2015年09月27日

愛と憎しみの伝説

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いやあ
妙な映画観ちゃったわ〜〜〜。

「愛と憎しみの伝説」

これ
ラジー賞とったそうなのよ

最低作品賞、最低主演女優賞、最低助演男優賞、最低助演女優賞、最低脚本賞の5部門とったあげく
1980年代最低作品賞 までっつうさ

何よりも

「この作品で
主演をやったフェイダナウェイは
キャリアを棒に振った」
そうで

棒に振った???

それって
どんだけ〜〜???

そう聞くと

「それは・・・見なくちゃ!」
って気になっちゃったわたくし。


物語は
ジョーン・クロフォード
養女の間に生まれる確執っつうか

「THE女優」なクロフォードが
いかにモンスターな存在で
あったかっつうのを養女側の視点から描いていくんだけど。

実話って訳ね。

ジョーン・クロフォード
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といえば
あの映画
そう
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「何がジェーンに起こったか?」だよね〜〜〜

上の写真
手前に映っているのが
ジョーン。

まあ大女優です。

彼女
子供が産めない体で
養子と養女をもらうことになるのね。

で、「THE女優」だからさ
養女を
自分のイメージUP戦略に使ったりも平気でする。

「年を取る」ことに対して厳しく
客を呼べないなら
首!って
シビアなハリウッドの中で
生きていく中で

アルコールにも溺れるし
愛も見失ってしまう。

で、そこらへんを
おフェイさんが

オーバーアクト
オーバーメイク

これでもか!!!ってくらい
あざとく演じるわけよ。

養女と彼女の確執を描くシーンは
あれこれあるけど

クロフォードが
養女に

「300ドルもする服を
なぜ
針金ハンガーにかけるのッ!!!!

ここに
なぜ
針金ハンガーがあるのおおおおおおおおおッ!!!!」

って叫ぶシーン

わたくし思わず
大爆笑

なんつうか
過剰なの!!!

あまりに過剰すぎて
笑いが出てしまうほど。

そこがおもしろい。

多分
「シリアルママ」を作った
ウォーターズは
絶対この「針金ハンガー」シーンを見たに違いない。

おフェイさんは
大熱演

決して下手っぴじゃない。

だけど

なんつうか
ある種の人にとっては
トラウマになりそうな・・・ワハハ

面白い!!!!

ツンとCOOLを売り物にしていた
おフェイさん
なぜこの作品に出ようと思ったんだろう。

とにかく
珍品で怪演。

いや
わたくしは好きよ〜。

ふっふっふっふっふっふ。




posted by kazoo at 20:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(あ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月20日

アルゴ

「事実は小説よりも奇なりッ!」


「なに叫んでるのよ」



「だから
事実は映画よりも奇なりッ!なのよ!!」



「はいはい
映画のお話なのね?」



「そうそう」



「おかずですッ!」



「ずーこですッ!!」



「2人揃って〜〜」



「映画に耽溺〜〜〜!!」



「うだるような猛暑の日々が
やっと過ぎて」



「幾分過ごしやすくなった
今日このごろ」



「でも台風が来ているんですってよ!」



「皆様、充分ご注意なさってね」




「あーたも
飛ばされないように
・・・って大丈夫か」



「なによ!」



「で、
猛暑を過ぎると
映画のシーズン」



「あら、そうなの?」



「そうよ!
だからの
映画に耽溺〜〜!!!」



「で、アルゴです!」


「これ第85回アカデミー賞
作品賞受賞
しているのね」



「そうそう
ベン・アフレック
監督・主演しているんだけど」



「ベンちゃん、やりましたッ!!」



「やりましたッ!!!」



「映画の中では
髭をはやして
もっさりクマさんのようだけれども」


「もっさりしているんだけど
CIAの
人質奪還専門
切れる出来る人の役なの」




「もうね〜〜〜」



「なによ」



ベンちゃん、一生髭をはやしておきなさいッって
思っちゃったわよ」



「アハハ」



「なかなか手堅い演出で
ベンちゃん
監督業、いけるわよね


「うんうん。
今までの監督作品観ても
ほんと
かなりのクオリティ

ゴーン・ベイビー・ゴーン
ザ・タウン
奥行のある演出
物語で
見応えあったもんね。」



「この子は
やれば出来る子なの」



「で、アルゴ。


お話は
ほんっと
「事実は映画よりも奇なり」でさ
1979年に起きた
イランアメリカ大使館人質事件を
元にしている
のよね」



「そうそう」



「1979年っつうと
イランでは革命の嵐が吹き荒れていた頃で
その11月には
学生400人あまりが
米大使館を占拠
52人のアメリカ人を444日にわたり拘束
するって
事件が起きていたのね」



「知らなかったわ〜」



「そうよ
私も知らなかったわ〜
新聞読んでるつもりでも
何も頭に入ってなかったわ。」



「さらにその占拠の直前
大使館員6人がそこから出て
カナダ大使の私邸に逃げ込む
のよ」



「この6人を
CIAが奪還、帰国させるって話なんだけど」



「これさ
映画は事実とは
微妙に違うぞとか
問題になったのよね?」



「そうそう
カナダの役割はもっと大きいわよとか
そもそも6人は2手に別れて
隠れていたんだとか
あの飛行機のシーンは
イラン側あんなことしとらんぞ〜〜とか」



「ま、エンターテイメントです」



「です」



「でもさ
厳密に言えば
ほんと
「これを事実と思ってもらっちゃ困る」
かもしれないんだけれど

群衆が
大使館を取り囲んでいるシーンの怖さ
とか
なだれ込んでくる時の怖さとか」



「そうそう
主義とか主張とかさ
数を頼んで熱量を持ってしまうと
マジ
怖い
よね。」



「うん。
そういうのは
本当に感じた。


観客は
そういう怖さを
疑似追体験していくことによって
どんどん映画に引き込まれて行くのよね」



「ほら
囲まれていた時にさ
大使館側の職員が一人
「話し合いをする」って出て行くんだけど
あっという間に捕まえられちゃって」



「目隠しされちゃって」


「中に戻してくれ〜〜〜ッ!!!」



「やむなく
ドアを開けた途端」



「だだだだーっと
なだれ込んでくる群衆」



「怖かったよね〜〜〜」



「正論であっても
あんな興奮した群衆の前では・・・」



「そうそう
「集団」の怖さってのが、ね〜〜〜」



「これ観ていて思ったんだけど
アメリカは
「憎まれる」って経験自体
ショックだったんじゃない?」



「そうね〜」



「そういえば
最近
「世界の警察」を自負していた
アメリカが
そういう自分たちを省みて
あれこれ考え出したって作品
多いような気がする」



「ほら王国でご紹介した
ゼロ・ダーク・サーティ

ラストとかさ」



「そうだったわねえ」


「で、話を戻すと
この6人を
どうやって帰国させるか」



「え〜い
『アルゴ』という
架空のSF映画を企画して
6人をロケハンに来た
カナダの映画クルーに仕立て上げ、
出国させちゃえ



「マジっすか?」



「マジっす」



「漫画みたいよね」



「なんというか
よくそんなこと思いついたわよね」



「で、これさ
「SF映画を作る」って作戦の中で
観客は
「映画を作ることについての
あれこれ」
ってか「裏事情」
観せてももらえる訳じゃない??」



「脚本家が値段を釣り上げていくために
かますハッタリとか
マスコミの使い方とか」



「業界内は案外狭いのよ〜
来た女優がプロデユーサーの元女房とか」



「このプロデユーサー役をやった
アラン・アーキン
良かったね!」



「私、アラン・アーキン
こんなに軽みを巧くお見せになるとは
思わなかったわ〜〜」



「なに言ってるの!
あのリトルミスサンシャインを
忘れたのッ???




