2014年06月19日

危険なプロット

Kikenいやあ 堪能!!



フランソワオゾン監督の
「危険なプロット」




 

見事な!!!
ほんとに
見事としか
言いようなし!の作品ざんした。



わたくしの映画的「ツボ」
刺激しまくり。



今年に入って観た作品の中で
一番の収穫かもしれない。


たださ
これ「コメディ」っつうんだけど


だとしたら
フランス人、タフだわ〜〜〜



笑うどころか!!



日本人のわたくし
ただただ
息詰めて観ていましたからさ。



Frame4f7bd0a6d44fb9c74ee072deec8454


作品の中心にあるのは


「文学」。



 

まずそこが


いい。


心理戦にぴったりの
枠組みざんす。



小説家を志し
一時には本も出したけれど


今はしがない高校の国語教師
ジェルマン



そのジェルマンの生徒の1人
クロード
ジェルマンが出した宿題の作文で
思いもかけず
類まれな
「文才」をみせる。



Frame52ea001399256995c47c2956b6e16f

クロードは
課題を書くためと

友人の家に入り込み
その家の美しい母親を観察し
そして・・・

次々とジェルマンの元に提出される
クロードの「新作」。





Frame8b6af15eac2e352e6859ca4634fa5eジェルマンの妻は
エスカレートしていく内容に

「こういうことはいけない。
いますぐやめさせるべきだ。」

と至極まっとうな意見を
言ってみたりもするのだけれど

一方で

その新作を
「覗き読む」ことをやめられない。



そこには
「文学」の本質があるから。



「指導」という名のもとに
クロードの「作品」を「一緒に」書く心境になっていく
ジェルマン


Frame4372374fbef1d5487ade8be69c3e4cこの「小説」の
完成度を高めるために



「陳腐な枝葉」

を削除するよう


「陳腐な展開」を回避するよう

「指導」してゆくが



それは


リアルなクロードと友人の「関係」にも
リアルなジェルマン自身の生活にも

影響を与えていく・・・。


「文学」の怖さ
「文学」の甘美さ


いやあ
ほんとに
いったいどこに着地するんだ???


この物語の
着地はどこに???



そう思いつつ
観て、ラスト!!!



鳥肌だったわ。



これさ
たぶん、わたくしがもっと若かったら
ジェルマンがなぜここまで
クロードに肩入れするか
その気持ち、
納得できなかった
理解できなかったと思う。



自分の才能の限界。



 

傍にある新しい才能。



そこへ向ける情熱は
ジェルマンだって
もう少し自身が若ければ


「嫉妬」とか
「ライバル心」とかが邪魔して
ストレートにクロードには
向かわなかっただろうと
思えるしね。


「文学」とは
何か


それはいったいどのように
創られるものであるのか


下世話な覗き趣味と
好奇心を凌駕して


「作品」として成立するためには
させるためには

「人間」の「人間力」が必要不可欠なのだという
その事実。


それが
危険であっても
「書かずにはいられぬ」
「読まずにはいられぬ」

人間の持つ創造へのカルマ


シチュエーションで
たっぷりみせる
見せる

観せる

魅せる!!!


あとさ
Frameb5ae819d61f523afaa2408b5ba09fa


友人の母親役を
やったのがエマニュエルセニエ

少し目元に
宜保愛子風味が入ったものの


やっぱなんともいえぬ
「妖気」あり。







Frame2cebd0cdc0b58585803dcce536def2

ジェルマンの妻役を

 

クリスティンスコットトーマス




殿下に見出されて後
いい女優になりました。


で、これさ



「赤い航路」じゃん!!!



そうか



オゾンってば
ロマンポランスキーの
後継者だったのかって
わたくし
一人ウケる。



ウケると言えば
クロードをやった



Frame1ca9abec2baaec2598587a071225_2


エルンストウンハウワー



目力で
抜擢・・・だったらしいけれども




どっかで
観たような・・・



えーと



えーと・・・・



あ!!!!Framea66a63ca559443256a85a9ff2cc0e6


関ジャニの!!!!!




