットの世界の中で
どんな顔をしているか
なんて


更にわからなかったりするよね」


 

自己演出も入るしさ」



「ちょっと
姉御的キャラを構築しちゃえば
全能感
だって出てくるし」


「あーたは初手から
姉御っていうか
女王様キャラだわよね」


 

「ふんっ!
そういうあーたは
執事キャラ??」


 

「う〜〜〜〜ん」



 

「う〜〜〜〜ん」



「・・・ほんと考えると
いろいろと怖いんだけどさ

で更に言えば
日本だとネットイジメとか
ニュースでもバンバン流れてて

ある意味そういう問題って
普通にあたし達の会話にも出てきて
ポピュラーでもある
訳じゃない??


実際問題
LINEいじめ
リベンジポルノ

とかさ
基本ネット苦手なわたくしでも
知っていたりするし〜〜。」

「酷い事件も次々・・・よねえ」


「だから映画に出てくる
なりすましにしても
情報流出にしても
なんつうか
怖いんだけれど
「既視感」があるの。

だからあたしは
『既視感』って感じてしまう
そのことが
そういう今の自分たちの生きている状況が
一番怖いってか
ディープだわねえって気がした。


 

「あ〜〜〜〜〜」


「チャットで個人情報が
漏れちゃって
財産全部乗っ取られる羽目になる夫婦」


 

「あ、あれもねえ〜〜〜」



 

「あのエピソードを観ている時に
思ったことがあってさ」


「なによ」


「ほら
あちゃらの方って
なにか心に引っかかるものがある時
カウンセラーにご相談ってシーンが
度々映画に出てくるじゃん??」


 

「うんうん」



 

「もちろんカウンセラーに話すってのは
カウンセラー=プロだろうから
問題解決に早道な方法なのかもしれないけれど」



 

「しれないけど?」



 

「でもさ、あたしなんかだと
プロのカウンセラーより
身近な友人
あるいは身内の方に話した方が
すっきりするけどな・・・って気がしちゃうのね」



「う〜〜ん

でもさ
あーたの
「隣の奥さんが
台所の窓から覗いて
あたしのファッションをチェックしてたわ!」


とか

「隣の旦那さんが
2階の窓から覗いて
あたしの美貌をチェックしてたわ!!」


「きっとなにかあるわ!!!」
とかいう被害妄想的あれこれを
毎回真剣に聞かなくちゃいけない
周りの方たちのこと思うと
プロの方がいらっしゃるのならそっちの方が
・・・って気がするけど??」


「な〜〜に言ってくれちゃって!!!

プロってことは
お金が介在するわけじゃん???


そういう相手なら
そういうエクスキューズがあれば
心の中
全部言えるけれど

そうじゃない相手には言えない・・・ってのに
かねがねあたしは
疑問ってか
ささやかな違和感を持っていた訳」


 

「ふ〜〜ん」


「でさ、
このチャットうんぬんって夫婦の
特に奥さんの方は
孤独を抱えていて
それを
チャットすることで解消しようとしていた・・・ってことなのね」



「うんうん」


「それってさ
チャットの相手がイコール
カウンセラーと同じ立場ってことになっているんだと
思わない??」

「??」


 

「つまりさ
「ネットでの相手」ってエクスキューズが
つくことによって
気持ちをさらけ出す心理になってるってこと」



 

「あ、そういうことね」


「エクスキューズによって
躊躇いや関係性がフラットになるってのは
幻想なんだってことだと
思う」


 

「本人は必死なんだけどね。
けど、救いの場だったはずの
その行為で個人情報流出

って問題に繋がっちゃう」


「うん」

「あたしはさあ
途中で
旦那が
ま、この旦那もいろいろ問題多々な訳だけれど

「誰も助けてくれない
自分たちでなんとかするしかないんだ」

っていうじゃない??

