2014年10月23日

ミステリーメン

 

「あけましておめでとうございますー」


「・・・って、あーた随分遅いんじゃないの〜〜〜???
もう、松のうちも済んだわよッ!!
世間の皆様は
とっくに稼動なさっていらっしゃるのにー。」



「あーら、庶民の方達って
大変〜〜〜」



「まッ!
初手から
感じわるううう〜〜〜い!!!」



「だってー
まーだお正月用のシャンパン飲みきってないんですもの〜〜」



「あーた、その手にあるのはシャンパンじゃなくて
米酢の瓶よッ!!!



もう〜〜
しっかりしてちょうだいよ〜〜〜。」



「おかずですッ!」



「ずーこですッ!!」






「二人揃って」






「あけおめことよろで

映画に耽溺〜〜〜!!!!」




「さて、2009一発目の作品ねッ!?」



「そそそ。



なんかさー
やっぱり1発目ってなると
作品も慎重に選ばないと、ねー」



「うん。



な〜〜んか、やっぱり大事って気がするものね。
1発目って。」



「そーよー。



あーたみたいに
1発目の相手がとんでもないと
その後の女の人生
演歌花道まっしぐらじゃな〜〜い???」



「何の話しよッ!」



「まあ、一部では
やっぱり
1発目はホラーじゃないとなんてこと
言っていた人もいらっしゃった
ようだけれども」



「ああ」



「もうねー
1発目がホラーなんて、さあ〜〜〜」



「ね〜〜〜」



「女の人生演歌花道も転げ落ちちゃう〜〜〜」




「初手から転げ落ちてたくせにー」



「ん?」



「で、結局観たのは
この作品」



ミステリーメン、ね。



ねえねえ、なんでこの作品を選んだの???」



「だーって、あーた、このDVDパッケージ観てーー!!!



この無駄にゴージャスな出演メンバー!!!



ジェフリーラッシュ でしょー

ベン・スティラー でしょー


ウイリアム・H・メイシー でしょー


ジャニーン・ガロファロ でしょー


そんでもって
何故かなんでか
トム・ウェイツ まで出てるのよ〜〜〜!!!」





「うっわーなんでトム・ウェイツが???
酒代に困ってたのかしら〜〜???

そりゃ
お好きな人にはたまらないラインナップだわね〜〜〜」



「そーなのよ。
ほんっと無駄に豪華!!



「ジャニーン・ガロファロって
ベンちゃんとすっごく仲良しなのよね〜」



「そうそう。
一時は一緒になるんじゃないかって
言われていたくらい
仲良しさんでさ



彼女は社会的意識の高い人で
いろ〜〜んな活動しているんだけれども



ベンちゃんもその活動に
協力していたりしてさ。






今回も
そういう2人の仲良しな関係性が透けて見えるような
突っ込み、突っ込まれの演技よ。」



「で、お話は??」



「えっと
お話はねー
未来都市チャンピオン・シティってところで
スーパーヒーローを夢見る3人組がいるのよ。



それが
ミスター・フューリアス(ベン・スティラー)、
ブルー王子(ハンク・アザリア )、
シャベラー(ウィリアムス・H・メイシー)。

ある日、彼らが憧れる本物のスーパーヒーロー、
キャプテン・アメージング(グレッグ・キニア)が、
悪の権化カザノバ(ジェフリー・ラッシュ)に誘拐されちゃって
3人はヒーロー救出のために立ち上がるんだけどーーーー」



「どーーーー???」



「まあ、こういうのはさ
詳しく言っちゃうのも野暮ってもんじゃない???



で、見所といえば」



「そうね。



見所と言えば???」



「X−MENを観た人
好きな人は
笑えると思うわー。



ベンちゃんの無駄吼えだけで
私受けちゃったもの。



後ねー
すっごくまった〜〜〜りしてるのよ。



この作品」



「ま〜〜〜ったり???」



「そそそそ。



なんていうかさ
緩いの。



でも、私はこの緩さ
嫌いじゃないわー。



まあ、
「こうなるだろうなー」って思っていたら
「ほーらやっぱし」の連続なんだけれども



そういう中でも
「ジェフリー・ラッシュって、いッつでも手を抜かないのねー。
無駄に熱いっつうか・・・
あちらの萩原流行なの???」



とかさ」



「萩原さんにもジェフリーにも失礼だから
止めなさいッ!!!」



「やっぱりウイリアム・H・メイシーって
キュン♪だわねーとか。」



「なんか、彼の初手から情け無い顔って
キュンときちゃうのよね。」



「そそそ。



後ね〜〜〜
思いがけなくブルー王子(ハンク・アザリア)のさ
ママとのエピソードがさ
ちょっと不覚にも
うるっときちゃったわ。」



「ま!