ってな訳で


とにかく
見事な

文学の
愛の
映画のその着地っぷりを


(このラストは
オゾン監督にとっての「少女漫画的願望」とも
受け取ったわたくしでしたよ。)

ぜひとも!!!


うん。



堪能〜〜。





 
posted by kazoo at 16:03| Comment(0) | TrackBack(10) | 映画 (か) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月13日

クロウ・飛翔伝説

B0008EGZ5C
クロウ飛翔伝説は、あんまりいいもんだから
役者を変えて次々シリーズ化されたんだけれども、
やっぱり見るべきはブランドン・リーのこの1作だわね。



借りる時には、
「ブランドン・リー」の名前をチェック!!
ここポイント。



ある年代にとって
「ブルース・リー」って名前は
なんていうか、刻印みたいなもんだと
私は思うんだけど。



その息子のブランドン・リー。


最初に見た時は
「イマイチ〜〜」ってのが
正直な私の印象。



ルックス的にちょっと中途半端っつうかさ〜。



と・こ・ろ・が
このクロウ・飛翔伝説の彼は
本当にいい!!
怖い位いい!!



お話はブランドン・リー扮する
「ロック歌手」が、恋人と共に
理不尽にも殺されてしまい
その復讐を・・・っていう、
元々アメリカンコミックから出た話らしいんだけれども。



クロウ=カラス。
日本でもそうだけれど
向こうでもカラスって
あんまりいいイメージもたれている鳥じゃないみたいね。



けどさ、この映画の中で
主人公がカラスとなって空を飛ぶシーンはさ。



なんつうか・・・。
ゴシックホラーの「いい部分」を
そこだけ切り取って見せたっつうかさ。



白塗りメイクも
復讐劇も
そして哀しいラブストーリーとしても
ちょっと異色の出来。



白塗りメイクは
ちょっと哀しいピエロちっくでさ〜〜。


お休みの時なんかは、
あんまり難しい映画見る気になれなかったりするじゃん??

そういう要望にも巧く嵌ると思うの。


で、考えようによっちゃ・・・深く見ようと思えばさ。



ブランドンに流れるアジアの血が・・・。



つまりこれは、「差別される側の怨念映画」って風にも見ること可能なのよ。



それでさ、知ってる人は知ってるだろうけれど



ブルース・リーの死と同じように
ブランドン・リーもこの映画の中で
謎の死を遂げてるのよね。
遺作って訳。



そういう事も含めて。
ホラーものが嫌いな人でも
お奨めできる1本です。



ミーハー映画好きにもお奨めよ。



だって、あーた主人公が
「ロック歌手」ですもの〜〜。
↑まだ言っている。



posted by kazoo at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 (か) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

キス★キス★バン★バン

B00008ZO1X



時々・・・・とは言っても、
そうそうある事ではないんだけれど

「興味を持ってくれた人の家に忍び込んで
デッキにセットして、見せてしまいたい!!」

と思える映画に出会う事がある。



勿論、この映画に耽溺では
私のお奨め映画やら「ううーーっ!」って映画やら
どちらも、それはそれで
「奥さん、楽しめますぜ。へっへっへ」
って奴を私なりにセレクトして
御紹介しているつもりであるのだけれど。



キス★キス★バン★バン


これはね。
男が「物語」ではなく、「本当の男」になるお話。



厄介で面倒くさい自分を「リアル」にする為に
リアルの奇跡を
見つけ、折り合い、
そして・・・・・・・
泣きたいような微笑みを獲得する物語。



出てくるのは殺し屋と「ババ」。
そして・・・女と守護天使。
老人と子供。
雨・・・そして海。キリン。



子供がさ。
サインペンを使って夢中でお絵かきなんかやってると、
サインペンの蓋を勢いよく開け閉めするものだから、
指に一杯いろんな「線」がつくじゃん??



殺し屋にリアルを教えるきっかけとなる
「ババ」の手がアップになった時、
その線がね。
あるんだよ。



もう、それだけで
「ババ」がどんな人間であるか
一発で判ってしまう。



うまいな〜〜。
映画はこうでなくっちゃ!!!