あのセリフが妙に
印象的だったわ」

「情報流出という
とんでもない事態の中で
初めてこの夫婦は向き合うことになるのよね」

 

「うんうん」


「あと
ポルノサイトに出演する未成年者を取材する
女性TVレポーターが出てくるじゃん??」



「出てきた
出てきた」



「彼女がさ
最終的に
「俺と一緒に暮らせるか」ってあの子から
聞かれた時に
彼女もまた
それまで
いっろいろあるんだけれども
初めて
彼と向き合ったって気がしたのね」

「うん」


「彼女の中にある
好奇心
欲望
同調する心

そういうものが
あの場面で全部引き出されてしまう」


 

「そうだったわねえ」



「あのシーンで
彼女の「優位性」ってのが
どんなに脆いものか
っていうことも」

「・・・・」

「「優位性」と言えば
ネット犯罪を取り締まってた経験のある
元警官はさ
その闇を熟知しているから
息子のネットに対する関わりかたを
厳しくコントロールするじゃん???」



「うん。」


「でも、そうやっても
制限しても
コントロールしても」

「あんなことが起こってしまう」


 

「うん」



「で、
ここでも
初めて
親子は向き合うことになる」


 

「ネットの世界ってさ」


「なに??」

「よくリアルとか
非リアルとか言うけれど
現代を生きるあたし達にとって
間違いなく
もうひとつのリアルじゃない??

でさ、それはもはや
無視することはできないし
かといって、依存しすぎるのも・・・だし」


 

「そうねえ
でもさ
今、バスでも電車でも
み〜〜んなスマホいじってるわよ。


昔はさ
「異様だ」なんて声も
ちょっとはしていたけど
今はもう当たり前の風景。」


「元警官の彼が
息子のデータを消去するシーンで

「ツール」ボタンをクリックするんだけど」

 

「あ、あのシーン」


「そう
SNSもチャットも
何もかも
「ツール」

あくまでも
「ツール」でしかない。

けど
その「ツール」は
とても大きなもので
「使う人間を振り回しかねない」もの
だってことをね
あたしは

改めて考えちゃった」


「そうねえ」

 

「そんなの
散々今までだって言い古されてはいるんだけどさ
なんていうか・・・見入っちゃうのは
やっぱり見せ方が上手いんだわね。


でさ
ツールを制御できるものがあるとしたら
それは人間力
中でも
「想像力」がものをいうんじゃないか
と」


 

「想像力かあ」



「けど

想像力を培うのって簡単じゃないよねえ」


 

「そうねえ」



 

「は〜〜〜〜〜〜」


「は〜〜〜〜〜〜」

「リアルだけが大事で
ネットは・・・ってなことでもないもんね」


「そうね」

「あたし
とーっても大事な友達っての
ネットで知り合った友達っての
いたりするもの」


 

「結局
ネットでも
リアルでも
「向き合い方」ってことに尽きるのかもしれない。」



「もっと言えばさ
人は基本
孤独なものなのだから
その「孤独」への向き合い方

それが
ネットというツールによって
試されることも
そういう場面も多いって事実をさ

忘れちゃいけないんだと思う

 

「ネットの怖さって
結局人間の孤独への対処の仕方に
繋がっているように思うもんね。

「リアル」も「ネット」も要は「人間」って事」



 

「で、あーたにしては
ここまで真面目に語ってきたけど
それでおしまいじゃないでしょ??」



 

「あら
あーたってば


あたしになにを期待しているのかしら??

あーもちろん
あのレポーター
あんなに美味しそうな子
なんで食べなかったんだろとか」

「淫行になるからよ!!」

「あら〜〜
だって
ほんっと美味しそうだったわよ〜〜」


「知りません!!!」

「あと
美味しそうな子たちの
わる〜〜いボス役の
マーク・ジェイコブズ!!!」

「本人的に
もんのすごく納得の行かない
ダサださファッションだっていうけど」


 

オーラがすごかった!!!」



 

「色悪的オーラっつうか、さ」



 

「あれは見ものよね〜〜〜」


「伊達に遊んできてないぞ!的なさ」

 

「あら、彼、遊んでるの???」



 

「遊んでないの??」



 

「・・・まあ遊んでるんでしょうね」



 

「あと
とっても大きな隠し事してて
それがちょっとずつ
バレていくってのは
心臓に良くないわ〜〜〜」



 

「あーた
よくその手の夢みるって言ってたもんね」



 

「そうなのよ〜〜〜


嘘はいかん!
嘘は!!!!