「それにしてもだわよ
これはやっぱり
特殊メイクの第一人者
ってか
業界の事情通役をやった
ジョン・グッドマンとの相乗効果
ケミストリーだったんじゃない??」


「もう、2人並ぶと
いかにも!業界の人たちだったもんねえ」



「ねえ〜〜〜」




「とにかく
この作品
救出劇である訳だから
「緊迫」シーンが続出なんだけれども
その「緊迫感」が半端じゃない



「飛行機が飛び立つ時なんか
声が出ちゃったわよ〜〜」



「早くッ!!!」



「早く、早くッ!!!!」


「早く〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!」



「・・・・
・・・・」



「72時間という
タイムリミット」



「そしてそのあいだに
作戦を実行される側の
当の6人
本人たちもさ



「こんなのうまくいくわけがない」



「ばれたらその瞬間
殺される」



「いや
本人たちだけじゃなくて
失敗すれば
匿っていたカナダにも
火の粉が飛ぶ」


「うう〜〜〜〜〜〜〜〜」



「うう〜〜〜〜〜〜〜〜」



「しかも
アメリカ国内でも
「やっぱしこんなの無理だって!
作戦中止〜」とか
言い出すし」


「うう〜〜〜〜〜〜〜〜」



「うう〜〜〜〜〜〜〜〜」



「怖いシーン
沢山あったね」



「あたしが一番怖かったのはさ」


「なに?」


大使館員の写真つき名簿
占拠される前
必死にシュレッダーにかけるじゃない??」



「うん」



「その紙片をさ
イラン側が子供を使って
つなぎ合わせていくじゃない」


「あ〜〜
あれね〜〜〜



子供たちは
無邪気にさ
パズルをはめこむように、ね〜〜」


「で、うまくつながって
顔がわかると
捕まっちゃうわけよ」



「もうね〜〜〜」


「ね〜〜〜〜」


「あの子供達」


「うう〜〜〜〜〜〜〜〜」


「うう〜〜〜〜〜〜〜〜」



「この救出作戦の顛末は
長いあいだ
CIAのトップシークレットだったらしいわね」



「いやあ
ほんとに
よくぞ助かったわよ」



「それにしても・・・」



「なによ」



「これさあ
同じことが
日本人の身に起こったら
どうなるのかしら



「え?」



「いや、助けてもらえるのかなあって
思ってさ」



「う〜〜〜ん


あーたは
難しいかもねえ」



「え?
どういうことよ」


「いや
みなまで言わぬが・・・」



「なによ〜〜〜ッ!!!!」


「・・・助けてもらう前に
そもそも匿われていた場所に
長くとどめていられないんじゃない?
「うちの食料倉庫も限界がある」って」



「・・・・・



・・・・・・


きーーーーーーーーッ!!!」




「言葉で敵わないからって
ぶつのはよしてって
いっつも言っているでしょ!!!」



「きーーーーーーーーーッ!!!!」



「せめて
ぶつなら
その手に持った
ドナツはお皿に戻してからにしてーーーッ!!!」



「とにかく
上映後
あれこれ言われることを
予感したかのように」



「作中で何度も
「アルゴくそくらえ!」
言わせたベンちゃん」



「されおつ!!」



「されおつ!!!」


「やるわね」



「やるのよ〜〜」



「ぜひ!」



「ぜひ!!」




posted by kazoo at 14:27| Comment(0) | TrackBack(16) | 映画(あ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月04日

L.A.ギャングストーリー

「これ、西部劇だよね」

って言ったら
笑われちゃったけど



超暴力的
残忍非道の絶対的な敵がいて


そいつを倒すために
個性豊かな男たちが
志を共に
一致団結して立ち上がり・・・ってのは


わたくしの中じゃ
「西部劇じゃん!」

だったりするのだ〜〜。

この映画は
実話を元に・・・って奴だけど
エンタメ上等!
作品になっておるざんす。


原題

Gangster Squad

敵は
実在したギャング
ミッキーコーエン


「俺は誰も殺していない。
つまり、殺す必要のないヤツは。」
全国ネットの
TVショーで
そううそぶいたっていうこの悪党を
演じるは
ショーン・ペン


俳優ってさ
役はあくまで役であって
ショーン・ペンだって
「演じている」訳だけれど


な〜〜んか
役と彼のリアルが
リンクするってか


観ているこっち側からすりゃ


「・・・・まんまじゃねえの??
実際のところ」

なんて思う時があって。



ショーン・ペンっつうたら
あのマドンナの元旦那で
そのテンパーっぷりに関しちゃ
あれこれエピソードも多いお方じゃない?。


1987年

飲酒運転および暴行の罪で6か月の実刑判決

2009年

カメラマンに襲いかかり暴力事件で
3年間の保護観察処分


マドンナとの結婚式には
飛んできたヘリコプターに
「発砲」
なすったってエピソードもありましたなあ。


今はすっかり
丸く・・・なられたのかしら??


いやいや
この役をやっている彼を観ていると
「・・・・ガチじゃねえの?」


そうとしか思えず〜〜。


マグショットの
撮られっぷりも
ガチだったもの〜〜〜。

映画の中での
ワンシーンとはいえ
なんだろうか
このはまりっぷり。


で、
ショーン・ペンの
テンパーっぷりって

メル・ギブソンのそれとはまた
ちょっと違って


「神経質」なひりつき
内包しているような気がする。


その神経質なナイフってな印象が
ミッキーコーエンの
服装に細かい部分とかさ

そういうエピソードに
見事にリンクしちゃってて。



わたくし
残虐なシーンについては
うう・・・でも
あんまし響いてこない・・・だったんだけれども


(いや
声は出たよ。


ひゃ〜とか
うえっとか。


でも
なんかちょっと
そういうシーンは
映画の中では若干、上滑りな感じもうけた。)


でも
ショーンペン演じるコーエン



過剰に自分のテリトリーに
自分の流儀に
自分の美意識に
神経質な感じでこだわっていて

・・・
・・・
いやあああ〜〜〜な
ヒリヒリしたリアルを感じさせて
巧い。

・・・

・・・


で、
巧けりゃウマイほど
こんな役
よく受けたわねって。


アハハ


まあ
悪役って
役者として
やってて面白いんだろうなあ



ミッキーコーエンと
対決するのは
ロス市警の個性溢れる面々。

バッジを外して
(心の中にバッジの誇りを抱きつつ)
問答無用で
「死して屍拾うものなし」


敵にたち向かっていくのよ。



これさあ



普段
「暴力はいけません」とか


「話せばわかる」とか
思っていても


やっぱ
ロス市警側が
散々な目にあって


うううううううう〜〜〜〜
んで銃を手に取り

「行くぞっ!!」

ってなると

観ているわたくし



「行け〜〜〜〜っ!!!!」

ってなるわけですよ。



怖い。
自分が。


怖いねえ〜〜。


だけど
面白いのよ〜〜う。
その
まるっきり
西部劇な
立ち上がり方に燃えるのよ〜〜う


何はともあれ


わたくし
この作品はね
ライアンゴズリング


彼を目当てに
観に行ったといっていい。


あまりにも
ドライヴの時の彼が良くて



きみに読む物語
ラースと、その彼女
なんかも観たけれど



間違いなく
「のってる」


「旬」

の役者だよね。


一人の役者の中でも
「旬」の時期ってあるじゃん?