殺し屋と恋人のSEXシーンでは
彼女の「足の指」の反り具合で、
彼女と殺し屋の「肉体コミニュケーション」の深さも
判る。



冒頭5分のシーン。
スタイリッシュで緊迫感のあるその画面中で
頑なに帽子を死守する殺し屋の
その頑なさが
「彼自身のこだわり」を表現しているように。



ババが着る凝った幾何学模様の編みこみセーターが
暖かいけれど、ちょっとずれた感じを
伝えるように。
(彼がいろんな事を知るにつれ
彼の服装はどんどんシンプルになっていく。)



やっぱり映画は「画」だな。



この監督は、そういうデティールの
丁寧な積み重ねがとても巧いし、
それが小手先ではなく、映画の説得力に
見事に繋がっているのね。



そして、素晴らしい台詞の数々!!!
一つ一つ並べるのは
野暮だから止めにしましょ。
見てのお楽しみ。



やっぱり映画は「脚本」だな。



ところで「ババ」なんて変な名前
何とかしなくちゃって、殺し屋があれこれ考えるんだけどね。
ボブとか、ロバートとか。



「ババ」自身が「ババはババ」って言い張っているにも関わらず
唯一反応した名前が
「ジーザス」。



「止めておけ」と殺し屋は却下するんだけどさ。



見終わった時に
我々の言う「ジーザス」は実際の所
「ババ」そのものだろうと
本気で思った私。



無垢で、何も知らず
だけど全てを知る人。
ある意味全能でありながら
だけど、無能極まりない存在。



殺し屋を導いた後
彼が去るのは
全能で、無能だから。



そのババを、クリス・ペン


・・・いやあ本当に見事!
やり様によっては
限りなく嫌味になるだろうに、
その熊のような体型で、
見事な説得力!!!



そして殺し屋の
老人の
守護天使の
「目」!!!!



真っ青なビー玉みたいな。
ブルーグレーの哀愁の。



とにかく、出てくる人物の目の色まで
考えて
計算してキャステイングしたのではないかと思う位。



ところでさ。
この映画、本当にいろんなくすぐりがあって、
私が一番笑ったのは
「男の音楽は、バリーホワイトって奴。


これが「サム・クック」ではなく、
「バリー・ホワイト」だっていうニュアンス

ブラックミュージック好きなら、絶対!と思う。



後ね、すっごく深読みして
とんでもない見方をすれば、
これって「ゲイ」の「母性信仰」って見方も出来ると思うのよ。
ふふふふふふ。
(悪役の殺し屋の頭領が
うなぎの水槽の前で
「俺を一人にしてくれ」と言うシーン。
その筋の方は、必見!)



とにかく。
今夜あたり、貴方の家に忍び込んで・・・。
クスクスクスクス。



・・・・・・・・かちゃ。





PS. この映画のどこにいい男が???って人とは
   きっと通じあわないだろうと思う〜〜〜。






posted by kazoo at 00:16| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 (か) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月12日

クジラの島の少女

B00023GS1K
クジラの島の少女という映画を見た。



ニュージーランドの映画。



いろんな見方が出来る映画だな〜〜と思う。



伝統という事。
少数民族の現実。
神話とリアルの間のこと。
世代観。



有無を言わさぬ高く青い空と海。
圧倒する自然。



そして女である事。
「聖」の基準。



先住民マオリ族である主人公は
女の子で
「何か」を持っているのだけれど
祖父は素直にそれを認めることが出来ない。



 

彼女が「女」だから。



でもね。



私は何より
この物語は
「愛されたいと願う者」と
「愛しているが、それを表す方法論を持たぬもの」の物として見たよ。



不器用な
でも、それは知っている物語。



ひりひりと
愛ゆえに、無垢の目で周囲を観察をする娘。



この祖父を頑迷であると
話にならんねっって
切り捨てる事も可能だけれど
でもそういうパーソナリティでなければ
人々を纏められなかったであろう
事実。



伝統を次世代に伝える時に
「縛り」があるのは、
それはそれで仕方のない部分だって
あるだろうしねえ・・・
なんて思う私。



その視線の行く先。
その張り詰めた2人の
家族の食卓の風景。



「私は・・・・この食卓を知っている」



そう思って見た。



もう今は、その頑迷さも愚痴も小言も
「聞き流す」事さえできるようになった
私だけれど



あざやかに
あまりにあざやかに
切り取られたその空気が。
ちょっと痛かった。



「女」ではなく
「男」でもなく
ただりりしく、その存在自体が
「聖」である事を
そして
それが
とても短い瞬間である事実
フィルムに焼き付けたヒロイン
ケイシャ・キャッスル=ヒューズ
アカデミー主演女優賞に
最年少でノミネート
されたそうだけど



