2014年06月27日

恋愛適齢期

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すんごくお奨めよっ!
絶対!!!
・・・って訳じゃないけど
なんか妙に引っ掛かる映画ってあるじゃない?

2番手3番手タイプの映画・・・なのかもしれない・・・
ちょっと判断に迷う部分もあるんだけれど
なんかこう
ちょーっと引っ掛かるっつうかさ。

ありきたりと言えば
ありきたりの話???
うーーん。
これは「熟女」と言われる年代の
ヒロインが巻き起こす
「恋愛」という名の自己確認。
すったもんだのお話ですのだ。


「恋愛適齢期」

でね。
見終わって
いろんな部分で
身につまされてみたり
いやいや、納得いかないぞだったり。
あ、熟女年代以外は対象外??
そういうのは関係ないわよ。



女ならこれはね
「判る」お話だから。
そして「若さ」という名の
何かに未練な男にもね。
判る映画。



うん。



この映画はそんな風な映画なの。



319166_005  ヒロイン「エリカ」役のダイアン・キートン
その昔「アニーホール」で
一躍名を馳せた女優さんだわね。
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素敵だったよねー。
可愛かったよね。
アニー役。
都会に生きる
ちょっと突っ張った
でも、脆いそんな女を演じて
絶品だった。



そして今回彼女は
その後のアニー・・・とでも言うべき
56歳(だと思うんだけど)の劇作家を演じまする。



ダイアン演じるエリカは一度離婚して
娘あり。
日々仕事にいそしみ
そして世間の評価も
きちんと勝ち得ている女。
つまりちゃんとした
「お利口さん」な女。



その娘が休暇に
母のいないビーチハウスで楽しもうと
連れてきた男っつうのが
ジャックニコルソン。



こいつは典型的
「若い女にしか興味を持てない」男
一度も結婚したことナッシング。



世間では
「30以上の女を相手にしない
プレーボーイで稀有な魅力を持った」男として
評価が高いって設定。



つまり、若い娘がその好奇心と
征服欲を刺激されるには
格好の男・・・な訳ね。



いそいそと車を降り立った
娘とプレイボーイ。
と・こ・ろ・が
いないと思っていた母と娘
そして男は鉢合わせ。



おまけに男は心臓発作を起こして
母のエリカはこの厄介で
わがままな「異分子」の世話をする羽目になる。

ここら辺がね。
巧いのよ。



エリカは自分の生活のペースを乱されるのに
イライラもするんだけど
どっかで
「やでやで」って風でさ。



それは「お利口さん」な女の
責任感??
勿論それもあるだろうけど。



次第に気持ちが泡だって・・・という所に
キアヌ・リーブス演じる36歳の
年下の医者(!!!!)の求愛も絡んできて
エリカは大混乱!!
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そしてそして・・・・・・ってのが
その大まかなストーリーなんだけど。



私がいっつも思うのは
やっぱり物語は「デティール」がしっかりしてないとさ
入り込めないじゃん???

この作品は
小さなエピソードに
ちょっとした説得力あり。



エリカが初めてSEXをするシーン
(さてさてどちらとでしょう?)

「もうこんな事はないと思っていた」と泣くシーン。



 

「何故タートルネックばかり着ている」と指摘されて
たじろぐシーン。
(これは、彼女がリアルライフでも
ずっと首元まで詰めた服ばかり
着ていることへの
セルフパロデイになってるわね。)



男は齢をとっても
若い女に「かまけることが出来る」し、
それが「勲章」にもなり得るが
女はそれができない。



同年代の男は
独身の「社会的評価のある」女に
厳しいし、たじろいでいるという台詞。



ジャックニコルソンが叫ぶように言う



「なんで女は
すぐに白黒つけたがるんだ!」


という実感。
(この役も、まさしくセルフパロデイだわな〜)



若さにかまける・・・ということは
結局「紡ぐ」ことから目を背けているという
男の滑稽さ。タイミングの悪さ。



バイアグラの功罪。



そしてエリカが娘に言う



「一生傷つかないで
生きていくことなんてできない。
だからこそ。」



若い世代に向けた
哀願にも似た言葉。



319166_003  これはね。
男と女の御伽噺。

「年齢なんか関係ない。
僕の心の中のこの感情は
生まれて初めての強いもの。
僕はこの感情に
正直になるしかないんだ。」



009



  



きゃーーーー!!!!
大根でもいい。
キアヌ、ロマンチックを
独り占め。 



私はさ
恋愛不適格者だって
自分のこと思ってるけどね。

でもだからといって
全てを排除って訳じゃない。



だってね。



時々、まるで
ご褒美のように
「異分子」が
心を柔軟にして
人生を彩ってくれるってことも
知ってるからさ。



ひとつこの映画で残念なのは
なんせ、ジャックが「生生しいオス」なものだから
キスシーンが
リアル過ぎて
「美しく」は見えないってことね。
つまりさ
彼に「郵便配達は二度ベルを鳴らす」ってのが
出来ても(って、それはそれで凄いんだけどさ。)
イマイチ、観ている女へのライトで
「美しい」サービスっつうかさ
そういう場面では
ファンサービスキャラとして
ちょっと・・・画的に欠けるっつう。

ま、お好みですけどさ。

その点、キアヌは
儲け役!



あはっはは。



そう。



男も女も
「若さ」ゆえの美しさってあるんだよね。
冒頭の若いお姉ちゃん達が
闊歩するシーンで
その煌きに
うっとりしない奴がいたら
お目にかかりたい。



男も女もなく
「若さ」そのものが煌く才能の時期ってのは
誰しもある。



誰にでもね。

そしてだからこそ
「若さ」・・・・それ以外の美しさも。
人生にはちゃんと・・・ね。



あーーもっとも



それはきちんと
「放り出さずに闘う」人間にしか
与えられない物だけれどさ。



で、貴方ならどっちを選ぶかしらん???



キアヌ???
それともジャック???



私???
私はね〜〜〜〜〜。



・・・・だから
恋愛の才能がないって言ってるでしょ。
無難な方は選びようもないのよ。



で。



「無難でない」のは
さて



どっちかしらね???



どぞ。


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posted by kazoo at 13:35| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画(ら) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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