2014年11月28日

ジャンゴ 繋がれざる者

「オスカーをとったっていう作品には
どれも興味をそそられるものだけれども」



「そうね」



「女優賞」



「男優賞」


「作品賞」



「なかでも
あたしたちが興味をひかれるのは」



「脚本賞をとった作品よっ!!」



「映画は脚本!!」


「脚本よねっ!!」



「そういう訳で
第85回
脚本賞
そして
クリストフ・ヴァルツ

助演男優賞




「祝2冠!」



「気になって
気になって仕方なかった
ジャンゴ 繋がれざる者




「観てきましたっ!!!」




「観てきました!!!」


「おかずですっ!!」





「ずーこですっ!!」





「2人揃って〜!!!」





「映画に耽溺〜〜〜〜!!!!」




「映画の神様の
粋な計らいで」




「今回
ご招待だったのよね〜〜」




「ね〜〜〜」




「ありがたし〜〜」




「ありがたし〜〜〜」



「で、
どうだったの?」




「これがまあ〜〜
あーた!!!!


た・ん・の・う〜〜〜〜♪」




「面白かったんだ〜〜」



「あのさ
度々言っているけど
あたしは
最近の無意味な血ドバーっは嫌いなの」




「うん」



「だけどさ
タラちゃんの血ドバーっは
意味があるし
なんというか・・・笑えてくるのよね」




「中学生の子供が
喜んで撮ってるって感じがあるもんね」



「そうなのよ。

言ってみれば
タランティーノ
タラちゃんだって
脚本賞2度もとってるし
「大御所」な訳じゃん??」




「大御所・・・う〜〜ん
彼にその言葉は
似合わねえ〜〜〜っ!!!」




「そうなのよね〜〜
アハハハ」




「もうさ大御所っつうより
永遠の映画オタクってかさ」



「そこが彼の魅力」


「血ドバーっも
彼の純粋さが透けてみえるものねえ」



「物語の内容は??」



「えっと
物語は南北戦争前の
アメリカ南部を舞台にした西部劇
でね」





「西部劇!!」





「そう
西部劇なの。

解放奴隷のジャンゴが
ドイツから来た賞金稼ぎの
Dr.キング・シュルツに導かれ、
奪われた妻を取り戻すため、
農園の領主カルヴィン・キャンディに立ち向かう
ってのが
主たるストーリーなんだけど」




「うん。」




「このジャンゴをやるのが
ジェイミー・フォックス




「反抗的な目が
印象的だったわよね。」




「あの目があるから

あの「背中中」に
ムチの痕だらけっていうのの
説得力が生まれるのね」



「ジェイミーといえば


オスカーでの感動的なスピーチだけど
それも
もう2005年のこと。



時間が経つのは本当に早いよね〜。」




「そういえば
彼の
拷問シーンでの

あのボカシは
無粋だったと思わない〜〜〜?」


「身体張った熱演に
失礼よねえ」



「だけどジェイミー
この役演じるの
気持ちよかったと思うわ〜」




「うん。


もう
誰が見ても
格好いいんだもの」



「あの早撃ちシーン!!!」



「練習シーンも良かった!」




「助演男優賞をとった
クリストフ・ヴァルツ
ドイツから来た賞金稼ぎの
Dr.キング・シュルツ
役」



「この2人の
チームっぷりがいいの」




黒人と白人
それに奴隷制なんてニュアンスを
絡めてある訳だから
もっていきようによっちゃ
デンジャラスな評価をもたらしそうな
ストーリー
なんだけど」





「うんうん
ニガー
ニガー
って
まあ
凄かったもんね」




「だけどDr.キング・シュルツは
ドイツからやってきたって設定だし


ニガー
ニガーって
言い倒すこういう作品の
主役をやったのが
「あのスピーチ」をやった
ジェイミーな訳じゃん??



「風の通し方」が巧いよね、
タラちゃん



物語の中に流れる
「人種差別」アッカンベロベロバー
テーマの見せ方がさ」



「巧い。」



「巧いといえば
それにしても
ほんっとおおおおおにっ
クリストフ・ヴァルツは
巧い
よねえ〜〜」





「ほんっと
巧いっ!!



イングロリアスバスターズの
あの「いやらしさ
と打って変わって
今回は
飄々としてて
いいやつ!!