それは至極当然だと思える「存在感」です。
この少女の立ち方を見るだけでも
本作を見る意味はある。



本当の「物語」って、ファンタジーと
背中合わせだったり
いろんな解釈を許すものだと
私は思うんだけどさ。



この映画はまさに
「物語」。



久しぶりの
THE「映画」。



どうぞ。





posted by kazoo at 00:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 (か) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月11日

クライムアンドダイヤモンド

B000197HMY
シネフリークって言葉がある。


映画の製作年を暗記し、
監督名をあげ
有名な決め台詞を日常に使ってみたりして。

「最近の映画はつまらない。
第3章がない。

ドンドンパチパチやって
めでたしで第2章で終わり。

それじゃあ、ダメなんだ。
映画は第3章が大事なのに。」
なんて言っている。



んでもって、フェイバリットが
「大脱走」だったりして
自分の敵(?)に
ビデオでマックイーンのバイクシーンを見せて
感想を聞こうとしたりする。



そう、そんな奴が出てくるのよ。
この映画。



別に見る側がシネフリークである必要はない。
だけど、見てる貴方が
「知っている」
シーンを発見できたら、
倍!楽しめる事請け合い。



クスクスクスクスの
クライムアンドダイヤモンド



勿論大脱走へのオマージュもね。
ばっちりよ。
貴方は何箇所気がつくかしら?



最初は「????」って感じのスタートかもしれないけれど、
後半からクライマックスへの
気持ちのいい畳み込み方は
本当に
「お見事!」

後味のいいギャングクライムストーリーなんてね?
そういや、昔はこういう小品が
結構あったものだったけれども。



 

そういや近頃では
この手のシネフリーク向け映画
レザボアドックス
タランティーノが
「マドンナのライクアバージン」についての考察
ギャングの間でさせてからというもの、
結構・・・ね?


作られてもいるよね。



形顔の生きるこまわり君
ジョン・トラボルタゲット・ショーテイ
これはなんつうか「ゆる〜い面白さだったけど。

そこから派生したBE COOLなんかも
気になる所でありますな。

とにかく、見る側をくすぐるクスクス攻撃は
今、ハリウッドでもちょっとしたブームであったりするんだけど



この作品はそんなブームに先駆け
ちょ〜っと早かったかしら?って1本。
で、今見ても勿論充分面白いよ。



クライムアンドダイヤモンドの主演は
クリスチャン・スレイター



一時は「第二のジャック・ニコルソンって言われていたのにね。
やんちゃが過ぎて、今はあんまし見なくなったな〜。



で、「その言い方、ニコルソンみたいだ!」
なんてシ〜ンも出てくるのよ。
クスクスクスクス。



まあ、大脱走好きな方
映画の「細部」が妙に気になる方
そして、クスクス笑いの好きな貴方



謹んで
お奨めしますですー。






posted by kazoo at 00:09| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 (か) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月08日

過去のない男

B00008IXGB



アキ・カウリスマキ監督の映画は
いつも極端に台詞が少ない。
でも、その分映像でしっかり見せてくれるので、
私はいつも
「余白」部分の饒舌さを楽しむ事ができる。



それは丁度
上等な落語を聴いているような肌合い。



出てくるのはきまって
決して「綺麗」でも「洒落ても」いない人物達で、
まあ、言ってみればハリウッド作品だったら
主役を張る??冗談はよせ!!って顔つきの役者ばかり。



で考えてみれば
その泥臭い顔つきの役者達は
「演技」以前に「生活者」としての心構えみたいな物が
目の中に宿っていて、
ふとした瞬間
「そういえば、日本にも、昔はこんな面構えの役者が大勢いたっけ」
って思ったりする。