彼の今、
見逃しちゃもったいないって思ってさ。


で、
ここでライアンは
「ジェリー・ウーターズ」っていう
若くて
一匹狼で
でも
「熱いハート」の持ち主を演じている。


女に惚れて
惚れられて


危険な橋を
渡ってしまうという


はい



「美味しい役だね」



をやるんだけど


まあ、フェロモン出てるよ〜〜〜〜
出てますよ〜〜〜



この人の魅力は
「口元」にあり。



「何か言いたそう」な口元で



「寡黙で雄弁」な感じ。



女性って
寡黙
だけど
「言うべきことは言う」
って男に弱いのよね〜〜



・・・



・・・



ってあくまでも
役の上でのイメージだけふまえての意見だけどさ。



アハハハ。





口元観ていると
うずうず。



「何??
何か言いたいことあるんじゃない??」





そのうずうずが
魅力に繋がってて
役に説得力を持たせていると思うんだけど
どうかしらん?。





で、彼と恋に落ちるのが
エマ・ストーン


彼女
ミッキー・コーエンの
愛人役なんだけれど


赤い口紅
よく似合ってらっしゃいましたのこと。



「赤毛の女は
気が強い」
という
お約束を踏まえつつ


「行儀作法の先生」って設定が
ひねりが効いてて
GOOD。


この作品は
ロス市警団のメンバー
それぞれが個性的だから
そこんところも
見所なんだけれども


まずは
ロス市警団の中心となる
日の丸弁当顔の男
ジョシュ・ブローリン演じる
ジョン・オマラ巡査部長


これがさ
今までの映画の切り口だったら


「チームを率いる
熱い男」


これだけで充分だったと思うのよ。


だけど
今回
彼って
熱いがゆえに
暴走しちゃうところがあるからってんで


そこのところを
奥さんがフォローしていくって切り口が
新しかったし


男の物語の中の
女の絡ませ方としても



「うまいな」って思ったわ〜


ってか
わたくし
この奥さん
かな〜〜り
好き♪


自分は身重で
危険な任務にあたる旦那の身を
案じているんだけれど

単純に

「心配して泣く」とかさ
いやもちろん
泣きもするんだけれど
そういう場所に留まらない。

旦那がチームを組むのに
メンバーの選考を
手伝う・・・っつうか
彼女が決めていくってなノリなのさ。


いいなあ〜〜〜


もちろん

互に強固な
「信頼」と「愛情」が土台にあるからこそ
・・・なシチュエーションの訳だけど。



「引き止めたいけど
引き止めても
この人は行くだろう」


「だったら
今の私にできる最善のことをしよう」



うん。



いいよなあ〜〜〜。



あ、あと
爺好きな貴方にはぜひ

ロバート・パトリック演じる
マックス・ケナード巡査の
早撃ちを



観るべき!!


アメリカ映画伝統の

父と子的チームメイトとの
バディシーンにも
きゅんと!


きゅんとくるわよ〜〜!



やっぱさあ
男たちが一致団結
「立ち上がる」
っていう物語は
観ていて燃えるもんがありまするわ



そう
やっぱこれは



「西部劇」だわ


アハハ


あ、あと
偉いさん




市警本部長の役を
ニック・ノルティがやってんだけど


元気で四角で
でっかくて
ああ、
まるっきし
年取った、むく犬!


いや
安心しましたなり。



薬物依存とアルコール中毒で
一時
危ういニュースも
多く
聞こえてきていたからねえ〜〜。


と〜にかく
旬のライアン
悪役ショーン


そして
魅力ある
面々



エンドロールは
さりげなく
ロスの名所案内になってたりして


うん

見ごたえありだわよ〜!






posted by kazoo at 13:50| Comment(0) | TrackBack(11) | 映画(あ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月01日

相棒シリーズ X DAY

「こうでなくっちゃ!!」





「え?
何が???」





「あのさ
あたしは
相棒シリーズ
結構、かってるのよ」




「ま〜た偉そうに」




「だって
相棒シリーズって
脚本しっかりしているじゃん



聞いた話じゃ
いろいろ制約が多い
TVの世界の中で
結構骨太なテーマ取り上げてやってたりするし」



「うんうん
健闘しているわよね」



「だけど
そういうご贔屓の相棒シリーズでも
息切れっつうか
低迷っつうか」


「・・・あーたって
絶対どっかで
ケチをつけずにはいられないって
タチなのね」



「あ〜ら
だって
ファンである方には申し訳ないけどさ」



「なによ」



成宮寛貴
右京さんの相棒になってから
な〜〜んか、さ」


「なによ〜〜
成宮君、頑張っているじゃないの」



「・・・頑張っていりゃいいってもんじゃないでしょうよ」




「あら」




「思うにさあ
右京さんは
成宮を育てる父親役・・・を目指したのかも
なんだけど



父親役という程には
枯れてないし」




「そうね
枯れるどころか
日本の警察は
鑑識の米沢さんと右京さんがいれば
安心よ〜とか
あーた言ってたもんね。」



「・・・あーた今、ちょっとバカにしたでしょ。


右京さんと米沢さんを笑うものは
右京さんと米沢さんに泣くことになるんだからねっ!




「・・・何言ってんだか」




「でさ、
最近の相棒には
かつての「リズム」が失われていて
あ〜あ・・・ってところで
今回の映画
「相棒シリーズ X DAY」よ」


「うん」



「だから正直
どうなんだろうと思いつつ
観たんだけれど」


「ほう」



「あーた、さすが相棒!!!
こう来たかっ!!!
だったわよ」



「良かったじゃん・・・ってか
あーた、失望しながら映画館行って
予想が覆ってバンザーイってパターン
多くない?」



「良かったんだから、いいじゃん」



「いいけどさ
つくづく
橋を叩いて叩いて・・・」



「叩き壊しちゃいませんからねっ!!」



「今回の「相棒」の中心になるのは
伊丹と岩月





「現場の叩き上げ伊丹刑事と
最先端の情報捜査の岩月って取り合わせね」





「その昔
憎々しげに



「か・め・や・ま〜〜〜〜」



とか言っていた伊丹刑事が
主役だわよ。
すっかり出世なさって!」




「魅力全開よね!
悪相なのに可愛いという」




「ファンの間じゃ
「イタミン」なんて呼ばれちゃって」


「なんかわる〜いビタミンの種類みたいだけど」


「あ!
あーたそういうけどさ
昔はこういうタイプの役者さん多かったのよ」



「あらそう」



「そうよ
甘いフェイスってだけじゃ
男の顔はもたないんだってば」





「確かに
噂されると背中が痒くなるなんて
唸ってる
伊丹の顔は見ものだったわ」




「そんでさ
岩月とのバランスもいいじゃない?」




「何かと対照的なんだけれど
いつの間にか
「相棒」に育っていく
という、ね」




「うんうん」




「今回の
伊丹刑事、走るわよ〜〜」




「走るし、飛ぶし」



「アハハ」


「で、伊丹と岩槻だけじゃないの」



「何が?」


「だから、「相棒」よ!!


あたしが個人的に
右京さんとは一番いい肌合いだったわと
思ってる


ミッチー演ずる神戸尊
と右京さん



或いは
憎まれ役の内村刑事部長
中園





とにかく
いろんな場所に
「相棒」がそれぞれの形で
存在していてさ


そこが
まずは見所」




「なるほど」



「あとの見どころは」


「なに?」



「X-DAY」の内容よね」




「それって、なんなの?」




「それはさ
・・・あー多分
知らないで観た方が絶対いいと思うから
ここでは言わないでおくわ」




「え〜〜
そうなの??」




「たださあ」



「ただ?」


「完全に覚えている訳じゃないんだけれども



「人々は複雑な真実より、
わかり易い嘘を信じたがる」
とか


「急激な変化はダメだけれど
じわじわ来る変化は大丈夫なんだ」
とか


「実際に(まずいことが)
起きたら“想定外”と言えばいい」
とか


別所達也演じる
財務省族議員のセリフは
かなり怖かったわ」



「なにそれ〜〜〜」



「そういや
原発でもさ
結局誰も「責任をとっていない」って事実があるじゃない?



