2015年07月02日

マッドマックス 怒りのデス・ロード

MAD.jpg
「アクション!!!アクション!!!アクション!!!アクション!!!!
アクション!!!アクション!!!アクション!!!アクション!!!セロン!!!アクション!!! 」

「いきなりな〜〜にを言っているのか
あーた
ちょっとあぶない人のようよ〜〜??」

「マッドなマックス!」

「あ〜
マッドマックス 怒りのデス・ロード
観てきたからなのね??」

「はいな〜!!!」

「テンション高いわね〜〜」

「だ〜〜って
高くなるわよ、
ならいでか!!
この映画みたら!!」

「そうなの??」

「いやあ、人間って
あまりにもすげーもの観ると笑えてきちゃうのね。
キタキタキタキターーーーー!!!どっゴーーーん!!
監督ちゃん、どーかしてるぜ!!
激しいけど節度もあってうおー」

「・・・・
なんか
あーたが
興奮しているのだけは
確実に伝わってくるけど」

「もんのすごーーーーーーく
シンプルなストーリーなのよ。

だから
以前のマッドマックス
知らないとしてもOK!

もちろん
そりゃ
見とけばもっと!だけど」

「ふーん」

「で、お話自体は
シンプルなんだけど

つまり
「逃げる」
「追う」
「戦う」
「どっかーん!!」


「・・・あーたの言いようも
言いようだと思うけど」

「で、それが
「子供だまし」にはならない。
なってない!

むしろシンプルゆえに
地響きのような音楽とかアクションに前のめり。

なに?監督70歳?どーかしてるぜ!なのよ〜〜う」

「70歳なの??」

「なのよ!!!

もうさ70歳がこんなの作っちゃうんだもの。

そう思うとさ〜〜やっぱ、数字の問題じゃないんだよね〜〜
年齢も狂気も
プロ魂もそう思うとさ〜〜」

「プロ魂ねえ」

「もうね
このアクションみてたら

プロがリミッター外すととんでもねえなって
感動すらしちゃうわよ〜」

「そんなに??」

「そんなに!!!」

「ほんっと
すごすぎて
笑えてきちゃうんだもん。

やっぱさ
今の時代CG使えば
大概のことはできちゃうわけじゃない??

でもさ
ポーンポーンって
バイクが砂地を飛ぶ

それだけで

それだけなんだけど

巻き上がる砂塵!!!

肉体を伴う
「厚い」
「熱い」
アクション!!

観ているこっちは
「血湧き肉躍る」ってなっちゃうのよ〜〜」

「へ〜〜〜」

「それとさ
小ネタっつうか

大駱駝艦の集団みたいな人物造形とか
ロックミュージシャンは絶対やるよね
真似するに違いないよね、あの火を吹くギター!!とか

ワクワクしちゃう。

そういうのって頭で考えていても
絵にした時に
安っぽくなっちゃうって、それって結構ありがちじゃん??

それがない!!!

安っぽくなってないのは
やっぱ70歳の「こだわり」なわけじゃん??」


「へーーー」

「そんで「バイオレンスアクション」だからさ
すんげーえぐいシーンとか
あるんだけれど」

「うん」

「でも
「そのもの」は描かない。

その節度のあり方がさ
格好いいと思うわけよ、あたしはさ〜〜

「ふむふむ。」


「ヒロイン
フュリオサを圧倒的説得力で演じるシャーリーズ・セロン

もんのすごく
かっけーわよ〜〜〜。

あの
ガタイ!!!

あの目!!!

隠しても
汚しても
溢れる雄々しい美しさ!!

ディオールだって
香水の一つや二つ
いやいや100や200
貢ぎます!!!
貢ぎますともさ!!!」

「・・・な、なにを言ってる」

「この作品の彼女を見ていると
「・・・そりゃあ
ショーン・ペンじゃ乗りこなせないよ」と思ってしまったわ〜。」

「え〜でも
結構うまくいきかけていたっぽいじゃない」

「いやあ、ペンもまだまだよ!!」

「・・・何様??」

「あーーもうッ!!

