2014年10月22日

デイブレイカー

 画面に現れた時に
「出たーーッ!!!!」って親父が
いるじゃない??



「え?
ハリソンフォード の話し??
まだ続いてるの??



「違うわよッ!!



もっとこう
なんというか
POPなオーラを
自分でも知らないうちに
身につけているような親父
のは・な・し!!!」



いきなりだけど
おかずですッ!!」



「ずーこですッ!!」



「2人揃って」



「映画に耽溺〜〜!!」



「・・・で、親父の話ね。



う〜〜ん
例えば???」



「まずはこの人!
 ビルナイ ねッ!!!」



「あ〜〜〜〜ッ!!!



確かに
彼が出てくると
「出たー」って嬉しくなっちゃうわね〜」



「でしょう??
彼の場合
佇まいにROCKスピリッツ!
音楽が流れているわよね」



 「確かに!



若者を導く役をやっても



決して
説教くさくならないもんねえ」



「そうそう。」






「で、2人目は」




「誰、誰??」


クリストファー・ウォーケン




「うわッ!!!



出た〜〜〜〜ッ!!!」



「んっふっふっふっふ



そうでしょう、そうでしょうとも」



「知的な感じにも
お茶目な感じにも



そうして
冷酷な感じにもなる
変幻自在の
特異なルックス!



「彼って
皮膚が薄いのに
唇が妙に赤かったりして」



「蝋人形みたいよね」



「あら、ちゃんと動くわよ」



「当たり前でしょッ!!!
生きてるんだからッ!!!」



「彼の血が青かったって聞いても
私は驚かないわよ」



「お仲間ってこと?」



「違うわよッ!!
私の血は真っ赤!!!
紅蓮のパッションを表す赤よッ!!!



で、ラストは・・・」



「えー
待って
待って
当てさせて!!!



えっとねえ〜〜〜



えっと
えっと・・・」



「ぶぶぶぶーッ!!!
時間切れッ!!!



ラストは
この人
ウィリアムデフォー よッ!!!」





「あ〜〜ん
悔しい〜〜ッ!!!
そこまで出かかってたのにーッ!!!



でも
これまたほんとに
出た〜〜〜だわね」



「人生
すべからく素早い決断ッ!!
あーたでしょ
天使の前髪つかみ損なって苦節xx年とかって
無駄に有名なのは」



「・・・・・」



「睨まないでッ!!!



下から睨んで可愛いのは
3歳までよッ!!!





で。



この3人の親父を
私は
「出た〜〜ッ」親父3人衆として
愛して認定してるんだけどさ」



「・・・それってあーたに認定されると
何かいいことある訳?」



「だーって
彼らが出てれば
例え全体的につまんない作品だったとしても
とりあえず
何かしら「あがる要素あり」って判断できるじゃない」



「あーそういうことね」



「で、今回取り上げる
デイブレイカーには
ウイリアムデフォーが出てるのよッ!!!



「・・・ってことは
何かしらあがる要素があった、と」



「うん。



だってさ〜〜
初手から
「エルビス」なんて名乗るのよ
この親父〜〜〜」



「えー??
これどういう映画なの??」



「ヴァンパイアもの」



「はあ???」



「しかも
青白い顔で
ちゅうちゅうちゅうなお耽美路線じゃないわよ。



よってたかって
食いちぎらんばかりにーって路線だからねッ!!」



「うわ〜〜」



「時は西暦2019年。
世界中を襲った疫病により、



人類の大半はヴァンパイアへと変貌していた。

そんなヴァンパイア達に、食料供給源である旧来の人間が減少し
血液の枯渇という深刻な問題が持ち上がる。

血液研究者のエドワードは絶滅寸前の人間を救うため、
代用血液の開発を急いでいた。

一方、レジスタンス組織のコーマックは
逃亡中の人間達の保護活動を行っていたが…。



ってな内容」



「だから
説明の時にトーンが平坦になるの
やめなさいってば!」



「まず巧く考えたわねーってのが
ヴァンパイアは血を吸って生きている訳だけど
ヴァンパイアの数が増えれば
人間が減って
それはイコール血が減っちゃうって事なんだぜーって
この設定
ね」



「ゾンビが多くなって
人間が襲われるってのは
よく観るけれど
そうね
考えれば
ヴァンパイアだって数が増えれば
そりゃ血が足りなくなるわねえ〜」



「って、あーたこそ
今晩のおかず何にしようかしらーってトーンで
何!?



