2014年10月21日

恋とニュースの作り方

 けおめ〜〜〜ッ!!!
ことよろ〜〜〜〜ッ!!!」






「・・・軽いッ!!!
軽いわッ!!!



松の内も過ぎたっつうのに
あけおめ〜〜って!



ことよろ〜〜〜って!!!」



「あら〜〜



新年のご挨拶は
大事!!!



大事じゃないの〜〜!!!」



「まあそうだけど
もういい年した大人なんだからさあ
そこは
しっとり落ち着いて



ってか
妙な省略せずに正統派でいくがいいじゃないの。



「あけましておめでとうございます。



本年度も
よろしくお願い致します」



これがレデイってもんじゃな〜〜い」



・・・似合わないッ!!!



そんなの
て〜〜んで似合わないわッ!!!」



「そういう問題じゃなくてッ!!!」



「あーもう
うるさいッ!!!



うるさい小姑は置いておいて
2012年も
よろしくお願いしたいのよッ!!



ってな訳で
行くわよッ!!!」



「おかずですッ!」



「ずーこですッ!!」



「2人揃って」



映画に耽溺〜〜!!!!





「・・・・やっぱこれよね」



「・・・・落ち着いたわね」



「で。
2012年
しょっぱなからの小姑発言は
あえて無視させていただくとして」



「わ〜〜〜
やだ〜〜〜〜
今年は辰年だっつうのに
一人時間差干支の
蛇年女〜〜〜



蛇年生まれの女は
ねちねちねちねち
ねちねちねちねち・・・



「ふんッ
あたしは
2012年から
ひとつアダルトになって
「スルーする」ってことも覚えたのよッ!!」



ねちねちねちねち
ねちねちねちねち・・・






「あーたべったら漬けでも漬けてるの??
・・・しっかりスルーすることにして
さて2012年一発目は
「恋とニュースの作り方」・・・って、まずは
誰よ
この邦題つけたの〜〜!!!
関係者
出て来い〜〜〜ッ!!!



「あーた
確実に潤いが不足してるわよ。
そんだけ怒りっぽいってのは!!



潤いのない女って嫌ねえええ〜〜〜」



「誰が潤いがないって??
アマゾン湿地帯よりウルウルな私をつかまえて
何を言ってくれちゃうっての」



「言うにことかいて
アマゾン湿地帯って・・・
なんか妙なもんが
あーたのあらゆるところに潜んでそうで
やだーーーッ!!!」






「・・・・だーって
この邦題だと
甘い甘い
単なるラブコメだーなんて
勘違いする人だって
大勢いらっしゃるような気がしない?



「あら、違うの???」



「ほ〜〜ら言わんこっちゃない!!!



違うッ
違うのよッ!!!



「へー」



プラダを着た悪魔アライン・ブロッシュ・マッケンナ 脚本
ノッティングヒルの恋人ロジャー・ミッシェル監督 作品



そう聞いただけで
映画好きなら



ある種の「勘」が働くってもんじゃなくて???」




「あーそうなんだー。
確かにそのタッグだと
単純なラブストーリーものじゃなさそうね」



「でしょ!!???



もちろん
ラブストーリーも絡むのよ。



絡むんだけれど
それだけじゃない!



むしろこれ



ワーキングガールど根性物語であり
嫌な上司との付き合い方ハウツーものであり



仕事との距離探索物語であり・・・」



「あーすると
やっぱりあの
「プラダを着た悪魔」のテイストが強いわけね?」



「う〜〜ん



でも
あの
「プラダを着た悪魔」だとさあ
ほら
私達
ヒロインに
ちーっとも感情移入できなかったじゃな〜い??




「そうそう
そうだったわね。



でもそりゃ仕方ないわよ。



だってあのヒロインって」



「おバカさん!!!」



「おバカさん!!!」



「甘ちゃん!!!!」



「シュガーちゃん!!!」



「ど〜〜う考えても
メリル演じた「悪魔」の方に」



「肩入れしちゃうってば〜〜!!!だったわよね〜〜」



「なんかもう
頑張っている自分にうっとりで」



「頑張ることなんか基本ですぜって考え方が
出来ない女の子のお話し」



「あーやだやだだったじゃない??」



「うんうん」



「でもね
そこが違うのよ。



この作品のヒロインはさー
少なくとも
あんなんじゃなくて
仕事が好きでさー」






「うんうん」



「で、好きで頑張っていても
それが結果に繋がるかっつうと
そうじゃない時だってあるじゃん??



「あるわね〜〜〜。



あたしも
スタイリストやってた頃
一晩中かかって
靴の底張りとかアイロンかけしてさ〜〜
それをあーたが
酔っ払った勢いで一人ファッションショーやって
ぜーんぶ台無しにしてくれちゃったこととか
思い出すわ〜〜〜」



「・・・なんであーたはそう
ネガティブなのかしら??
スーパーモデルの一人ファッションショーに使われるなんて
スタイリストとして光栄だわ位のこと
言えない??」



「言えるわけないでしょッ!!
何がスーパーモデルよ!
スーパーのモデルにさえなれないってのに。」



「・・・2012年は、スルー
スルー



・・・・



・・・・



長年勤めたテレビ局をクビになり、



心機一転
「デイブレイク」のプロデューサーに就任したベッキー。






超低視聴率番組を立て直すべく奔走するけど、
待っていたのは試練ばかり。

憧れの報道キャスター、マイクを抜擢するも、
彼のプライドに振り回されチームはめちゃくちゃ。



番組の視聴率は下がるばかり。
上司からは番組打ち切りの宣告をされ、
ようやく掴んだ恋にも危機が訪れる。

果たしてベッキーは、視聴率を上げ番組を救えるのか? 
そして自らの恋を取り戻すことができるのか!?



