2014年11月15日

甘い毒

手ごわい悪女って
魅力的
だったりするのよね〜」



「何をしょっぱなから
しみじみしているんだか。」



「あら
だって
悪女ってフェロモンあるじゃん」





「・・・それって
ひょっとして自分の話のつもり?
それとも
映画の話??」



「もちろん
その両方だったりするんだけれども」



「!!!!
あーた
なんでも言いっぱなしってのは
良くないと思うわよ!」




「おかずですッ!」





「ずーこですッ!!」





「2人そろって」





「秋ですもの」





「映画に耽溺〜〜〜!!!」





「そう、秋は映画よね!」





「そうそう」





「春も映画だし」





「夏も映画」





「そして冬も映画だけれど」





「秋はことさら〜〜!!!!」





「映画よッ!!!」





「そそそそそそ!」





「で、甘い毒」よ」





「素敵なタイトル」





「これはさ
いわゆる悪女ものなんだけれども」





「うんうん」





「ほら
悪女ものっつうと
まずヒロインが
まぶくないと、さ〜〜〜」





「あ〜〜〜そりゃ、ね」





「男を振り回す
ある意味
ファムファタル的存在になったりもするんだから
ブスじゃ話になんないのよ。



ブスじゃ!!」





「・・・人の顔の真ん前で
ブスブスって言わないでくれる??」





「おほほほほほ」





「おほほほほほじゃないわよ。





あーた私がブスだったら
双子のあーたも
それは残念でした
イコールってことなんだからね!」





「・・・・



・・・・」





「・・・で、この作品のヒロイン
リンダ・フィオレンティーノのルックスはどうだったのよ」




「合格!」





「合格なんだ」





「合格なのよ〜〜」





「綺麗は綺麗なんだけれど
どっか破綻している美しさ。


口元が
なにげに下品
だったりさ」





「ほほ〜う」





「で
高飛車が似合うルックスなのよ〜〜。



で、演じるは

ブリジットって名の悪女。


このブリジットがさ
悪い、悪い」





「ほほ〜〜う」





甘い毒
原題THE LAST SEDUCTION


直訳すれば
最後の誘惑ってことになるのかしらね


「甘い毒」
この邦題もよくつけられてるじゃない?」





「ほんと
珍しくよくできてるわね」



「で、ヒロインやったリンダ・フィオレンティーノって
結構いろんな映画に出ているのよ」




「例えば?」



「まず
アフター・アワーズでしょ」





「あ、
以前取り上げたわよね」





「そそそそ。





で、あーた
私が愛したギャングスターでしょ
ドグマでしょ
スナイパーでしょ


あ、あとメン・イン・ブラックにも
出てるの。」



「あら。


タイトルを聞くと
メン・イン・ブラック


はともかく


あーた好みの作品多いわね」





「でしょ?
でしょ??
でしょ〜〜〜???





でもさ
正直
これらの作品では
彼女
そんなに「強烈」に
わたくしの印象に残っているって訳じゃないのよね」





「あー」





「でもまあ
出演作の選球眼はいいよね」





「・・・だから何を根拠に毎回毎回・・・」





「甘い毒」はそんなリンダ・フィオレンティーノ
彼女の代表作ッ!





「・・・決めたのね」




「決めないでか!!!」





「確かにいいわよね。
彼女の存在感がないと
「そんな女いねえよ〜〜〜」の一言で
終わっちゃうかもだもの」



煙草が似合うってのも
悪女の条件ね」





「ねえねえ
悪女もので
面白かったっていうと
あーた何を思い出す??」





「そりゃあ」





蜘蛛女?」





蜘蛛女!!!」









「あれもすっごい悪女っぷりで、ねえ」





「あんまりすごくて
笑っちゃったわよね〜」




「当時人気あった
ゲイリー・オールドマンを見事手玉にとっちゃって」




「そうそう」



存在の耐えられない軽さもだけれど
何より


あの作品で
レナ・オリン

もんのすごく注目したのに」




「したのに、何さ」





「いや
なんかあれがベストだったのかなあって
あとが続かなかったと思わない??」





「いいじゃない
安い作品で顔だけ数売っている奴より
ちゃんとそうしてお店をはれたってだけ
レナの勝ちなのよ!」





「そういうもんかしらねえ」





「そういうもんよ」





「まああーたの言うとおり確かに
悪女もので名を売った女優って
その印象が強烈であればあるほど
次の作品大変かも・・・ではあるけどさ」





「あるけど?」





そんな安い計算で動くようじゃ
悪女もので主役ははれない!

観客の視線は
向かせられないわよ」





「・・・全く何を根拠に言い切って・・・」




「そうよ。



わたくしが一番いいなあって思ったのが
甘い毒のヒロイン
旦那が麻薬取引で儲けた70万ドルを持って
トンズラするんだけれども


その逃亡の最中
ド田舎の男マイクをたらしこむじゃない?



でマイクは
この高飛車女にはまっていく
どんどんはまっていく。



だけど
彼女は高飛車のまんまでさ
あそこらへんの説得力が
凄いじゃない??



演技とは思えな〜〜い!!
半端じゃないじゃん。」





「そうそう
ツンデレじゃないんだよね」





そんな次元じゃない。


ツンデレじゃないよね〜〜〜」





「マイクは
ベッドインも果たして
彼女は自分を愛しているって思いたいけど」





「ご指名ファックの相手とか
言われちゃって」





「それがまた
激しいファックだから」





「やっぱり気持ちあるよな??って
男の方は思うのに」





「ベタベタしないでとか言われちゃって」





「男女逆転」





「彼女の態度は
駆け引きのためって訳でもない」





「そうなの
駆け引きってのはさ
ある程度
対等な相手とのあいだで行われることでね〜〜





結果的に
「はめた」となったとしても
こうまで次元が違えば
駆け引きじゃないのよ〜〜。



彼女はもう息をするように
悪女なんだもの〜〜〜





「そうね〜〜〜
マイクとは
あまりに
次元が違うものね」





「もう全然ッ!!!違うッ!!」





「あー
こんな悪女
もう初手から
手に余っているんだから
マイクも
「田舎者の倫理」に準じて
距離を置けばいいのにって観ていると」





「どんどんどんどん」



「どんどんどんどんどん」



「いけない方向に」




「方向に!!!」





「どうして
マイクがそこまで
「外から来た女」にはまっちゃったのか」





「原因となったあのマイクの秘密
強烈だったけど」





「そうね」





「あれはあれで
一本映画ができるわよね」





「うん
マイクの秘密をお知りになりたい方は
ご覧になってね。」





「とにかく
「後悔」なんかこれっぽっちもしない
女の悪行のその見事さ
一種痛快さを
愛でる作品




「ヒロインの旦那役を
ビル・プルマンがやっているってのも
な〜んか納得だし」





NY批評家協会賞受賞している事も
ほんと納得。」





「蜘蛛女と甘い毒
2本続けて鑑賞したら・・・」





「・・・若いお兄さんには
トラウマものかもよ〜〜〜〜
おほほほほほほほ」





「おほほほほほほほ」





「おほほほほほほほ」





「お〜〜〜〜っほっほっほっほっほ!」





「ぜひ!」





「ぜひッ!!」











posted by kazoo at 14:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(あ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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