「なにを偉そうに。
息を吐くように嘘をつくくせして〜〜〜」


 

「・・・・!!!!!!!!!」



「とにかく
ちょっと面白い骨太作品」


「この監督は
今後も要注目だわよね。
嘘つきさんも
正直者も、ぜひ!」


「・・・そのお薦めの仕方は
どうなの〜〜???

あ〜〜
あたしもいい加減
あーたとディス/コネクトしたいもんだわ」


 

「!!!!!!」







posted by kazoo at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(た) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月02日

ジェームズ・コバーン

まだまだほんのガキの頃、
父から連れて行ってもらった映画館で
生まれて初めて見た洋画が
大脱走だった。



これは結構私の中に残っている出来事で、

(AND密やかな自慢だったりもするんだな。
この自慢を理解してくれる人は
限られるだろうけど。)

あれだけ気難しい父が、あの時
なぜガキだった私を一緒にと思ったのかわからないけれど、


それから後、父とぶつかる度に、
「でも、大脱走を見せてくれたんだよな〜。」
と繰り返し思った。


ガキだったから、
その時の内容
細かい事はもう覚えてない。

(後日大人になって見直して、「ああ、そうか」と思ったものでした。
ビデオってありがたいね〜。)

主演のスティ-ブマックイーン
バイクを乗りこなしているシーンが強烈で、
とにかく訳もなく興奮した。

だって、それまで
そんなの見たことなかったんだもの。

今じゃもっと凄いシーンが
CGで作り放題だけれど、
生身の身体の躍動に敵うものなし!

ガキの私には字幕を読むのも、結構大変だったけど、
もう、そんなの読まなくても、
画面見ているだけで、
身体が前のめりになっていくのが判った。

思えば、私の「猿顔好き」はここが原点か?

だけど、何より強力に不思議に残ったのが
写真のこの人。
SPEAK LARKの
(って、今覚えてる奴いるのかね。)
いぶし銀のオトコ。

ジェームズ・コバーン。

大脱走の中では、てこてこと歩きと自転車で
脱走しちゃうんだよね、この人。
クスクス。

何だかあぶらっけがなくて、
ひょうひょうとしてて、
でっかい手で。

いつもメインを張るって訳じゃねえんだけど、
しら〜っとした顔で
おいしい所持ってッちゃうこの人に
ガキの私は、きゅいーんときた。

生まれて初めて
「いいな〜」と思った外人さんだった。

思えば私の2番手好きは、ここが原点か?

いろんなスターさんがいて、そりゃあ色んなタイプがあるけれど、
コバーン氏の場合、私は
「こんなオトコに守られたい。」と思うのですよ。

ま、思うのは勝手ですから。はい。

いいじゃん!!思っている位さ〜〜。

私が大人になって、
オスカーナイトかなんかで
晩年の彼を見たときは、
すんげ〜ブットイ葉巻が似合ってて、
「あ〜、なんてかっけーんだ!」と驚嘆した。

(ついでに想いの外
厚くなってた身体にも、驚いたけどね。)

「嫌煙」なんて言葉、ふっとんでたもん。あの、アメリカ、でよ?

別に葉巻バンザイって訳じゃねえけどさ。
悪癖は人生の楽しみって判ってて、
全く悪びれてないその姿
かっこ良かったのよ。私には。

電撃フリントシリーズなんかでの
B級映画の稚気と心意気を
わかってやってんでしょ?的な
その立ち位置が大人の役者だと思う。

「つまんない女が多いな〜。」
「いい男がいないわ〜。」

「オトコが確立してないから、いい女が生まれないのよ。」
「オンナが成熟してねえから、オトコが磨かれねえんだよ。」

74歳永眠。
いい時代のいい役者。
そして守ってもらいたかった人。
ジェームズ・コバーン

まったく
いい大人はさっさと退場してゆくんだよな〜。








posted by kazoo at 00:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(さ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ

好き嫌いを殊更に言うのは、
決して上品な話じゃねえって知ってるけど。
まあいいや。


虫が好かねえっつうのを、
言葉で説明するのは難しいよね。

まあ、早い話
「なに〜?この女、鬱陶しい〜〜!!」って話しでさ。

 

そういう女優が何人かいるんだけれど、
(って、複数かいッ!!)