「過去のない男」



殴られて過去の記憶を失くした男。
そして救世軍での仕事を生業とする女。


地味で、切実に、
でも妙に淡々として触れ合っていく。

そうだよな。
わたくしたちだって
本当は、こんな風だ。


地味で切実に、そして淡々と求めて行くんだよな。



 

そっか。
本当に悲惨だと、妙に「可笑しかったり」するっけ。



 

私はこの監督の作品の中では

「浮雲」が一番好きなんだけれども。


そこでも同じように、悲惨な状況が重なれば重なるほど
妙に可笑しかったりしたんだった。



 

接点などありそうでなさそうで。
でも決して惨めにはならない男女のあり方。



 

そして音楽!!
ああ、音楽!!!



 

マルコ・ハーウイスト&ポウタハウカ
(3度繰り返したら、しっかり早口言葉になるね。)


音楽の切実さ、その煌き、輝き。
そこに・・・。
音楽が、そこにある意味。
若い人は、「郷愁に過ぎないさ」と笑うかしら??



それは、「豊かさ」への切ない渇きとなって流れ出るんだよ。


そして私は、物質が豊かになっている今の世界で
やっぱりこの切ない渇きはあると思ったりするんだな。
おためごかしではなく、
それは人間の根源的な要求なんだと。



今回、強いて言えば、ずっと監督がコンビを組んできた
盟友マッティ・ペロンパーが亡くなって。
私にはこの物語のマルック・ペルメラ
ちょっとお顔が立派過ぎるような気もしたけれど。



 

でもね。

犬好きな貴方への
クスクスが。


何でもない映画。
なんて事のない日常。
俯瞰で見れば、たいした物語。
貴方や私の人生のように。






 
posted by kazoo at 16:41| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 (か) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月06日

コラテラルとシークレット・ウインドウ

B0002U8NPC



B00064LI8S



トム・クルーズが初の悪役!!
すんげ〜高価な背広着て、銀髪の殺し屋役!!!
(とはいえ、確かに皺一つ寄ってなかったけど、
その背広着たから身長が伸びるといったものではなかった。)



そうか。


そう思って
(どう思って)
借りてみました。
「コラテラル」


ジェイミーフォックスを見たかったんだよ。
本当はね。


 

んでさ。



見ている間に、何度か噴出しそうになったのは、
私が悪いの?
トムが悪いの??


すっごく真面目に取り組んでいるのが判るの。
でも、真面目にやればやるほど、
「ありえね〜〜」
っつうかさ、どっかで見た・・・ああ!そうだ、君はターミネイター!!!



 

トムが???
不死身のターミネーター??
に、似合わねーーッ!!!

ええ。
見事に似合ってないのよ。



映画は脚本。
いつもそう思っている私だけれど、
この映画確かに面白いけど
ロスの街中で派手に発砲とかさ、
大体殺し屋がタクシーって
貧乏くさッ!とかさ。
銀髪って目立つだろうがよとかさ。


しかしそれにしても。

一生懸命演じれば演じるほど
深まる違和感・・・そう、それは
ミッションインポッシブルあたりから始まっていたのだわ。
思えばねーー。
熱演・・・その方向性が・・・トムちん、私は違うと思う。


 

ジェイミーが儲け役。
リアルだし、巧い!
彼の演技がなければ成立してないわね。
この映画。
っつうか・・・トムちん、一体何処へ向かおうとしているのか。



 

その時一緒に借りた本当の本命は
ジョニー・デップの
シークレット・ウインドウ」。

友達が映画館で見た時、
まあまあだったよって言ってたから
早く見たかったのよ。


謎というか、オチ自体は
随分早くから「あーー多分これは・・・」と判ってしまうけど、
ジョニーがこれに出たかった意味は判る。


 

まあ、「すごい名作!」とは
言えないけれど、
「見て損はないんじゃない?」って感じ。

(「まー!上から目線で偉そうに!きーーッ!!!」
という苦情は一切受け付けません。

「大体何よ、あのアラレちゃん眼鏡!!」っていう
苦情も一切受け付けません。)