「いい奴の役!!!」


「あたしが英語堪能だったら
もっともっと
彼の上手さを
堪能できたんだろうなあ〜〜って
心から思うわ〜。」




「この作品
本当に「英語」で
面白がらせるシーンが
多い
の」




Django
名前の綴りを尋ねられて
「Dは発音しないんだ」とか」



「Dr.キング・シュルツの
気取った言い回しとか」



「ところでDr.キング・シュルツ
彼は
ジャンゴに対して
黒人だからって
初手から
偏見を持っていないし
メンター的役割の役よね」





「そうそう
あたしは
昔だったらこれ


ポールニューマンあたりが
演じていそうだわ
なんて

思いながら観ていたわ」



「そして対する
悪役カルヴィン・キャンディを見事に演じたのが」




童顔の呪い
却って今回は
効果的に働いていたんじゃない?の
レオナルド・ディカプリオ!」





「デカプーの役は
ルイ14世カリギュラみたいな「暴君」にするってアイデアを


タラちゃんが思いついたんで
それに沿って
演じたってことらしいんだけれども」



「その目論見が」




「アイデアが」




「ずっぱまり!!」




「ずっぱまり!!!」



「ここでのデカプーは
大農園で育った
世界を知らない
狂気を秘めた駄々っ子
っつうかさ
そういう人物じゃない?」




「姉とのあの
近親相姦的ムードとか、ね」





「ね〜〜〜」




「そういう要素が
童顔に合ってて」




「良かった!」



「良かった!!!」



「で、デカプー演じるカルヴィン・キャンディには
執事がいて
サミュエル・L・ジャクソン
やっているんだけど
これがまた!!」




Tky201303080168「黒人でありながら


権力者である
カルヴィン・キャンディに
長年仕えているあいだに
白人よりもっと
恐ろしい怪物
へと
変貌してしまっているって人物」





「女の敵は女であるように」




「黒人の敵は
黒人なのよ〜〜〜」




「怖い〜〜〜〜」




「怖いの〜〜〜〜」




「サミュエルが演じると
その怖さがさあ〜〜〜」




「ダメ押し的に倍増!」




「でさ
このサミュエル執事の
口が悪い、悪い」




「そうそう。


さすが
スネークフライト



サミュエル!!!





キャラ設定
わかってらっしゃるわね〜〜〜
タラちゃん!」




「アハハ
確かに!!!」



「あたしは
この作品で
特に印象的だったのが
デカプーが
頭蓋骨の3つのくぼみの位置を説明するシーン」





「そうそう
なぜ黒人は隷属的なのかってのを
そのくぼみで説明するんだけど」




「何を言ってるって話で
ちっとも

「科学的」じゃない」




「でも、科学的じゃないからこそ


彼の狂熱が
その熱弁が」



「怖い」



「怖いのよね〜〜」



「結局自分はさ
「判っている」って
証明したい
んだろうけれど
できていないの。」



「自信満々なのにね


また一方でその実・・・」



「サミュエル執事が
うわてに見えるところが、これまた
怖い。」




「いきなりワイン片手に・・・
だもの」


「怖い」




「怖い」




「カルヴィン・キャンディ
立派な書庫を持ってて
そこにはその時代


高価であった


本が
ばーっと並んでるし」




「奴隷に
三銃士の登場人物の名前をつけていたりする」




「三銃士の本の
本当の内容は知らないのよね」




「そこをDr.キング・シュルツ
暴くシーンも
印象的だったわよね〜〜」




「カルヴィン・キャンディ



彼は
権力は持っていても
本当の知性は持っていないの
。」




「きゃーーーー!!!」




「きゃーーーーっ!!!!」




「誰のこと??」




「ほんとは誰のことっ???」





「そういうところ
観ているあたしたちをも
くすぐっているって訳よね」



「ファッションも
良かったねえ〜〜」




「そうそう


ジャンゴは

自立していくうちに
どんどんファッションも
格好良くなっていく。」




「最初のあの
青い、さ」




「ああ、あれ
あのふりふりブラウスね」




「浮かばなかった???」





「・・・おほほほほ」





「誰が浮かんだかってことは
秘密」





秘密〜〜






「とにかく
ジャンゴの
一途さにもやられるし」





「あんな風に
こられたら
どんな女でも
イチコロよね〜〜」





「あら、百戦錬磨のあーたでも?」





「そうよ
純情通りにお住まいのあたしでも!!!」





「ジャンゴは正しく
ヒーロー!!!」





「ラブストーリーでもあるし」





「バディムービーでもあるし」





「あ、絶対言っておかなくちゃいけないのは
音楽の使い方の見事さ!!」





「見事よね〜〜〜」



一緒に観ていた皇太后も
褒めてた」





「邦画でさ
じゃじゃじゃじゃーんとか



いきなり語りミュージック入れて
とにもかくにも



「ここが
泣き所ですよ〜〜〜」


「ここが見せ場ですよ〜〜〜」

みたいに
音楽で無理やり
見所を捏造するのとは大違い!!」




「捏造って!」




ストーリーがしっかりしているからこその
音楽と映像の
相乗効果とカタルシス!!




「ジャンゴ!!」




「ジャンゴ!!!」



「邦画の音楽責任者は
これ観て聞いて
お勉強しなさいっ!」





「しなさいっ!!!」





「とにかく180分
だれずに観せたのは
凄い!」




「エンターテイメントは
こうでなくっちゃ!」




「これ、シリーズ化して欲しい〜〜〜」




「アハハ」




「あ、良い子は最後の最後まで
席を立たないのも大事なことよ」



「あ、あれね」





「とにかくお薦め!」





「お薦め!!!!」





「でっかい画面で
観る価値ありよ〜〜〜っ!!!!」




「ジャンゴ〜〜〜!!!!!」









posted by kazoo at 15:18| Comment(0) | TrackBack(12) | 映画(さ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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