その1人がグィネスパルトロウ

写真のおばちゃんと姉ちゃんの間年齢の
微妙な女性でありまする。
(この写真じゃお姫様してるけどさ。)


ブスだッ!!
華がないッ!!

演技・・・巧いのか???
なのに、美貌のファムファタル役とかやるんだわ。

なぜッ!?
出て来いキャスティングデレクター!!

なんせテンション下がるのよ〜。
彼女が出てくると一気に。

そもそもがブラッドピットの婚約者として名を上げた彼女。
ま、結局一緒にはならんかったけどさ。

(いい男の女の趣味ってのも、訳わからんよね。
木村拓哉といい、ベッカムといい。

・・・もてすぎて
ちやほやされてる間に目が狂うのかね。)

この人って「美人」「上品」「センス良し」って括りで
語られる事が多いんですけども。

そうか〜〜???

いや、人の美醜を殊更に言うのも
これまた上品じゃないって知ってるけどさ〜。

こいつが美人〜????

ケトウの感覚が全くわからん。

な〜んか幸薄顔なくせに、野望だけはギラギラって感じでさ〜。
でもオスカー女優でっせ。

私は彼女が
上の写真の演技(恋するシェークスピア)でオスカー取った時、
なぜ「エリザベス」のケイトブランシェットにやらなんだ?と
納得いかんかったぞ〜。
ケトウの感覚が全くわからん。

ブラッドと別れてからというもの、
どんどんつきあう男のランクが下がっていたけど、
何とかコールドプレイ
(ってその名も意味ありげだな。おい。)の
ボーカルゲットし、女児出産。

んで、生まれた子供の名前が「アップル」。

向こうじゃ陣痛の痛みで気が狂ったとまで言われた命名なれど、

本人「アップル柄を見ると手に入れなくちゃって思うわ〜」と
至っての〜てんきなコメント発表しとります。

娘さん、ぐれないで下さい。

虫が好かんグイネスの顔!センス!演技!!

だけど、唯一、「・・・いいじゃん。」
って、認める一本あり。

・・・ちくしょうッ!!




posted by kazoo at 00:12| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画(さ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フィリップ・シーモア・ホフマン

ss03072801
このブログをやっていて、
改めて気付かされたんだけどさ。


映画の好みってのは人それぞれ。

だけど、何にしろ
面白がるポインツが似ている」人ってのは、
友達になり易いね。

(うわ、何か仲良しムード大好き光線出た?
それは違うからね〜。
わたくし、結構、っつうか、
かなりえり好み激しいですから。)

話しの広がりが早い。

そのポインツって、何よ?
って言われると、
これがまた言葉にするのが難しいんだけどさ〜。


それってさ、結局
笑いのポインツが同じ」って事だと思うんだけど。

(私は一緒に暮らすなら、
笑いのポインツが同じってのは、結構重要だと思うっす。

ま、そんな相手はおらん訳だがな。)

あんましマニアックに
「あの場面のこの角度のカメラがさ〜」とか言われちゃうと、
「さ、そろそろお暇しようかな。」
って思うけども、

「あ〜、この人、ここで悶絶したな?」って判るのを、
必死でこらえてブログに書かれてあったり、
感情を抑えながら話をしているのを聞いたりすると、

うずうず来ちまう。

(大抵の場合、気に入ったものを披露する時って、
大人は感情をあらわにしないように努める傾向がない?。)

じゃ、こっちは見た?
で、どう思った??

私には、とてもありがたい友人がいて、
彼女と実際顔を合わせたのは・・・
あ〜、多分5回にも満たないんだけど。

にも関わらず、ずっと前から、
映画館で長時間座っている事がきつい私に、
衛星で放送された映画を録画して、
度々送ってくれるのね。

これは本当にッ!ありがたい。
なぜなら、私が「見返し・反芻」の鬼だから

気に入った本と同様、映画も気に入ったものは、
何度も何度も見たい性質なんだな〜。

彼女のおかげで、
「デッドマン」や落ち込んだ時の常備薬「プリシラ」は、
もう、何度見返したことか、忘れちまった。

私は頭が悪いのか何だか、結構何度見ても
「おお〜」とか思っちゃうんだけどね。
っつうか、やっぱり
映画ってこっちの
気持ちとか体調、時代によって
印象が変わるもんじゃん?