彼女を幸せにする奴「出てこいやあ!」

「・・・彼女の心配の前に
自分の心配の方が先だと思うけどね〜」

「とにかく言えるのは「大画面で見なくちゃもったいないぜ〜〜ッ!」ってことで、
ジョージ・ミラー監督の「映画愛」はそういうところでも爆発しちゃってるからさ。
映画館へgo!だわよ。」

「まだ上映中だものね。」

「あたしあの
棒の先のゆうらゆうらをまた見たいわ〜〜」

「え??
なに??
どんなの??」

「映画館で観てきなさい!!!」

「は〜〜い!!!」









posted by kazoo at 00:39| Comment(2) | TrackBack(26) | 映画(ま) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月06日

真夏の方程式


「そりゃ
福山
人気安定だわな




「何をまた」




「だってさ
映画が終わってから
みんな
ぽーっとしてたわよ」




「日々
ぽーっとしてるのは
あーたでしょうよ」




「あら、お向かいに坐ってた
奥さんなんか
エンドロール流れているのに
もう
「名残惜しい」を形にしたら
こうなりました的な
顔して座ってらしたじゃん」



「そういや
皇太后も
「ファンになったわ」
って宣言していらしたそうじゃない」



「そうそう」



声が良かったわ〜〜
ですってよ」



「あ、声が、ね」



「映画館に響き渡る
福山博士の
いい声〜〜〜〜〜〜〜


「湯川博士でしょうよ」




「だってもう
これ
福山で始まり
福山で終わる
福山やああ福山福山って映画じゃん」




「何を言ってる」



東野圭吾


ガリレオシリーズ
劇場版第二弾」



「そりゃあもう
婦女子は駆けつけるわよね」




「そりゃ駆けつけるわよ」




「駆けつけずにおくものか!!!」




「で、あーたも観た、と」




「だって、ちょうど時間が、さ


昔から言うじゃない」



「なんて」



「馬には乗ってみよ
人には添うてみよって」




「・・・使う状況が違うと思う」




「ま、硬いこと言わないでよ。」



「ストーリーはさ
きれいな海に面した
玻璃ヶ浦で計画されている、
海底鉱物資源の開発。

その説明会に招待された
物理学者・湯川学は、
緑岩荘という旅館を滞在先に選ぶ。

そして、そこで夏休みを過ごす
旅館を営む川畑夫婦(前田吟、風吹ジュン)のおい、
恭平と知り合う。




次の朝、
堤防下の岩場で
緑岩荘に宿泊していた
もう一人の客・塚原の変死体が発見される。

図らずも事件に直面した
湯川は、
旅館廃業を考えていたという川畑夫婦や、
夫婦の娘で
環境保護活動に奔走する成実(杏)らと
塚原の思わぬ因縁を知る。


ってなこと・・・なんだけどさ」




「一気にいったわね」




「いったわよ」



「鼻の穴が膨らんでる、膨らんでる」



「これからご覧になる方のために
物語の謎については
言わないでおきましょう」



「そうね」



「で、この映画の見どころっつうと、さ」




「うんうん」




「福山やああ福山や福山や」




「判ったから!」




「いや
まず見ものは
福山演ずる湯川と恭平の絡みでしょう」




「子供は苦手」



「いや、嫌いなんだって言い切る
福山が」



「だから、湯川だってば!」




「あーた
そういうけど
観客は絶対
「福山さんってばハート(トランプ)」って思いで
観ているんだってば!」




「そうかなあ」



「嫌いだとか言いつつ
恭平との関わり方が」



「めっちゃくちゃいいよね。

誠実!!」




「そうそう
ベタベタしてないけど
父性が、ね
にじみ出ちゃう
。」




「ほらつくづくと
日本って母性文化だからさあ
子供観ると


「可愛い〜〜〜♪」

とか
「やだ〜〜〜〜♪」とか」



「やだ〜〜〜なのは
あーたの存在」



「何か言った?