そういうことを鑑みながら聞いていると
本当にゾッとする内容なのよ〜。」



「・・・・自分たちの一番見たくない部分を
突きつけられちゃうのよね。


場内は結構
中高年多かったけど
終わって
明るくなった時


みんな一様に


「ほ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」って

ため息ついていたもんねえ」




「今もさあ
アベノミクスとか言ってるけど
給料上がる前に
物価上がっていくしさ
いや、その前に
国の借金が
どんどん膨れ上がっている
って事実がある訳じゃん」



「うん」



「だからさあ
X-DAYって
明日あることかもしれない
っていう、ね」




「X-DAY・・・」




「とにかく
詳しくは言わないけどさ
「これはフィクションです」ってテロップ



「・・そ、そうよね??」


ってあたし頭の中で確認しちゃったほど
リアルな怖さがある内容だったよ。」



「ふ〜〜ん」



「「地味」って評価もあるみたいだけどさ
繰り返すけど
とにかく観ていて
ゾーっとしちゃうリアルさ加減で
あたしは見ごたえあったわ〜」



「うん」


「あ、それと
「暇か?」課長の格好良さも
観られるわよ」


「コーヒーもらいに来るだけの人じゃないってことね」




「そう、やるときゃ
やる人だったわよ」





「TVでお馴染みのキャスト
総出演」





「右京さんも休暇中なんだけど
ちょっとは出るのよね」





「うん、ちょっとだけだけど
重要なポイントで」



映画は終わっても
「解決」しないX-DAY。

終わらない
終わっていない
余韻が凄いよ。


相棒シリーズ X DAY」



「難しいことはわからない」って言いながら



そこでとまるんじゃなくて
「自分の中の正義」を支えに
行動する伊丹刑事
の姿って
ひとつの「答え」でもあるわよね。」



「お薦め?」



「お薦め!!」






posted by kazoo at 11:50| Comment(0) | TrackBack(6) | 映画(あ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月24日

エージェント・ゾーハン

「くっだらないわね〜〜〜!!!!」



「くっだらないわ〜〜〜〜!!!!」



「ほんっとに!」



「くっだらな〜〜〜い!!!!」





「おかずですっ!」





「ずーこです!!」





「2人揃って」





「映画に耽溺〜〜!!!」




「・・・いやあ
日本じゃ
イマイチ認可されない
アダムサンドラー作品」





「なぜだろう」



「なぜかしら」



「ビデオスルー作品も数知れず〜〜」


「でもさ」



「でも」



「おんもしろいっ!!!」





「好きっ!!」



「好きっ!!」


「王国の中でも
ご紹介したよね」





俺は飛ばし屋 プロゴルファー・ギル





チャックとラリー おかしな偽装結婚!?





50回目のファーストキス




「ご紹介はしていないけれど
アダルトボーイズ青春白書
笑ったし楽しんだよね〜〜」





ウエディングシンガー
あたしたち好きよね!」





「彼の作品って
なんか
あったかいのよね」



「根底に流れるものが、ね」



「で、今回の
エージェント・ゾーハン





「くっだらない!!!」





「くっだらないのよ〜〜〜う」





「下ネタバンバン」





「裸んぼ上等!!」





「だけどさあ」





「それが「下品」にだけ落とし込まれないってのが
アダムのいいところ」





「そうそう
下ネタもきわどいのに



かな〜〜〜りなものなのに
下品っていうより



「しょうがねーなー」



って笑わされちゃう。」





「中学生男子のり」





「やってることは
ほんっと
きわどいんだけど」





「ぷっくり出たお腹で
腰ぐるんぐるんのあのダンス!!!」





「ブッシュ!」





「プッシュ!!」





「ブッシュ!!!」





「プ〜〜シュ!!!」





「「本体」よりも
ブッシュが好きなんて」





「もちろん
あれは
前大統領をコケにしているってのも
あるけれど・・・
くっくっくっくっく



何の話かって?
観ればわかるわ!」





「えっとね
お話の内容はっていうと





モサドの凄腕エージェント・ゾーハン
抜群の身体能力で敵をバッタ,バッタとなぎ倒し,
敵に恐れられていた。

そんな彼の密かな夢は美容師になること。


そんな彼にニューヨークで美容師になるチャンスが訪れる。


スーパー・エージェントから,カリスマ美容師へ。

様々な裏技で年配のご婦人からは大人気に!

そんな彼に昔の敵が忍びよったからサー大変!
どーなる、ゾーハン!?



・・・っつうね」





「ゾーハンは
前向きな男で
すんごい
「裏技」も持っているんだけれど
なんせ80年代で時が止まってて」



「微妙にダサい」




「ダサいのよね」



「そのダサい姿を
笑ううちになんか
こっちにも妙にくるものが〜〜」





「例えばさ
ヘアカットとかでもさ
今は「ナチュラル」志向だけれど」



「こんなの段カットも何もなくて
華やかじゃない」って
ゾーハンが言うシーンがあるんだけれど





ほら
日本もさー
80年代と言えば」




「バブリーな時代だったからね」



「そうそう」



「でさ、その時代特有の
「今思えば
とんでもなかったわねえ」っていう
「勢い」ってあるじゃない?」




「タクシー止めるのに
一万円札指に挟んで見えるようにしながら
止めるとか」





「アッシーメッシー」





「今の若い子に言っても





「それなに??



え?
車出してくれるだけの男?
食事連れていってくれるだけの男?



そんな関係が
当たり前だった??
ま、マジ??」



だろうけれど」





「そういう時代の中でさ〜〜」





「肩パッドバリバリのスーツ着て」




「くっくっくっく



そういや

あーた
ただでさえ
いかり肩なのに
あんなに肩パッド入ったジャケッツ着ていたから
裃(かみしも)さんなんてあだ名ついていなかったっけ??」



「・・・ついていませんっ!!」




「で、ゾーハンってのは
イケイケどんどんが好きって言うより
綺麗で華やかなものが持つ
ポジティブなエネルギーが
好き
なのね



LOVEなのね」




「今の時代には
そぐわなくても」



「そういう
「綺麗」って
平和だからこそ
ってのが
あるし」





「うんうん。



平和じゃなくちゃ
髪の毛なんかに
ブッシュなんかにかまけてらんない」





「思えば
芸術とかアート



映画なんかもさ



そういうもんじゃない???





それらが
速攻リアルに
役にたつものかっていうと」





「そ〜れ〜はね〜〜〜」




「だけど
それらがあることによって
「平和」の指針にすることができたり
ハートの栄養にすることができる」




「ゾーハンはそこに気がついちゃったから
あんなに凄腕だったのに!!」





「そう
不死身野郎なのも大概にせえだったのに!!」





「目指せ!
美容師!!」





「美容師!!」




「あー
あーた的に見どころは?」




「まずはアダム映画につきものの
豪華なゲスト出演者たち」





「そうね
そして
マライアキャリー!!」





「マライア!!」




「マライア!!!」




「ぷぷぷぷぷぷ」




「ぷぷぷぷぷぷ」





「後は・・・あ、あのイルカバタフライ!!!」




「あれは笑った!!」





「ずーっと感じていた
「バタフライ泳法」の
バカバカしさを」





「バージョンアップ!!!」





「敵役をやるのが」





「わたくしたちお気に入り





ジョン・タトゥーロなのよ!」





「・・・それにしても」




「・・・くっだらない!!!」





「ほ〜〜んと
くっだらない!!!!」





「だけどさ

日本全国欝で〜〜すみたいな中」




「笑うって大事」





「うん」





「ね!」





「ね〜〜〜!!!!」















posted by kazoo at 18:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(あ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月15日