 

だから、ま、逆に言えば、
すんげ〜気に入ってた映画でも、
「あれ、こんなんだった?」みたいな現象だって起きたりするんだけども。


(私はこれをポランスキーの「赤い航路」で経験した。

最初見た時は、深遠な愛の物語って思ったんだけど、
後に監督の自己申告映画
「変態さんバンザイ?」と思い直した。

ついでに言えば、ヒューグラント好きな人には、
踏み絵みたいな映画でもあるじゃぞ〜。わはは。)

んで、何度見直しても「おお〜」と思う映画に当たるのは、
実はそんなに頻繁な事じゃない。

信じられないくらいの美男美女が、
アマ〜イ甘い恋を語ったり、

宙を飛んだり、跳ねたり転んだり、爆発したり貫通したりするのは、
私だって嫌いじゃないんだけど。

そういうのは、一時の刺激で
2週間もすりゃ忘れちゃう。

いや、嫌いじゃないけどさ〜。

やっぱり、何度も何度も見たくなるのは
どんなジャンルにおいても、きちんと
「人間」が描かれているもの。

これ、必ずしも「真面目映画バンザイ」って話じゃありませんから。
そこんところ、よろしく。

どんだけ甘い御伽噺のように見えても、
「人間」がしっかり描かれていれば、
それは不変の法則になるように。

逆に言えば、人間が描かれていなければ、
どんな大作でも、
結局の所、バイバイキ〜ン。

そういや、パールハーバーなんて映画もありましたな〜。

(更に言えば、この映画のプロデューサーの
JERRY BRUCKHEIMERの作る映画は、
どれも派手だが、大味。)

 

近頃のハリウッド映画の危うさってのは、どういうもんだか。
結局善か悪か、黒か白かでどかどかどんどんってのが多くて、
グレーの面白さを持ってる作品がさ〜・・・。

大味。コクってもんがナッシング。

やっぱり、あれかね。
国を代表する人が大雑把だと、それに似て・・・?


そう考えた時、やっぱ映画って、
脇がたつっつうの?
脇役がいきいきと動いている作品が間違いないような気がする訳さ。

んでね、長い長い前置きでなんだけど。

私がこいつが出てるなら、見てみようか。とりあえずは!
と思う俳優の1人が、

写真の彼、フィリップ・シーモア・ホフマン
君です。

ださいんだけどさ〜。
演技はピカイチ。

「いい人だけど・・・ごめんなさい」
タイプだけどさ〜。
・・・って、褒めてます。私。

彼の凄いところは、前にも出れるし、脇にもいける。
これ!これですよ!!

んで、脇に回った時に

「あれ、ほら、あの役の・・・名前わかんねえけど、
巧かったよね〜。」

「ああ、あの、あれの人でしょ?
いるよね〜、ああいう奴。」

「いるいる。外人ってさ、
本当の所、あんなんのが多いよね。」

「言える、言える。」

・・・って、結局は容姿の話しかいッ!だったりするけど。

でもさ〜、慇懃無礼な執事役だとか、
ホワイトトラッシュ、
果てはデブのオカマ。

巧いんです。彼。

変幻自在。

名前なかなか覚えられなかったけど。
ぽてぽてのぽちゃぽちゃだったりするけど。

フィリップ・シーモア・ホフマン

今、覚えていて損はない男。

「いい人だけど・・・ごめんなさい」
ってタイプだけどさ〜〜。・・・って、しつこい?

この間インタビュー記事読んだら
「こんなルックスだから、演技しなけりゃ屑。」とか、自分を語ってて。

自覚・・・ありなのね?

やっぱり、男はコンプレックス持ってからが勝負よね!

・・・って、褒めてるんですってば!!



続きを読む・・・
posted by kazoo at 17:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(は) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。