そういう中で
正しく福山ってば
あるべき
父性を感じさせちゃってくれちゃうから」


「確かに素敵」




「海の中を見たいけど
見られない
見たことがないっていう
恭平に
海の中を見せようとして
何度も
何度も
実験を繰り返す福山とか」



「だ・か・ら、湯川だってば!!」



「(無視して)
皆様大好物の

「少年のような」男を体現してくれちゃってるし!」



「可愛かったよね
あのシーン」




「ねえ
成功して
「僕にも見せてくれないか」
って言っても、恭平ってば夢中になってて
仕方ないなって感じで
そこで


ふっと笑う福山が!」




「だから、湯川!!!!」



「可愛かったじゃないの〜〜〜〜」


「まあ、素敵だったけどね」



「川端夫婦を演じた
前田吟
風吹ジュン

さすがに」



「安定してたよね」



「それと
白竜も良かったよね」




「ああ、ね。


いつもはさ

こわい顔して凄みの方なのに
老けメイクで、ねえ」




「あ、でも
あたし的には
成実役のちゃんはさあ
ちょっと現代的過ぎる気がしたんだけど〜。



プロポーションとかさ」



「だって、あーた
男性客にもサービスは必要じゃない。」



「あ、そうか」



「そうよ



「あーこんな田舎に
こんな子が!?」的な子、
ヤンキーの中に
「お!?」な子的設定でさ」




「え〜
あれってそういう設定?」





「真っ黒の顔してさ
頑張ってたじゃない」



「確かに黒かった!
居酒屋シーンでは
闇に紛れて生きる〜〜〜♪
を体現していたわよね」



「それは違う番組!」




「・・・頑張ってたといえば
キャスティングディレクターよ」



「は?」




ちゃんの
子供時代をやった
あの子!!!」



「あ、あの子ね!!」


「そっくりだったね!!!」



「クリソツ!!!」



「骨格とか
黒いあんこ玉的雰囲気とか」


「よく見つけてきたよね〜〜〜」


「ね〜〜〜〜」



「キャスティングディレクター」



「グッジョブ!」


「グッジョブ!!」



「とにかく
あのウェットスーツを半身脱いで
ビキニになるシーンとか
海の中を
泳ぐ姿は


世のお父さん
お兄さんがたへの
湯川博士からのプレゼント




「そ、そうだったの??」



「そうよ!」



「根拠もないのに
言い切るわね〜〜。

でもさ
あの切ない秘密が明らかになるシーンは」



「ああ、
あの川端夫婦と成実は
それぞれに秘密を抱えて
生きているのよね〜〜〜」



「そうそう
もそっとその感情の揺れをさ
涙とか
台詞だけでなく
画でじっくり観せて欲しかったかな
あたしは」



「白竜の写真を拾うシーンみたいにね」


「あの震える指」




「あとさ

海底鉱物資源の開発ってことで


「綺麗な海を守れ」


「経済効果、エネルギー不足の
実態を知れ」


って対立がずっと描かれるじゃない」


「うん」



「で、湯川がさ
自分の主張を言い募るだけじゃ駄目だ的発言を
するじゃない?」



「なんかさ
今の時代だから
そこはひとつのテーマなんじゃないかと」




「でも
相手の主張も理解した上で判断するっていうのは
結構難しいことよ〜〜〜」



「そうだよね」



「相手の主張を理解したがゆえに
「迷い」が出るってことだって
あるかもしれないし」


「時間もかかるし、ねえ」



「あ〜〜
でもさ
時間かかっても
「考える」って大事なんじゃない?