甘い毒

手ごわい悪女って
魅力的
だったりするのよね〜」



「何をしょっぱなから
しみじみしているんだか。」



「あら
だって
悪女ってフェロモンあるじゃん」





「・・・それって
ひょっとして自分の話のつもり?
それとも
映画の話??」



「もちろん
その両方だったりするんだけれども」



「!!!!
あーた
なんでも言いっぱなしってのは
良くないと思うわよ!」




「おかずですッ!」





「ずーこですッ!!」





「2人そろって」





「秋ですもの」





「映画に耽溺〜〜〜!!!」





「そう、秋は映画よね!」





「そうそう」





「春も映画だし」





「夏も映画」





「そして冬も映画だけれど」





「秋はことさら〜〜!!!!」





「映画よッ!!!」





「そそそそそそ!」





「で、甘い毒」よ」





「素敵なタイトル」





「これはさ
いわゆる悪女ものなんだけれども」





「うんうん」





「ほら
悪女ものっつうと
まずヒロインが
まぶくないと、さ〜〜〜」





「あ〜〜〜そりゃ、ね」





「男を振り回す
ある意味
ファムファタル的存在になったりもするんだから
ブスじゃ話になんないのよ。



ブスじゃ!!」





「・・・人の顔の真ん前で
ブスブスって言わないでくれる??」





「おほほほほほ」





「おほほほほほじゃないわよ。





あーた私がブスだったら
双子のあーたも
それは残念でした
イコールってことなんだからね!」





「・・・・



・・・・」





「・・・で、この作品のヒロイン
リンダ・フィオレンティーノのルックスはどうだったのよ」




「合格!」





「合格なんだ」





「合格なのよ〜〜」





「綺麗は綺麗なんだけれど
どっか破綻している美しさ。


口元が
なにげに下品
だったりさ」





「ほほ〜う」





「で
高飛車が似合うルックスなのよ〜〜。



で、演じるは

ブリジットって名の悪女。


このブリジットがさ
悪い、悪い」





「ほほ〜〜う」





甘い毒
原題THE LAST SEDUCTION


直訳すれば
最後の誘惑ってことになるのかしらね


「甘い毒」
この邦題もよくつけられてるじゃない?」





「ほんと
珍しくよくできてるわね」



「で、ヒロインやったリンダ・フィオレンティーノって
結構いろんな映画に出ているのよ」




「例えば?」



「まず
アフター・アワーズでしょ」





「あ、
以前取り上げたわよね」





「そそそそ。





で、あーた
私が愛したギャングスターでしょ
ドグマでしょ
スナイパーでしょ


あ、あとメン・イン・ブラックにも
出てるの。」



「あら。


タイトルを聞くと
メン・イン・ブラック


はともかく


あーた好みの作品多いわね」





「でしょ?
でしょ??
でしょ〜〜〜???





でもさ
正直
これらの作品では
彼女
そんなに「強烈」に
わたくしの印象に残っているって訳じゃないのよね」





「あー」





「でもまあ
出演作の選球眼はいいよね」





「・・・だから何を根拠に毎回毎回・・・」





「甘い毒」はそんなリンダ・フィオレンティーノ
彼女の代表作ッ!





「・・・決めたのね」




「決めないでか!!!」





「確かにいいわよね。
彼女の存在感がないと
「そんな女いねえよ〜〜〜」の一言で
終わっちゃうかもだもの」



煙草が似合うってのも
悪女の条件ね」





「ねえねえ
悪女もので
面白かったっていうと
あーた何を思い出す??」





「そりゃあ」





蜘蛛女?」





蜘蛛女!!!」









「あれもすっごい悪女っぷりで、ねえ」





「あんまりすごくて
笑っちゃったわよね〜」




「当時人気あった
ゲイリー・オールドマンを見事手玉にとっちゃって」




「そうそう」



存在の耐えられない軽さもだけれど
何より


あの作品で
レナ・オリン

もんのすごく注目したのに」




「したのに、何さ」





「いや
なんかあれがベストだったのかなあって
あとが続かなかったと思わない??」





「いいじゃない
安い作品で顔だけ数売っている奴より
ちゃんとそうしてお店をはれたってだけ
レナの勝ちなのよ!」





「そういうもんかしらねえ」





「そういうもんよ」





「まああーたの言うとおり確かに
悪女もので名を売った女優って
その印象が強烈であればあるほど
次の作品大変かも・・・ではあるけどさ」





「あるけど?」





そんな安い計算で動くようじゃ
悪女もので主役ははれない!

観客の視線は
向かせられないわよ」





「・・・全く何を根拠に言い切って・・・」




「そうよ。



わたくしが一番いいなあって思ったのが
甘い毒のヒロイン
旦那が麻薬取引で儲けた70万ドルを持って
トンズラするんだけれども


その逃亡の最中
ド田舎の男マイクをたらしこむじゃない?



でマイクは
この高飛車女にはまっていく
どんどんはまっていく。



だけど
彼女は高飛車のまんまでさ
あそこらへんの説得力が
凄いじゃない??



演技とは思えな〜〜い!!
半端じゃないじゃん。」





「そうそう
ツンデレじゃないんだよね」





そんな次元じゃない。


ツンデレじゃないよね〜〜〜」





「マイクは
ベッドインも果たして
彼女は自分を愛しているって思いたいけど」





「ご指名ファックの相手とか
言われちゃって」





「それがまた
激しいファックだから」





「やっぱり気持ちあるよな??って
男の方は思うのに」





「ベタベタしないでとか言われちゃって」





「男女逆転」





「彼女の態度は
駆け引きのためって訳でもない」





「そうなの
駆け引きってのはさ
ある程度
対等な相手とのあいだで行われることでね〜〜





結果的に
「はめた」となったとしても
こうまで次元が違えば
駆け引きじゃないのよ〜〜。



彼女はもう息をするように
悪女なんだもの〜〜〜





「そうね〜〜〜
マイクとは
あまりに
次元が違うものね」





「もう全然ッ!!!違うッ!!」





「あー
こんな悪女
もう初手から
手に余っているんだから
マイクも
「田舎者の倫理」に準じて
距離を置けばいいのにって観ていると」





「どんどんどんどん」



「どんどんどんどんどん」



「いけない方向に」




「方向に!!!」





「どうして
マイクがそこまで
「外から来た女」にはまっちゃったのか」





「原因となったあのマイクの秘密
強烈だったけど」





「そうね」





「あれはあれで
一本映画ができるわよね」





「うん
マイクの秘密をお知りになりたい方は
ご覧になってね。」





「とにかく
「後悔」なんかこれっぽっちもしない
女の悪行のその見事さ
一種痛快さを
愛でる作品




「ヒロインの旦那役を
ビル・プルマンがやっているってのも
な〜んか納得だし」





NY批評家協会賞受賞している事も
ほんと納得。」





「蜘蛛女と甘い毒
2本続けて鑑賞したら・・・」





「・・・若いお兄さんには
トラウマものかもよ〜〜〜〜
おほほほほほほほ」





「おほほほほほほほ」





「おほほほほほほほ」





「お〜〜〜〜っほっほっほっほっほ!」





「ぜひ!」





「ぜひッ!!」











posted by kazoo at 14:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(あ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月10日

