2014年11月02日

イースタンプロミス

 「痛いッ!!!」



「痛かったわねえ〜〜」



「みなさんこんにちは」



「おかずですッ!!」



「ずーこですッ!!!」



「2人揃って」



「映画に耽溺〜〜〜」



「もうもうもう
すっご〜〜く
長いこと
観たかったイースタンプロミス ッ!!」



「ついに観たわねッ!!」



「観たわね〜〜〜」



あんな条件をクリアして



「耐え難きを耐え」



「忍び難きを忍び」



「そうよ。
ついに観ましたッ!!!」



「で、どうだった?」



「う〜〜ん
まず
クローネンバーグ先生
ご自身が
ヴィゴ・モーテンセン
ヴァンサン・カッセル
並べて観たかったんだな〜
と思ったわ!」




「そうね〜〜〜。
この(おそらくは)
好みのビジュアルの両雄を
でっかい画面で
観たかったんだわね
きっと。」



「まず
この作品
初手から
ものすごいシーンから幕開け
なの」



「そうなのよ。
種明かししちゃうと
床屋さんで椅子に座っている客の」



「首を剃刀で」



「ぐぐぐぐぐぐーーーーッ!!!!」



「きゃーーーーーーーッ!!!」



「きゃーーーーーーーーッ!!!!」



「もうさ
正直
それだけで気持ちが萎えそうになった
続けて観るの
怖くなっちゃった
わたくし達なんだけどー」



「クローネンバーグ先生の場合
そういうシーンが
いちいち
観ているこっちの
身体の芯に響くというかー」



「そうなのそうなの。



「映画だもの〜〜」



って割り切れないっていうか



観ていて・・・」



「痛いッ!!!」



「痛いのよッ!!!」



「響くのッ!!」



「もうねえ〜〜
やめてやめてやめて〜〜〜



赦して赦して赦して〜〜〜



「それはもう
クローネンバーグ先生
子供にゃわからん芸風でいらっしゃるし〜〜」





「これが
ペドロ・アルモドバル あたりだと
女性性を美化している部分があるから
つけいる隙があるっていうか
女子供もワーキャー言いやすい
そういう気がするけどさ」



「って、あーたも
そういう女の一人じゃなかったっけ??」



「クローネンバーグ先生の場合
ゲイネスの表現の仕方に
躊躇がない
容赦がない
って気がするわ」



「そうね
なんというか
「変態だよ
だから?」的な、ね」



「 こわもてさん、よね」



「うん。



しかもそこで開き直っているんではなくて
自虐的部分もたっぷりだから」



「惹かれる?」



「あたしは、はっきり言って
アルモドバル作品より
クローネンバーグ作品の方が
好み」



「あら」



「ゲイネスのあちら側には
どうしても
「破滅の美学」ってのが
存在すると思うんだけれど
クローネンバーグの方がわたくし的には
響くのは
きっと
その「自虐」部分の
表現の仕方の差
って気がするわ」



「ふうう〜〜ん」






「でさ
とにかく
ロシアン・マフィアの
ドライバー役をやった
ヴィゴ・モーテンセン が!!!」



「いいよね〜〜〜〜〜ッ!!!」



「寡黙でさあ」



「スーツとサングラスが
はまりすぎッ!!!」



「マフィアのドライバーだから
車もいいの乗っているの」



「メルセデス!」



「で、身体も
ジムで鍛えましたって身体じゃなくて」



「「実践向き」の体なのよねッ!!」



「そんでもって
あのタトゥ〜!!!」



「なんだろうねえ
あの淫靡な輝き!!」



「お前は
俺達みたいな者に
話しかけるな
光の善の人達の下へ帰れ的な
せりふがあるじゃない??」



「あったあった」



世の中の陰で生きる者の凄みっつうか、さあ」



「うんうんうん」









「看護士役で
ナオミ・ワッツ が出ているんだけど」



 「彼女も綺麗な女優さんだけど」



「派手じゃないのよね」



「むしろ
どっちかというと
地味」



「スタイルもいいし
美人さんなのに
「大輪の花」的印象がない」



「そこがクローネンバーグ先生の
御気に召したとみたわ」



「そう?」



「押し付けがましい印象の
女優さんだと
この看護師の役はできないわよ」



「そう言われればそうね〜〜」



「とにかく
この作品の一番の見どころは・・・」



「あそこねッ!?」



「そう!
ヴィゴ・モーテンセン演じるニコライの
サウナでのフルヌード乱闘シーン!



「痛いッ!!!」



「痛いッ!!!!」



「圧倒的に強くって
がんがん殴って勝ちました〜なんてのじゃなくて」



「もうもうもうもうッ!!!」



「やめてやめてやめてやめてッ!!!!」



「きゃーーーーーーーーッ!!!!」



「きゃーーーーーーーーッ!!!!」



「リアルッ!!!」



「もう、揺れる、揺れる!!」



「なんの話しよ、バカッ!!!」



「バカって言うほうがバカって言っているじゃないっ!!!」



「揺れなきゃ困るわよ」



「揺れるほどじゃなきゃ
困るわよね」



「そうよ
揺れもしないで
ご機嫌ようだったら



・・・ってバカッ!!!」



「だから
バカって言うほうがバカって言っているじゃないっ!!!」



「とにかくこのシーンは
一見の価値ありよね」



「これは
本当に
わたくしの今まで観てきた
乱闘シーンの中でも
群を抜いているわ!!!」



「とーにかく
ヴィゴ・モーテンセンがすっごく、いい!」



「私、あの膝に
タトゥー入れるシーン

かなり色っぽいなあって
見惚れちゃったもの」



 「確かにねッ!!」



「そんでさ
やっぱり
ニコライがセクシーなのは
『余裕』があるからだよね。」



「クローネンバーグ先生
判ってらっしゃるんだわねえ」



「「余裕」がなくちゃ」



「うんうんうん」






「けど
最後はバタバタ余裕なかったわよ〜〜」



「なんかね〜〜〜」



「でもさあ」



「何よ」



「色々考えると
結局のところ
この作品
クローネンバーグ先生の
おかずムービーってことじゃないのかしらって・・・」



「きゃーーーーーーー!!!!」



「きゃーーーーーーー!!!!」



「きゃーーーーーーーー!!!!」



「きゃーーーーーーーーー!!!!!」












posted by kazoo at 16:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(あ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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