拙速に
「答え出せばいい」ってもんでもない」



「湯川だって
「答え」を出す訳じゃないしね。」



「答えを出す=判断停止ってことだってあるかもだし」



「むしろさ
答えが簡単に出るってことは
いぶかしむべきことで、さ」


「そこも踏まえて」



「踏まえた上で」



「ラストシーンね」



どんな問題にも答えは必ずある。

だけど
それをすぐに導き出せるとは
限らない。


人生においてもそうだ。


今すぐには
答えを出せない問題なんて、
これから先、いくつも現れるだろう。

そのたびに
悩むことに価値がある

しかし焦る必要はない。

答えをだすためには、
自分自身の成長が求められいてる場合も少なくない。

だから
人間は学び、努力し、
自分を磨かなきゃいけない
んだ。
今回のことで君が何らかの答えを出せる日まで。

私は君と一緒に同じ問題を抱え、
悩み続けよう。


忘れないでほしい。

君は一人ぼっちじゃない。」




「福山、そりゃ、人気出るわ。」





「だから、湯川だってば!!!・・・ってか
もう
いいか〜〜〜
どっちでも」




「TVシリーズに
興味がなくて観ていなかったって人」





「え?
そんな人いるの?」





「そりゃいるでしょうよ。


そういう人でも
楽しめる1本よね」



「でもでも
よ〜〜く考えると
恭平、洒落にならんやろうとかさ、
成実、結局・・・とかさ
この話、切ないってか・・・」




「残酷」



「ツッコミどころは多々あれど」




「あれど」




「とにかく
福山、魅力全開」





「ショタコンの方もどうぞ」





「なにを言ってる」





「おほほほほほほ」





「おほほほほほほ」





福山やああ福山福山や」




「いいから!!!」



「そういや
最後になってなんだけど
残酷で思い出しちゃったわ」




「なによ」





「吉高、地味な役回りだったね」




「・・・いいから!」




「おほほほほほほ」





「おほほほほほほ」






posted by kazoo at 15:52| Comment(0) | TrackBack(16) | 映画(ま) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月28日

マチェーテ

 「おんもしろいっ!!!」



「おんもしろ〜〜いっ!!!」



「マチェーテ!!!」



「マチェーテ!!!!」






「どもっ!」



「おかずですッ!」



「ずーこですッ!!!」



「2人揃って」



「映画に耽溺〜〜!!!」



「今回はメキシコの風を受けながら
お届けの
映画に耽溺ですよ〜〜〜!!!」



「さて
そもそもは
血どばっ
ぐちゃぐちゃ
首ちょんぱっ
が苦手のわたくし達」



映画友のあの方からのお奨めで」



「観たのねっ!」



「観たのよっ!!!」



「マチェーテ!!!」



「マチェーテ!!!!」




「奨めてくれたあの方ってのが
特殊な趣味の方なもんだから〜」



「そうそう
ホラーでゾンビで
天井からぽたぽた
呪いのお婆でおっかけっこ〜〜〜
な、ね」



「腰を引きながら
鑑賞に望んだわたくし達だったんだけど〜〜」



「おんもろしろかったっ!!!」



「おんもろしろかったのっ!!!!」



「マチェーテ!!!」



「マチェーテ!!!!」



「普段からさ
顔力のある役者が少なくなったわよねえって
嘆いていたわたくし達なんだけど」



「この方は顔力
ありすぎよねっ!!!」



 「ダニートレホ !!!」



「マチェーテ!!!」



「マチェーテ!!!!」



「顔力ありすぎて
顔面岩窟王の名をほしいいままに・・・」



「って、またあーた
そういう勝手なことを〜〜〜」



「マチェーテ!!!」



「マチェーテ!!!!」




「・・・やめてよ
掛け声で全て乗り切ろうとするのは」



「でもさあ
ほんっと凄いんだもの。



顔もだけどさあ
体っ!!!

ガタイッ!!!!」




 「きゃ〜〜〜っ!!!」



「なんか
ジムで鍛えたってんじゃなくて」



「街でのしあがるには
このガタイがなくっちゃなっていう」



「亀っ!!」



「かみつき亀みたいな
身体っ!!」



 「手を出さないでっ!!」



「手を出さないでくださいっ!!」




「ダニーの経歴
wikiで調べてみたらさあ〜〜〜




『ティーンエイジャーの頃から犯罪にかかわり、
麻薬を使用していたため、
長い間刑務所を出たり入ったりする。

ボクサーになりたかったが、
長い刑務所暮らしのために叶わなかった。

しかし、サン・クエンティン刑務所
にいた時、
刑務所内でボクシング
のチャンピオンになっている。



また、そこでリハビリに励んで
それまでの生活を改めることになる。



1985年、Cocaine Anonymousの集まりに出ていた時、
映画ビジネスに関連している人物に出会い、
エキストラからそのキャリアをスタートさせ、
特に悪役として様々な映画に出演している。