宇宙人ポール

「今年なんばあわんだった
ホットファズ!!」





「今年一番っつうても
あーた
公開年でもないのに
なんだって話しよね」





「いいじゃないの
いいもんはいい!
面白いもんは面白いんだから!!」





「まあそりゃそうなんだけどさ」




「で、ホットファズ主演の



サイモン・ペッグ
サイエントロジーの呪いをかいくぐり〜〜」





「こらこらこら」





「のびのびと
いつも通りニック・フロストと共に
愛すべきガキンチョ大人を演じた
宇宙人ポール!」





「えっと
まずは
簡単なストーリー」





「アメリカのコミック業界最大のイベント“コミコン"に参加するため、
イギリスからはるばるやって来た
SFオタクの若者グレアムとクライヴ。

そんな彼らのもう一つの目的は、
アメリカ西部に点在する有名なUFO関連の名所を巡ること。

さっそくキャンピングカーでドライブに繰り出すが、
いきなり車の事故現場に遭遇、

様子を見に近づいた2人の前には、
なんと本物の宇宙人が姿を現わした。

“ポール"と名乗った宇宙人は、60年前に不時着して以来、
政府機関に囚われの身となっていたのだった。


グレアムとクライヴは、アメリカ文化に染まりきった
ポールの言動に戸惑いつつも、
彼を故郷の星に帰してあげようと一肌脱ぐことにするのだが…。」





「だが・・・」





「だが・・・!!」





「だが〜〜〜っ!!!!」




「まずは主人公
この
グレアムとクライブって





「オタク」」





「なんだけど
イラストレイターと
SF作家として
大志・・・ってほどではないんだけれども



薄ぼんやりと
成功を求めてはいるのよね」





「薄ぼんやりとって!」





「彼らは
そうだね〜〜
やっぱ世間から
ずれてるのかもしんないけど」





「いいやつ!!!」





「いいやつらだよね〜〜!!!」





「チャイルディッシュではあるけれど
芯にさあ
いいやつ魂を持ってる」





「うん。
そんでもって
二人仲良しだしさ〜〜〜」





「行く先々で
ゲイの新婚旅行なんて言われちゃって」




「さしずめ日本でだと
楯の会関係者ですか?」とか
言われちゃうって感じなのね?」





「言われないわよ!」





「あら」





「あらじゃない!!



うるさい団塊のオヤジに
怒られるからそういうの止めて!!」



「で、さ
他人から見りゃ
妙ちきりんでも





「いいやつ魂」を持っていたら!」





「性別を超える!」





「国を超える!!」





「種を超える!!!!」





「ポール!!!!!」




「ポーーーーーール!!!!」




「やだ〜〜〜
気持ち悪い〜〜〜



とかなんとか
そこで
つぶやいちゃってる女子!!!」




「女子!!!」



「ポールは
あんたなんかに渡さないわ!!」



「・・・初手から
あんたのもんでもないけどね〜」





「ポールってば
息をとめたら
姿消すことできるのよ〜〜」





「すご〜〜い」





「すご〜〜い」





「カウチでいけないもん吸いながら
語るポール!!!」




「ポール!!!」





「愛の責任は
しっかりとるぜ!の
ポール!!!」





「ポール!!!」





「いけないもん吸ってるから
肝心の時に
息が続かないぜ」





「ポール!!!」





「ポール!!!!」





「あのさ」





「なによ」





「あたし
「あ〜〜〜〜〜〜素敵!!って思った
映画の中のキャラのこと


思い出してたのよ」





「うん」





銀河ヒッチハイク・ガイドの
ゼイフォード・ビールブロックス





「うん」





「あれもよく考えりゃ」





「・・・ポール!!」





「ポールでしょ??」





「あー確かに
ポールだわ」





「地球外にしかおらんのかっ!
あたしの理想は!!!」





「ぷぷぷぷっ!!!





いやそんなこと
ここで
うなられても、ねえ」





「で、この作品





何が面白いって
映画好きなら



思わずにやっの
数々の映画愛オマージュ





未知との遭遇!」





ET!」





MIB!」





激突!





キル・ビル!」





「そして」





エイリアン!!!」





「ってか
あの人!!!」





「よく出たわよね〜〜〜」





「男気あるわ〜〜」





「女優だってば!!」





「で、せっかく出たのに
あの!!!」





「ぷぷぷぷぷっ!!!」





「ぷぷぷぷぷっ!!!」





「まあ、そこは
あのシーンは
観てもらってのお楽しみ」





「そうね」





「あたしはさ〜〜何より
「大人になる」楽しさってのが
存分に描かれていて
嬉しかったわ〜〜〜」





「奴らグレアムとクライヴって

世間の基準からすりゃずれてるかもだけど



「幼稚」では、ないのよ。」





「うん」





「ほら
あたし達の中で
チャイルディッシュってのと
「幼稚」ってのの間には」





「すっごく隔たりがあるよね!!!」





「そうなのよ〜〜。





「精神が若い」ってのと
「幼稚」ってのとは」





「違う〜〜」





「そこんとこ
なんか
一緒くたに語られがちじゃない??





でも
そうじゃない」





「ってか
あたし達が言っても
「お前ら風情が何を言ってんだか」って



しらけてる
そこの女子!!」





「女子!!!」





「そのニュアンスをこそ
観て欲しいよね」





「男子にもね」





「後さ
やっぱロードムービーって」





「いいよね〜〜〜」





「いいね〜〜〜」





「そうそう





ラストシーンでさ
ポールが
「間がもたない
気まずいだろ??」



って言ったの



受けたわ〜〜〜〜」





「あはははは」





「とーにかく」





「ポール!!!」





「ポール!!!!」





「理想だわよ」





「はいはい」





「渡さないわよ!!!」





「だから
初手から
あーたのもんじゃないって」








「愛はね、



銀河を超えるのよ〜〜〜!!!








「・・・ってか
あーた自身が
宇宙外生物なんじゃ・・・・」




「!!!!!!」






posted by kazoo at 08:08| Comment(0) | TrackBack(5) | 映画(あ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月09日

愛のむきだし

な〜〜〜んじゃ
この映画!!!




怒涛の237分!!



鑑賞後
「ぽっか〜〜〜〜〜〜ん」





ええ。





ぽっか〜〜〜〜〜〜んです。






妙な
変な
怒涛の



あっはっはっはっは




もう一度言うわよ

なんじゃこりゃ〜〜!!!!





上下巻にわかれていたわよ
DVD。





ちょっと腰がひけるわたくし。





ブラックマヨネーズ
ブツブツ君が


「豪華クルーズどうですか
専属シャフが1人
ついて・・・」


うんぬんって話をふられた時





「・・・専属シェフ一人か〜〜
その人と味覚が合わなかったら
悲惨やな〜。


すっげ〜〜
塩味がきつかったりしたら


朝起きた時に


「あーまた
あのしょっぱい料理食べなあかんのや〜〜」


とか思わなあかんやん」


とか言ってて



「豪華クルーズ」の専属シェフって話から
なんでそんなこと思うねん!って
爆笑していたわたくしなんだけど





237分!!
237分ですよ。
それこそ
肌に合わなかったら
苦痛以外の何物でもないじゃん???



しかし
結局



・・・・



・・・・





ぽっか〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん






あはははは。


幼い頃に母を亡くし、
神父の父テツと二人暮しのユウ。

理想の女性“マリア”に巡り合うことを夢見ながら、
平和な日々を送っていた。

しかしテツが奔放な女サオリと出会ってから生活が一変。

やがてサオリがテツのもとを去ると、
テツはユウに「懺悔」を強要するようになる。

父との繋がりを保つために盗撮という罪作りに没頭していくユウ。

そんな彼はある日、罰ゲームで女装している最中に、
ついに理想の女性ヨーコと巡り合う・・・。




な〜んて
これはねえ
やっぱ簡単には
内容説明できないよ。




宗教





カルト






原理主義



血しぶき





女囚さそり






パンチラ





レズビアン






盗撮





勃起





そんなものが
散りばめられた



なんじゃこりゃあムービー。





主人公ユウ役をやった西島隆弘って
一応
アイドルな訳でしょ?



事務所も
本人も
よくやった!



よく受けた!!!




あの
そそりたつ
純愛股間を含め
その選択は
「正しい」。





正しいぜ!!




これで
キネマ旬報


新人男優賞受賞ってのは
同じく
新人女優賞をとった

満島ひかりとともに
うん
さすがのわたくしも納得。



この満島ひかりに
「萌える」男たち





ええ



それもまた
当然でしょう。






た〜〜っぷり
魅せてくれるもの。



しかしこの2人もだけれど





なにより
わたくしが注目したのは
安藤サクラ!!!