ってのが
この作品の内容なんだけれども」



「また今年も
説明の時だけ
トーンが平坦になっているわよ!!」






「なんせ
彼女の仕事場って



TV局な訳なんだけど
華やかなイメージを想像したら
大間違い。






なんでも裏側は
シビアなわけよ。






毎日仕事熱心なあまり
局に泊り込むばかりの勢いのヒロイン
ベッキーは
自分の仕事が好きだし
物怖じしないし
好きに伴う「犠牲」にも
泣き言言ったりもしないの。



「あら、それはプラダのヒロインとは
違うわね〜〜」



「でしょ〜〜???」



「で、さ
ヒロインベッキーの頑張りに
ちょくちょく水をさしてくれちゃう
「報道」の大物キャスター
マイクを演じているのが
ハリソンフォード なんだけどー」





「うんうん」



「これがまた
食えない親父でさああ〜〜〜」



「あはは」



「もんのすごくリアルなのよ。



ほら
別に大物報道キャスターって立場じゃなくても
親父の中には
プライドの権化と化している輩も
ちょくちょくいたりするじゃん??」



「いるわねえ」



「その話しは俺を通したか?」とか、さ」



「ちゃんと報告した時には
ろくろくまともに
聞いている風でもなかったのにねえ〜〜」



「何かと言うと
「俺が」っていう俺俺風を吹かせて
仕事を「俺」にしたい奴!」



「いるいる!!!」



「もうねー



ハリソンフォード
結構
マジで
こういう風なんじゃないの??



ほんとに
これ演技??



って位
リアルなのよ〜〜
そのプライドのあり方とか」



「ふふふふふ」



「で、
あれこれあって
やっさもっさあって」



「なんでいきなりそこで端折るのよ」



「いや、だからさ
結局
このお話しの心地いい着地にさ」



「うん」



「わたくしが常日頃から言っている
「コミュニケーション」ってのが
大きく存在して
光り輝いているわけよ」



「あ、そうなの??
あーたが今年も上から目線で
意味なく偉そうなのは気に食わないけど
じゃあハッピーエンドなんだ。」



「あのプラダを着た悪魔のヒロインに
私達がちっとも感情移入できなかったのは
思えばさー
あの子がちーっとも
コミュニケーションをとろうとしていなかったからだとも
思わない??」



「あ、そういえばそうかもね。



彼女ってさ
大変だ大変だって
言っているばかりで
思い切って飛び込んでみるとか
周りからからめ手とかいうのも
考え付かなかったみたいだし」



「でしょ??
つまり
彼女は
「仕事」じゃなくて
「自分」しか見てなかったのよね。



でもさ
この作品のベッキーは
「コミュニケーションから全ては始まる」って
知っているわけよ
なんといっても
あれこれ頭打ってるからさあ〜〜」



「うん」



「そうでなけりゃ
自分を正しくアピールなんてことも出来ないし
仕事を割り振ることだって出来ない。」



「そうね」



「おかしいのはさ
最初ベッキーって
前髪を厚く作っているんだけど
それってあちゃらじゃ



「大人」じゃない訳よ



で、そんなところも
からかわれたりして。」



「そうね。
日本と違って
幼くみえるってのは
決して褒め言葉じゃない
もんね」



「あら、日本でだって本当はそうよ。



若々しいってのと
幼いってのを
混同している輩が多いってだけで



「で、話しが進んでいくうちに
ちょっとづつおでこが出てくるの」



「うふふ。



やっぱ
表情がはっきりするわよね
おでこ出すと」



「そうなのよ。
で、そうなってくるに従って
「責任」とかさ
彼女にまつわるものも重くなっていくの」



「けどそれこそ」



「そう!
醍醐味!!



「だから
言葉に説得力を持たせるのは
「結果」だけれど



その「結果」ってのは
コミュニケーションが生み出すものだ
っていう



しごく当たり前のことがね」



「光り輝く着地に存在している物語なわけね」



「そうそう」



「脇を固めるキャラも豊富よね」



「そそ
ハエ男 も出てるし」





「英語が不得意な愛人だとか」



「体当たりお天気おじさんだとか」



「そうそう
忘れちゃいけない。



ダイアンキートン
キュートだったわよね」



 「なんでも体当たりでね」



「あの相撲!!!」



「あはははは」



「あのバレエ!!!」



 「もうさ



結構
意地悪も言うけど」



「ちゃんと
引く所は
引くのよね」



「そうそう」




「とにかく観てると
スカッとするよね」


「うん。」



「ベッキーの彼氏
あんな理解のある男いるかよとかさ」




「うん」



「アメリカの競争社会で



あんな着地あるかよ〜とかさ」



「うん」



「でもさ
一生懸命誠実に向かい合おうとするからこそ
仕事場でも
恋人の前でも
YESはYESだし



NOはNOっていう
やらないより
やって負けてやるわって
ヒロインの一貫した姿勢

やっぱり気持ちいいのよ。」


「そこははっきりしてたわよね」




「そうね。
迷うけれども
譲らないところは
やっぱり譲らない。



なかなかさ
NOってのは
言えなかったりするけれど



言うべきときに
言わないと



きちんと伝わらないじゃない。」






「で、そう言えるのは
普段のコミュニケーションがものを言うってことね」



「まあさ
色々突っ込みもあるかもだけれども」



「いいじゃない。
すっごく気持ちよく着地させてくれるし



嫌味なだけだって思ってた
ハリソン親父の「親父力」にもうんうんうんだし!」



「そうね!」



「新しい年
こんなハッピーエンドの作品から始めるってのも」



「いいかも!!!!」



「いいかも!!!!」



「お奨め!!!」



「お奨めよッ!!!」








posted by kazoo at 19:25| Comment(0) | TrackBack(2) | 映画 (か) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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