鬼の目にも???」



「誰がッ!!!



そうそう
ピーウィーがさあ〜〜〜
キモメン役で出ていてさ。





実際問題
ピーウィ・ハーマンことポール・ルーベンス って
子供相手に番組持って
その人気絶頂の時にさ
映画館で自慰行為やってるところ捕まって
人気凋落
ほんでもって、「キモメン」ってことで
どん底まで行ったわけじゃない。



けど、私が今更言うのもなんだけど
彼、才能はあるのよ。
間違いなく。
ブロウなんかでもさ
「お!」って目を引く演技してたもの。





でさ、そういう彼をこの作品にキャステイングする時にさ
「何もこの役で〜〜〜」な
キャラ設定をしてあげる周りの優しさっつうかさー



そんなことも思いながらー・・・
あ、彼のインタビュー記事なんか読んでると
なんかしみじみしちゃうわよ〜」



「うんうん」



「後さ、透明になれるはずの子が
ブラックで頭金髪なのね。



これ、あちゃらじゃすっげータブーな髪型らしいのよ。
アバンギャルドっつうか
反体制っつうかー。
なのにーーー
そんな頭してる子が
透明になるには
誰も見ていない状態でないとダメ
とかさ、
そういう「くすぐり」が一々おかしいの。」



「ふ〜ん」



「彼らを指導するグルがさ
名言満載なんだけど



聞いてる方は



「すっげーいいこと言ってるのは
判るけど
意味判らん



とかさー。くっくっくっくっく。」



「それを、いっちゃあ〜〜だわねー。」



「後さ、彼らが憧れるキャプテン・アメージング
スポンサー下りられそうになって
困ってる設定だとか
(そのスポンサーがまた!)



みんなに憧れられる人物のはずだのに
やたら綴りに弱い
つまり
アメリカン・ヒーローは頭が悪いっちゅうことだったり」



「ま!!!」



「で、やっぱり、ベンちゃんよ。



な〜〜んか華があるっていうかねー。」



「でも、主役だけど
脇に回ったって感じもあったわよね。」



「そうね。
なんか、仲間でさワイワイ言いながら
楽しく作った作品って雰囲気が
バリバリー」



「あー」



「やっぱさー
笑いがない所に
救いはないわーなんて思っちゃったわ。あたし。」



「なによ、それ」



「ほら、なんかさ大人になって
すっごいシリアスなことを
考えていくと
どうしても
なんか
「教条主義」っつうかさ
そういうところに落ち着くじゃない???」



「うん」



「でも、そういうのってさ
あたしはな〜〜んか
不自由なのよ。」



「あーたは何時だって自由にやってて
あたしは随分迷惑してるけどねー。」



「なんかさー
シリアスなところにも
「笑い」がなけりゃ
笑いを含んでなきゃ
ギスギスしちゃう
っていうかね。
伸びしろがなくなっちゃう感じがするわー。



つまりさ
笑いがないってことは
批判性
客観性がないってことでもあるからさ。



やっぱり笑いって全ての基本!」



「ふん。」



「ま、難しいことはともかくさ



ま〜〜〜ったりと
この無駄に豪華なキャステイングの妙を
楽しまれては如何かとー!!!」



「うふふふ」



「なかなか一作目としては上等な幕開けだったわ。」



「で、次作は???」



「・・・・・・ホラーじゃないわよッ!!!!!」


「あら〜〜〜」



「何、それ。ホラーとかけてるつもり???
・・・・・・・・
2009年もあーたには、何かと骨が折れそうねー。」



「あ〜ら
それこそおたがいさま〜〜〜!!!」




posted by kazoo at 14:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(ま) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。