人間なんてさ〜〜〜
血をとるために
捕まえられてカスカスになるまで
搾り取られるのよ〜〜〜。




でさ、血が足りなくなると
やっぱ
金を持ってる奴は
金で血液を確保するんだけど
貧しい奴らは手に入れられなくて
墓をあばいたり
自分の血を吸ったりするのよ〜〜〜」



「するのよ〜〜って
やだ〜〜〜
何?
ヴァンパイアの世界も
金持ち父さん じゃなきゃなの〜??」



「そそそそ



そんでもってさ
金がないから
自分で自分をバンバンしちゃったヴァンパイアは
モンスターみたくなっちゃうの!」







「ひょえ〜〜〜。
貧乏父さんでもいいじゃないの〜〜〜
あたしは
金がなくても
のんびり暮らしたいってだけよ〜〜」



「誰があーたの生活信条聞いてるのよ。



で、代用血液を研究して
なんとかもう
暴動寸前のヴァンパイア社会を
救おうとしている研究者が
イーサンホーク でさあ

な〜〜んかこう
一人べったら漬けつけてるような
しんねり
むっつりな感じが
適役だったわ」



「あのさ、いつも言ってるけど
それって褒めてるのよね?」



「もちろんよッ!!」



「え?でも待って!
イーサンもヴァンパイアなんでしょ?」



「そそそ。
で、それを嫌がってるのよ。



んでもって



あーた」



「なになに??」



「ヴァンパイアになれば
癌という診断を受け
絶望的だった状況であったとしても



「癌で死ぬことはなくなる」



けどさ
ヴァンパイア=新しい病を得ることだ
なんて台詞があったりしてさ



不死ってのは
幸せかって言うと
それはまた別なお話しって指摘もあったりして
それを「観念」じゃなくて
具体的に見せていく作品
でもあるの~



繰り返すけど
血も少なくなれば
「純度」が問題になって
「純度が高い」血を飲めるのは
金持ちだけ、とかさ



血をそうね〜〜

私達の世界でも
食料とか安全とかに



置き換えてみるとかなり辛らつだし
リアル〜」



「やだ、怖い〜〜〜〜」





「だから
ターさん
ターさん
イーサンがえらいことに」



「・・・もしもし?」



「こほん。



で、さ



最初の話に戻るんだけれど



エルビス神話ってのは
あちゃらでずーっとある話しでさ



実は
エルビスは死んでない
エルビスは生きている
って話し。



それを基にした
映画も結構あるじゃない??



信じる人は
結構多いって聞くけど



それってさ
結局



どんな世の中でも
どんな世の中になっても



人は
「アイドル」を求めずにはいられない
って
証でもあって



アイドルっつうと
どうしても
可愛い子ちゃん って思いがちな
我らジャパニーズピーポーだけど



ほんとは
「生命力」の秀でた奴ってかさ



そこにスポットが当たるゆえに
アイドルはアイドルとして存在してるんじゃないかって気が



私はするわけよ〜〜〜」



「一気に喋ったわね〜〜〜」



「喋ったわよ!



で、デフォーが
エルビスなんて呼ばれちゃう理由を



この作品の最後のところあたりで
証明してくれちゃうんだけど」



「うんうん」



「それが、まさしく」



「出た〜〜〜ッ!!!!!」



「出た〜〜〜ッ!!!!!」



「もうね
その出た〜〜〜ッっぷりをさ!
観なさいよ!と。



観なくちゃだわよ!と



あたしは言いたいッ!!!!」



「あ、そこ?」



「そこよ!!!」



「言い切ると」



「もちろんよッ!!!」



「じゃあ
皆さんもぜひご一緒に!」



「出た〜〜〜〜ッ!!!!!」



「出た〜〜〜〜〜ッ!!!!!」



「なるほどね〜〜」



「生命力が強いってのは
若者だけの特権ってか
特徴じゃないのよ
もちろん親父の種類にもよるけどさッ!」



「あー」



「もう、デフォーってばさああああ〜〜〜」



「で、親父女のあーたとしては
共感した、と」



「誰が親父女よ。



表現が古いわね〜〜。



もうね
とにかく
大向こうから声がかかるのよ」



「ヴァンパイア映画で?」



「バカね
実際に、じゃなくて
観てるこっちの気持ち的にってこと!」



「あ、そういうことね」



「とにかく
観れば判るッ!!!



「あ、なんか
言ってることが親父週刊誌のタイトルみたいになってるわよ」



観ずに死ねるかッ!!!



「・・・・・」


posted by kazoo at 14:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(た) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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