『スパイキッズ
』シリーズでは主人公たちの叔父で
スパイグッズの発明家の役でレギュラー出演をしている。



プライベートでは3人の子供を持つ父親であり、
また麻薬中毒者更生のためのプログラムに
カウンセラー等として参加しているという。



非常に出演作品の多い俳優であり、
2005年にはテレビも含めると13本の作品に出演している。』



・・・・
・・・・



って、あーた、どこから突っ込んでいいのか
判らない経歴が載ってるのよ〜〜〜



どこの世界に
初手から
ティーンエイジャーの頃から犯罪にかかわり」
なんて出だしの経歴紹介があるっての〜〜〜」



「やっぱ若い頃には
盗んだバイクで走り出したのかしら
ダニーさんってば」



「・・・多分
走り出すどころか
壊れたバイクを無理やり
素人さんに売りつけていたんじゃないかしら」



「・・・・」



「・・・・」






「ってか、モノホン!!!
モノホンさんじゃな〜〜い!!!」



「きゃ〜〜〜〜〜っ!!!!」



「きゃ〜〜〜〜〜っ!!!!!」



「マチェーテ!!!」



「マチェーテ!!!!!」





「で、さ
監督のロバート・ロドリゲス とは
従兄弟なんだって〜〜〜」



「まあ若い頃は
やんちゃな従兄弟だったけど
今じゃいい役者となって帰ってきたぜってとこ?」



「・・・やんちゃって言葉を
軽く凌駕していると思うけどね。



だってあーたサン・クエンティンっつうたら
死刑囚も入っているって刑務所よ〜〜!?」



「・・・・」



「・・・・」



「マチェーテ!!!」



「マチェーテ!!!!」



 



「そもそもこの映画は
2007年に制作された
グラインドハウス 」のための
「フェイク予告編」を
評判良かったから
マジで1本作品にしちゃったよ〜〜うってもの」



「もう、その成り立ちからして」



「マチェーテ!!!」



「マチェーテ!!!!」



「ま、映画のジャンルを一言で言えば
B級アクションってことになるんだろうけど」



「B級の良さ
面白みが
半端なく詰まっている!!!」



「そうよ!そうなのよ!!!」



「だってさ
血どばっ
ぐちゃぐちゃ
首ちょんぱっが苦手なあたし達でも
笑って観ていられるってのはさ」



「途中さ
「これ、映画ですから」
って創り手が
くすくす笑いながら作っているのが
判っちゃうからだよね〜〜〜」



「なんかもう
脳内中坊男子が夢中になって作ってる感じが、さあ」



「そそそそそ」



「で、
脳内中坊男子のキャストが結集!」



 「怪しいセガール「親父」
またまた怪しい日本趣味を
全開にして大物ぶってるし」




「あの「切腹」シーンは
一体なに???」



ミシェル・ロドリゲス
伊達に暴力沙汰で逮捕されてないわよって
私生活のやんちゃっぷりを
鉄火姉御役とその見事な腹筋に
反映しているし」



 「ロバートデニーロ
ってば
「あんな役」なのに
すっげ〜〜〜嬉しそうに
演じちゃってるし」




 「リンジー・ローハン
堕ちて行く一方だし」



「ほんとに
堕ちてく一方だし」



 「ジェシカ・アルバ たん
大活躍だし」



「ってか、
アルバたんはすっごいわよ!!!



顔面岩窟王と
あんなシーンまでっ!!!」



「きゃ〜〜〜っ!!!」



「きゃ〜〜〜〜〜〜っ!!!!」



「マチェーテ!!」



「マチェーテ!!!!」






「と〜にかくっ!!!」



「映画好きなら
ぜひっ!!!」






「綺麗なお姉さんも
た〜〜っぷり!!!」



「若者パワーも
た〜〜っぷり!!!」



「車はジャンピン!!」



「弾けて」



「ぶっぱなして」



「B級の
超特級作!!!」




「観なさいっ!!!」



「観なさいっ!!!!」



「面白いからっ!!!」



「マチェーテ
嘘つかない」

posted by kazoo at 13:49| Comment(0) | TrackBack(5) | 映画(ま) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月23日

ミステリーメン

 

「あけましておめでとうございますー」


「・・・って、あーた随分遅いんじゃないの〜〜〜???
もう、松のうちも済んだわよッ!!
世間の皆様は
とっくに稼動なさっていらっしゃるのにー。」



「あーら、庶民の方達って
大変〜〜〜」



「まッ!
初手から
感じわるううう〜〜〜い!!!」



「だってー
まーだお正月用のシャンパン飲みきってないんですもの〜〜」



「あーた、その手にあるのはシャンパンじゃなくて
米酢の瓶よッ!!!