ご存知のように
俳優奥田瑛二安藤和津の娘



この両親に
あんまり共感を抱かない


ってか




「めんどくせえ」って印象しか


持っていなかったわたくしだが

その娘、彼女が
こんなにいいとは
知らなんだ。





こいつ、
すげえ。





なんだよ
この役の
粘着質な感じ



リアルに迫ってくる
「人間の、
女の恐怖」





存在感が凄すぎて


ま、
漫画かよっ!!!





薄目で
人の話を聞きながら
にた〜〜〜〜っと笑う
その顔が
花沢健吾の漫画
アイアムアヒーローに出てくる
登場人物の実写版みたいで




わたくし




目が離せなくなる。


ひえ〜〜〜
怖い!





怖いよ〜〜う






体の脂肪のつき方まで
「意味がある」ように見えた。




なんだ



こいつ!!!





なんなんだ!!!!




とにかく
出てくる俳優
女優たちが



いちいち



「フック」力を持っていて





力技ストーリー
(って、実話に基づいているってことだけど)
転がりに転がり





一杯
一杯
いっぱ〜〜〜〜〜〜い



風呂敷
広げまくって





さあ
どう・・・と思ったら





あの結末!!!!





ぽっか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!



いやあ
笑わせてもらいました。




237分
かけて観る価値は、ある。





あります!!




あるよ!!!





この変さは



力技は


一見の価値あり!!!




しかし
コイケ(安藤サクラ)って



結局
トラウマを抱えた
欲求不満





こういっちゃ
身も蓋もないけど





相変わらず
ぶしゅぶしゅぶしゅとセリフをしゃべる



「カッコイイ」


演ずる

父親もすべて




「肉体と精神のバランス」

に振り回されているよね。





「バランス」・・・ねえ。






そのバランスのための
「変態」。



ふっふっふっふ



えらくピュアに描いてくれちゃって。


で、さ





オウム事件
知らないって人たち


これ



観るといいんじゃねえかね。








「ニュース」

「歴史検証」



みたいな
ちょっと遠い話じゃなくて





当時の「空気感」を観ることができる。





この映画に
あることは



「お話」じゃなくて



あの頃
「リアル」だったんだよなあ。




敷地内に入ってきた


ユウを咎める


信者の男





あれは


ああ言えば上祐 だ。




ぽっか〜〜〜〜〜〜ん。
で、笑えたってのは
「すぐには咀嚼できないぞ」
ってことよ。






だからこそ
お薦めざんす。



最高の道である愛。



たとえ、人々の言葉、天使たちの言葉を語ろうとも、
愛がなければ、わたしの言葉は騒がしい銅鑼、
やかましいシンバル。

たとえ、予言の賜物があり、
たとえ、預言する賜物をもち、あらゆる神秘、
あらゆる知識の奥義に通じ、
必要とあれば山を揺るがすほどの信心を持ち合わせようとも、
愛がなければ、わたしはなにものでもない。

たとえ、持てる全ての財産を他者に与え、
己の身を燃やし尽くそうとも、
愛がなければ、わたしには何の益にもならない。

愛は寛容で、
慈悲深いもの。

愛は妬まず高ぶらず誇らない。

見苦しい振る舞いをせず、
自分の利益を求めず、
怒らず、人の悪事を数えたてない。

愛は決して滅び去ることはない。

予言の賜物なら廃りもしよう。

不思議な言葉ならば止みもしよう。

知識ならば無用となりもしよう。

我々が知るのは一部分、
また予言するのも一部分である故に、
完全なものが到来するときには、
部分的なものは廃れさる。

私は幼い子供であった時、
幼い子供のように語り、
幼い子供のように考え、
幼い子供のように思いを巡らした。

ただ、一人前の者になった時、
幼い子供のことは止めにした。

我々が今見ているのは、
ぼんやりと鏡に映っているもの。

その時に見るのは顔と顔を合わせてのもの。

私が今知っているのは一部分。

その時には自分が既に完全に知られているように、
私は完全に知るようになる。

だから引き続き残るのは信仰、希望、愛、この三つ。

このうち最も優れているのは、愛。


新約聖書


コリントの信徒への手紙一第13章・愛の賛歌)



・・・



・・・



愛。





愛のむきだし。





むきだしすぎて
あてられる。








posted by kazoo at 12:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(あ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月08日

ウェルカムドールハウス

ずっと
ずっと
観たかった映画
やっと
観ることができたぜってのは





知らない間に
脳内でハードルがあがっているから



鑑賞後





「・・・
・・・




な〜〜んだ」





ってことにだって
なりかねない。





ってか
それはまあ
よくあるケースだったりするじゃん??



んがっ





私生活ではともかく
こういうものでは
「握力が強い」わたくし





おほほほほ





ホットファズ同様

脳内ハードルを軽々と飛び越えて
おんもしろかったんだな





ウェルカムドールハウス


トッドソロンズ監督デビュー作。



ヒロインは
7th gradeのドーンっていう名前の少女



えっと
日本で言えば
中学生?





この子がまあ、ブス。





眼鏡姿で
もたもたしてる。



だもんで
学校でも
いじめられるし


友達もできないし


・・・



・・・



って聞くと
「・・・あ〜〜その手の映画ね」



って手が引っ込む方も
いらっしゃるかもだけれども





こ〜〜れが、さ〜〜〜
ほんと
面白いんだってば!!!





家でも
疎んじられているし
(彼女の妹ミッシーは両親



特に母親から
猫可愛がりに可愛がられてるのだわ。



なんせドーンとちがって
「可愛い」から。





兄はさ〜〜
典型的ナードで、ドーンと同じように
ある意味さえないんだけれど
成績によって
将来が開かれるって割り切っていたりする)





で、
そんな彼女の日々を
描いたこの作品





『本作はドーンの

悲しさや辛さを描くわけではなく、

親に怒られれば妹の人形の首をチョン切り、

自分の都合で唯一の仲良しの少年を

「オカマ!」と突き放したりと、

彼女の嫌な一面も強調し、なんだか妙にリアル。でも、だからこそ共感。』





うん
確かに〜〜!!!





よ〜〜く考えれば
(考えなくても)





悲惨な彼女の日々なんだけれども
彼女の
お洋服が結構POPで可愛かったり





SEXに興味を持った
お年頃ゆえ





そんでもってブスな子ゆえに(?)





たらしの男の子に
夢中になってしまうところとか
いちいちキュート!



ハンサムで



種馬な彼に
のぼせる
その思い。





どうせ
経験するなら・・・ドーンの心中を
想像すると、ね〜〜〜。




判る!!
判るよ〜〜と
笑ってしまうわたくし。




そんでその彼に
「勝負をかけた」
その時の彼女の姿が・・・



・・・・


・・・・





もうさ
可愛いやら
おかしいやら



切ないやら





思春期特有の
子供半分
大人半分
むちむちしている
彼女の
体を見ながら





「大笑い」はしないけれども



頭の中で
クスクス





いろ〜〜んな部分を
刺激されながら
楽しめまする。




そんなドーンにも
苛めて
苛めて
でも
ほんとはお前のこと
好きなんだよ〜〜っていう
男の子が出てきたり





(この子がまあ
また可愛いやら
おかしいやら



切ないやら)





それは救いのように見えて
いやいや
そんなに甘くないだったり



とにかく
一瞬たりとも
展開から目が離せない!!!




この作品の
面白さを
説明するのは
本当に難しいんだけれど





とーにかく
一見の価値あり!!!





