2014年12月01日

相棒シリーズ X DAY

「こうでなくっちゃ!!」





「え?
何が???」





「あのさ
あたしは
相棒シリーズ
結構、かってるのよ」




「ま〜た偉そうに」




「だって
相棒シリーズって
脚本しっかりしているじゃん



聞いた話じゃ
いろいろ制約が多い
TVの世界の中で
結構骨太なテーマ取り上げてやってたりするし」



「うんうん
健闘しているわよね」



「だけど
そういうご贔屓の相棒シリーズでも
息切れっつうか
低迷っつうか」


「・・・あーたって
絶対どっかで
ケチをつけずにはいられないって
タチなのね」



「あ〜ら
だって
ファンである方には申し訳ないけどさ」



「なによ」



成宮寛貴
右京さんの相棒になってから
な〜〜んか、さ」


「なによ〜〜
成宮君、頑張っているじゃないの」



「・・・頑張っていりゃいいってもんじゃないでしょうよ」




「あら」




「思うにさあ
右京さんは
成宮を育てる父親役・・・を目指したのかも
なんだけど



父親役という程には
枯れてないし」




「そうね
枯れるどころか
日本の警察は
鑑識の米沢さんと右京さんがいれば
安心よ〜とか
あーた言ってたもんね。」



「・・・あーた今、ちょっとバカにしたでしょ。


右京さんと米沢さんを笑うものは
右京さんと米沢さんに泣くことになるんだからねっ!




「・・・何言ってんだか」




「でさ、
最近の相棒には
かつての「リズム」が失われていて
あ〜あ・・・ってところで
今回の映画
「相棒シリーズ X DAY」よ」


「うん」



「だから正直
どうなんだろうと思いつつ
観たんだけれど」


「ほう」



「あーた、さすが相棒!!!
こう来たかっ!!!
だったわよ」



「良かったじゃん・・・ってか
あーた、失望しながら映画館行って
予想が覆ってバンザーイってパターン
多くない?」



「良かったんだから、いいじゃん」



「いいけどさ
つくづく
橋を叩いて叩いて・・・」



「叩き壊しちゃいませんからねっ!!」



「今回の「相棒」の中心になるのは
伊丹と岩月





「現場の叩き上げ伊丹刑事と
最先端の情報捜査の岩月って取り合わせね」





「その昔
憎々しげに



「か・め・や・ま〜〜〜〜」



とか言っていた伊丹刑事が
主役だわよ。
すっかり出世なさって!」




「魅力全開よね!
悪相なのに可愛いという」




「ファンの間じゃ
「イタミン」なんて呼ばれちゃって」


「なんかわる〜いビタミンの種類みたいだけど」


「あ!
あーたそういうけどさ
昔はこういうタイプの役者さん多かったのよ」



「あらそう」



「そうよ
甘いフェイスってだけじゃ
男の顔はもたないんだってば」





「確かに
噂されると背中が痒くなるなんて
唸ってる
伊丹の顔は見ものだったわ」




「そんでさ
岩月とのバランスもいいじゃない?」




「何かと対照的なんだけれど
いつの間にか
「相棒」に育っていく
という、ね」




「うんうん」




「今回の
伊丹刑事、走るわよ〜〜」




「走るし、飛ぶし」



「アハハ」


「で、伊丹と岩槻だけじゃないの」



「何が?」


「だから、「相棒」よ!!


あたしが個人的に
右京さんとは一番いい肌合いだったわと
思ってる


ミッチー演ずる神戸尊
と右京さん



或いは
憎まれ役の内村刑事部長
中園





とにかく
いろんな場所に
「相棒」がそれぞれの形で
存在していてさ


そこが
まずは見所」




「なるほど」



「あとの見どころは」


「なに?」



「X-DAY」の内容よね」




「それって、なんなの?」




「それはさ
・・・あー多分
知らないで観た方が絶対いいと思うから
ここでは言わないでおくわ」




「え〜〜
そうなの??」




「たださあ」



「ただ?」


「完全に覚えている訳じゃないんだけれども



「人々は複雑な真実より、
わかり易い嘘を信じたがる」
とか


「急激な変化はダメだけれど
じわじわ来る変化は大丈夫なんだ」
とか


「実際に(まずいことが)
起きたら“想定外”と言えばいい」
とか


別所達也演じる
財務省族議員のセリフは
かなり怖かったわ」



「なにそれ〜〜〜」



「そういや
原発でもさ
結局誰も「責任をとっていない」って事実があるじゃない?



そういうことを鑑みながら聞いていると
本当にゾッとする内容なのよ〜。」



「・・・・自分たちの一番見たくない部分を
突きつけられちゃうのよね。


場内は結構
中高年多かったけど
終わって
明るくなった時


みんな一様に


「ほ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」って

ため息ついていたもんねえ」




「今もさあ
アベノミクスとか言ってるけど
給料上がる前に
物価上がっていくしさ
いや、その前に
国の借金が
どんどん膨れ上がっている
って事実がある訳じゃん」



「うん」



「だからさあ
X-DAYって
明日あることかもしれない
っていう、ね」




「X-DAY・・・」




「とにかく
詳しくは言わないけどさ
「これはフィクションです」ってテロップ



「・・そ、そうよね??」


ってあたし頭の中で確認しちゃったほど
リアルな怖さがある内容だったよ。」



「ふ〜〜ん」



「「地味」って評価もあるみたいだけどさ
繰り返すけど
とにかく観ていて
ゾーっとしちゃうリアルさ加減で
あたしは見ごたえあったわ〜」



「うん」


「あ、それと
「暇か?」課長の格好良さも
観られるわよ」


「コーヒーもらいに来るだけの人じゃないってことね」




「そう、やるときゃ
やる人だったわよ」





「TVでお馴染みのキャスト
総出演」





「右京さんも休暇中なんだけど
ちょっとは出るのよね」





「うん、ちょっとだけだけど
重要なポイントで」



映画は終わっても
「解決」しないX-DAY。

終わらない
終わっていない
余韻が凄いよ。


相棒シリーズ X DAY」



「難しいことはわからない」って言いながら



そこでとまるんじゃなくて
「自分の中の正義」を支えに
行動する伊丹刑事
の姿って
ひとつの「答え」でもあるわよね。」



「お薦め?」



「お薦め!!」






posted by kazoo at 11:50| Comment(0) | TrackBack(6) | 映画(あ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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