殆ど独り芝居と言っていいから、
やっていて気持ち良かっただろうし。
まあ、ボサボサ頭でも
破れたガウン着用でも
歯の矯正装置つけてても、
綺麗なもんは綺麗よね〜〜。


で。


デップは何となく行きたい方向性が判るのよ。
問題は・・・
トムちん。



・・・大丈夫なのだろうか。
大熱演・・・だろうな。
また。

映画館で笑いがおきないだろうか。



心配。





posted by kazoo at 23:08| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 (か) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

完全なる飼育

to-papa_03_kitamura_



TV大奥で顔にアザある将軍様の役をやったり
TOKIOのホスト物語で
ライバルのNO.1ホストを演じたり。
ほんでもって昨日は
タイガータイガーじれっタイガーの
タイガーアンドドラゴンにご出演。



北村一輝。


あんまり和物には興味を惹かれない私だけれど、
気になるですよ。
すごーーく感じるフェロモンなのですよ。



男前なんだと思うけど
危ういよね。



その危うさゆえか、
どうも癖のある役を振り当てられる事が多いみたいでさ。
まあ、それが似合ってもいるんだけど。



私が彼を最初に見たのは
完全なる飼育っつう映画。
実際にあった監禁事件の元ネタになったんじゃねえかっつう
一時世間の糾弾かまびすかしかった1本。



気に入った女かっさらってきて、自分の部屋で監禁して
あんな事やそんな事
そして次第に女も自分を愛し始めっていう
これまた危うい暴走愛のストーリーなんだけどさ。



結構この話は人気があるみたいで
主演を変えて何本か制作されてます。
あー、題材からかAVも出てるな。



竹中直人主演の1本に
北村一輝は出ているんだけどさ。

竹中直人じゃなくて
北村一輝が娘をかっさらう主人公役なら、
こりゃあ、「あり」だな。わははは。

んな事書いたらこの間実際にあった
「王子監禁事件」で
「彼にだったら監禁された〜い」とか書き連ねてる
バカ女共と一緒にされちまうかしら。
ツルカメツルカメ。

(こういう「お話」を
自分の現実に引き込むバカが増えたよね。

言葉攻め一つも満足にこなせねえ輩がさ、
鬱屈した欲望と混同しちゃうという。

全く・・・バカが増えると
娯楽の幅が狭くなるから嫌だわ。)



あ、ちなみに15歳以下禁ですからねーーー。
竹中直人主演では
一時ブイブイ巨乳好きのお兄さん方の間で人気があった
小島聖が監禁されてまする。



北村一輝は主人公の隣りの部屋に住む
悶々学生の役。



まあなんてことはない
さえない役だけど
悶々としたあげく、玄人さんを押し倒していざって場面で
焦って自分の「ベルト」を外すより先に
「ズボンのジッパーを下げる」
という
細かい演技をしていて、なんか印象に残ったのよね。
(って、それもどうなのか、私。)



で、お話的にあるいはルックス的にそう思った人間は多かったのか
北村一輝主演で
「完全なる飼育」
出てるのよーー。



脇で出ていて主演に・・・これは一つの成り上がり〜。
しかも相手は「あの」荻野目慶子だよ。
タイトルは
『完全なる飼育 女理髪師の恋』
でもさ、近くのビデオ屋にはないッ!!
しくしくしくしく。



北村一輝。
今一番主演が見たい男。
ちょっと「夜の匂い」が強いな。うふふ。
どないでっしゃろーー???