わたくし
鑑賞後
ドーンが成長したら
わたくしに言わせりゃ
「ブスのバイブル」
ゴーストワールド


のイーニドに・・・なんて
連想しちゃったんだけど






ウェルカムドールハウス


ゴーストワールド




続けて鑑賞・・・
いいかもしんまい。




あ、そうそう
英会話齧っていた時にさ
邦題と
原題と違うもんで
映画の話する時に
タイトルの段階で
四苦八苦しとったわたくしなんだけど





「ウェルカムドールハウス」・・・



「ウェルカム ツーザ ドールハウス」





先生から
「ち!ち!ち!」
と速攻で直されそうだよね。





あはは。
















でさ、映画の中で
「レズビアン」とからかわれていた
ドーンを演じた女優
Heather Matarazzo


は成長して
本当にリアルにレズビアンとして
生きているってのもまた感慨深かったりするのだったよ。


いやあ



文句なしの


お薦め!







どぞ。

posted by kazoo at 19:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(あ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月07日

宇宙で最も複雑怪奇な交尾の儀式

「宇宙で最も複雑怪奇な交尾の儀式!!」








「宇宙で最も複雑怪奇な交尾の儀式!!!」








「宇宙で最も複雑怪奇な交尾の儀式!!!!」








「宇宙で最も複雑怪奇な交尾の儀式!!!!!」








「・・・ねえいつまで続けるの?これ。


かな〜り恥ずかしいんですけどー」





「あらやだ
だから繰り返し言って
DVD借りる時に恥ずかしくないように訓練してるんじゃない」





「えー
そうなの〜〜???」





「そうよ」





「それにしても凄いタイトルよね」





「原題はThe Mating Habits of the Earthbound Human。
それが
宇宙で最も複雑怪奇な交尾の儀式
・・・ある種の客は初手から捨ててるわよね。




潔いわ!!」





「そうかしら〜〜。


こんなタイトルうっかりつけちゃって
担当者後から叱られていたんじゃないかしら。



娘さんとかだとさー
とてもじゃないけど
口にできないわよ〜〜」




「そうかしら?」





「そうよ」





「オタクのお店
宇宙で最も複雑怪奇な交尾の儀式

置いてあります〜??




ほら、言えるわよ」





「あーたは特殊!!」





「そこは特別って言ってくれる?
せめて。




特殊って!!!



あたしがなんかちょっと・・・な人みたいじゃん」





「・・・自覚はない訳ね」





「え?」





「ううん。なんでもないわよ。



で、この宇宙で最も複雑怪奇な交尾の儀式ってのは
どういう映画??」





「いやあ
くっだらねえ〜〜〜!!!



くっだらねえのよ!!!



笑わせてもらいました。」





「あら」





「この間さ
わたくし邦画の「モテキ」を観たのよ」





「ああ、あれ評判になったわよね





ヒットしたんでしょ??
興業収入20億円突破とかでさあ


凄いわねえ〜〜」





「うん。
確かにさ
主演の森山未来
すっごくいい役者だと思ったわあ」




「そうなんだ
あーたが褒めるなんて珍しい」





「ダンスシーンも
演技も
すっごく頑張ってたもん。





可愛かったわあ。






だけどさ
出てくる女優がさ」





「なによ」





「いやせっかくのヒット作に
ケチをつけるつもりは毛頭ないけどさあ」





「出た!!!」





「何が出た!よ。


コメデイ
しかも下ネタも絡むとなるとなおのこと
演じるものの「力」が試されるの。
演じる方に「テレ」とか「ためらい」があると
見ている方はすっと覚める
じゃん」





「あーそれはそうだね」





「そこに
事務所的力とか
見えちゃったら、なおのこと冷めるわよ〜〜〜



モテキの中で
今までパッとしてなかった主人公が
いきなりもてだしちゃって

いろんな娘さんとKISSなんてシーンでさ」




「うん」





「今時小学生でもあるまいに
口と口を押し付けるだけの
なんじゃそりゃ〜な
画面
見せられてもさ

そこから「笑い」が派生してくると思う〜〜??





「あーーーーーー」





「まあそういうKISSが
「邦画の伝統」みたいな部分もあるから
それならそれで
見せ方ってのもっと
考えてくれなきゃだし」





「ふむ。





で、その「モテ期」のKISSシーンが
宇宙で最も複雑怪奇な交尾の儀式
どうつながっていくのよ」





「いやだからさ
これだって
同じように
下ネタ絡むけど
きちんとラブコメにもなってんの!
しかも意外なことに上質な、ね!!





で、
どっちがより楽しめたかっていうとさ
そりゃ
「好み」ってのはあるわよ。





あるけどさ
演じる方が悪照れすることなく
振り切って演じると
こっちもすっと入っていける
ってことよ。





なんかさあ
笑うより先に
「歯がゆさ」が出るなんて
日本で「女優」って意味とか意義とか
今どうなっちゃってんの?
って思っちゃってさあ」






「まあ邦画観た後って
あーたは大概
そういうところに着地するよね〜〜



もはや
なんちゅうか
頑固なお爺ちゃん的な、さ」





「誰が
頑固な爺よ!!





まあ言ってみりゃ
モテキ女優はくらたま
宇宙で最も複雑怪奇な交尾の儀式西原!!





くらたまは
一丁前風に語ってるけど
全然
全く
格が違うのよ〜〜〜



・・・とかいって
もはや今はどっちもどっちになっちゃってるけどさあ」





「それ判りにくいから!
しかもいろいろ不味いから!!」





「この映画
ヒロインは
あの
PRINCE殿下が一時ご執心だった
カルメンエレクトラ嬢!」





「ほほ〜〜う
王国でも何回か
ご紹介していたあの彼女
ね?」





「彼女がまあ
見せそうで見せずに
でもあら?あれは???的に・・・」





「きゃーーー」





「ぎりぎり見せますっ!!!!」





「いや、そこで鼻息荒くされても
訳わかんないんだけど。





これ、ジャンル的にはなんになるの??」





コメディよ!」





「あーそうなんだー」





「やっぱさ
泣かせるより笑わせるのって
難しい
と思うし
エネルギーも力もいると思うの。」





「あーたの持論よね」





「これはさ
男と女が出会って
交尾し
結婚に至るまでを
異星人の視点からレポート
するって体裁をとっているのね。」





「ほほう」





「それがさ
まるっきし
「野生の王国」的というか。





くっくっくっくっく」





「思い出し笑い?」





「こういうのって
あんまし予備知識ないほうが
楽しめると思うから
詳細を語るのはやめるけれども





「ヤッチマイナ!」の
ルーシー・リューが出ていたり・・・
うふふふふふ


とにかく
わたくしは
笑ったわ〜〜〜〜」





「詳しくいうと
どんなところで?」





「精子君っ!!!!」





「なによ、それ〜〜〜」





「いや、見てもらったら納得よ!!





精子君
愛おしいわよ〜〜〜」





「へ〜〜〜」





「まあね
受精のシーンで使われた
あの画像だけは
ちょっと・・・なんだけど」





「????判らないけど
そこ、注目なのね」





「日本人なら
笑いは引っ込むと思う。





だけどさ
そこは非常に残念なんだけれども
意外にも良く出来た映画よ。





最近クサクサしていた貴方
うさを晴らしたいなら
ぜひともな、お薦め作品!」





「そっか〜〜〜〜〜





・・・でも
やっぱりタイトルがねえ〜〜〜
ちょっと躊躇っちゃうわねえ〜〜」





「な〜に言ってんの!





ささ、練習よ!!!





宇宙で最も複雑怪奇な交尾の儀式!!





「宇宙で最も複雑怪奇な交尾の儀式!!!」





「宇宙で最も複雑怪奇な交尾の儀式!!!!」





「宇宙で最も複雑怪奇な交尾の儀式!!!!!





・・・・あのさ、念のために確認しとくけれども
これ



タイトル落ちってことじゃないでしょうね???」





「・・・ぎくっ!」








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