好みなんです。
ええ。


でも、主演は見たいけど文化庁がらみで依田勉三ってのは。
ど、どうなの??




posted by kazoo at 21:04| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 (か) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

グリーンフィンガーズ

B00005NO7R
映画を見ていて
「あ〜、折角いいリズムだったのにーー!!」
と思う瞬間がある。



それは安易なヒロイン登場や
主人公とのいきなりのラブ・・・まあ、何やかんやで、
折角の男同士の物語が!・・・っつうパターンが多い。


私は女で
(宇宙人で両性具有という説は、ここでは置いておくとして)

世の中には
男と女しかいない訳なのだから、
そりゃ、そういう要素も必要だって判ってるけど、

「あーーー!!!この女邪魔ーーーッ!!」
って時があるんだわね。

それは私の勝手な
「男同士の結束」
みたいなもんに対する幻想なのかもしれないけれど。

で。
これは
「映画を女が邪魔しない」映画。

その名も「グリーンフィンガーズ」。

実話を基にしたイギリス映画です。

ちょっとだけ内容を紹介すると、
囚人達に、更生プログラムの一環として
「庭作り」
が指導されていくのだけれど、
最初は横向いていた囚人たちが(お約束)
何だか一生懸命庭を造っていく内に、
失っていた「自尊心」を取り戻し・・・って感じのお話なのね。

そうして、最後の最後は・・・。


うふふ。
それは見てのお楽しみ。

これが実話だって事。
もうね〜。
こんな話が本当に??
なんだけど、じーーーーん・・・よ。

主演は、今や「クローサー」で名を上げた
クライヴ・オーウェン

クローサーは見ていないから
なんとも言えないけどさ。
この映画のオーウェンは本当に!魅力的よーー!!!

庭作り、緑に関心のある人は
イギリス庭園の造り方って点で見ても面白いし、
私は最後
「日本の皇室のあり方だって、こういう着地でいいんじゃないのー?」
なんて事もうっすら。

我が弟に推薦したら、
(チャッキーの花嫁なんて喜んで見ている奴だけど)
号泣したって言ってたしーー。

私は、ウェイクアップネッドのあの爺ちゃんが
出て来た段階で、もう手放し!!

見終わって、次の日の
花壇の手入れに力が入ること
間違いなしッ!!

緑の至福
男の自尊心の再生の味わいを
ご覧あれ〜〜。







続きを読む・・・
posted by kazoo at 12:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 (か) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ギャラクシー★クエスト

B0006HBM6S



そこそこ評価はもらってる。
でも、この立ち位置で果たして良かったのかな〜。



俺の人生、何だか先も見えてきたような。
いやいや、まだ俺にだってやれる事があるはずさ。
そうさ!俺だって!!
・・・でも、食う為に、とりあえず仕事しなくちゃな。
さあさ、お仕事、お仕事・・・。


これで・・・良かったのかな〜〜。

そんな人生の悲哀が判るようになってきた
周回遅れの青年の皆さん!
ロスト・イン・トランスレーションでイマイチ乗り切れなかった貴方!
そう、そんな貴方にこれ1本!!

見てくださいのこの1本。
グロンサンもびっくり。
大笑いしながら、じ〜〜んときますぜのSF大作!
ええ。
大作とあえて。

私の中で、SFと問われれば、これだったんです。

とにかくね〜。
最初っから「スタートレック」おたく
(つまりおたくって人種そのものを)
パロっている設定なんですが・・・のギャラクシー・クエスト。

データオタク、入れ込み過剰のオタクのうっとうしさを
丁寧に描いておいて・・・。

 

最後、正しいオタクのありかた
つまり、データってのは、
こんな風に「リアル」に還元してなんぼのもんじゃい!って場面もあり〜の
ほんでもって
中年クライシスを乗り越える、親父、おばちゃんの勇ましくも、みっともなくも、いじらしく。


蜥蜴ヘッドの名にかけて!!!
大推薦の1本ざんす。
はっきり言って、ズーランダーと同じテンションで奨めてます。

まあね。
今まで御紹介してきた映画の数々も
私の中では
「見て!」なんだけどさ、
この作品は、笑いに飢えてる貴方なら、ぜひ〜〜。

シガニーウイーバーが、ハンサムウーマン。
アラン・リックマンが、うふふふふふふ〜〜♪
ズーランダーで笑えた君に大推薦の
SF超大作。
ええ。
大作とあえて。

 

蜥蜴ヘッドの名にかけてっ!!!!



 

ネバー・ギブアップ!!
ネバー・サレンダー!!!


とにかく見てくれ〜〜〜!!!



 
posted by kazoo at 12:34| Comment(0) | TrackBack(2) | 映画 (か) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。