もう〜〜
しっかりしてちょうだいよ〜〜〜。」



「おかずですッ!」



「ずーこですッ!!」






「二人揃って」






「あけおめことよろで

映画に耽溺〜〜〜!!!!」




「さて、2009一発目の作品ねッ!?」



「そそそ。



なんかさー
やっぱり1発目ってなると
作品も慎重に選ばないと、ねー」



「うん。



な〜〜んか、やっぱり大事って気がするものね。
1発目って。」



「そーよー。



あーたみたいに
1発目の相手がとんでもないと
その後の女の人生
演歌花道まっしぐらじゃな〜〜い???」



「何の話しよッ!」



「まあ、一部では
やっぱり
1発目はホラーじゃないとなんてこと
言っていた人もいらっしゃった
ようだけれども」



「ああ」



「もうねー
1発目がホラーなんて、さあ〜〜〜」



「ね〜〜〜」



「女の人生演歌花道も転げ落ちちゃう〜〜〜」




「初手から転げ落ちてたくせにー」



「ん?」



「で、結局観たのは
この作品」



ミステリーメン、ね。



ねえねえ、なんでこの作品を選んだの???」



「だーって、あーた、このDVDパッケージ観てーー!!!



この無駄にゴージャスな出演メンバー!!!



ジェフリーラッシュ でしょー

ベン・スティラー でしょー


ウイリアム・H・メイシー でしょー


ジャニーン・ガロファロ でしょー


そんでもって
何故かなんでか
トム・ウェイツ まで出てるのよ〜〜〜!!!」





「うっわーなんでトム・ウェイツが???
酒代に困ってたのかしら〜〜???

そりゃ
お好きな人にはたまらないラインナップだわね〜〜〜」



「そーなのよ。
ほんっと無駄に豪華!!



「ジャニーン・ガロファロって
ベンちゃんとすっごく仲良しなのよね〜」



「そうそう。
一時は一緒になるんじゃないかって
言われていたくらい
仲良しさんでさ



彼女は社会的意識の高い人で
いろ〜〜んな活動しているんだけれども



ベンちゃんもその活動に
協力していたりしてさ。






今回も
そういう2人の仲良しな関係性が透けて見えるような
突っ込み、突っ込まれの演技よ。」



「で、お話は??」



「えっと
お話はねー
未来都市チャンピオン・シティってところで
スーパーヒーローを夢見る3人組がいるのよ。



それが
ミスター・フューリアス(ベン・スティラー)、
ブルー王子(ハンク・アザリア )、
シャベラー(ウィリアムス・H・メイシー)。

ある日、彼らが憧れる本物のスーパーヒーロー、
キャプテン・アメージング(グレッグ・キニア)が、
悪の権化カザノバ(ジェフリー・ラッシュ)に誘拐されちゃって
3人はヒーロー救出のために立ち上がるんだけどーーーー」



「どーーーー???」



「まあ、こういうのはさ
詳しく言っちゃうのも野暮ってもんじゃない???



で、見所といえば」



「そうね。



見所と言えば???」



「X−MENを観た人
好きな人は
笑えると思うわー。



ベンちゃんの無駄吼えだけで
私受けちゃったもの。



後ねー
すっごくまった〜〜〜りしてるのよ。



この作品」



「ま〜〜〜ったり???」



「そそそそ。



なんていうかさ
緩いの。



でも、私はこの緩さ
嫌いじゃないわー。



まあ、
「こうなるだろうなー」って思っていたら
「ほーらやっぱし」の連続なんだけれども



そういう中でも
「ジェフリー・ラッシュって、いッつでも手を抜かないのねー。
無駄に熱いっつうか・・・
あちらの萩原流行なの???」



とかさ」



「萩原さんにもジェフリーにも失礼だから
止めなさいッ!!!」



「やっぱりウイリアム・H・メイシーって
キュン♪だわねーとか。」



「なんか、彼の初手から情け無い顔って
キュンときちゃうのよね。」



「そそそ。



後ね〜〜〜
思いがけなくブルー王子(ハンク・アザリア)のさ
ママとのエピソードがさ
ちょっと不覚にも
うるっときちゃったわ。」



「ま!



鬼の目にも???」



「誰がッ!!!



そうそう
ピーウィーがさあ〜〜〜
キモメン役で出ていてさ。





実際問題
ピーウィ・ハーマンことポール・ルーベンス って
子供相手に番組持って
その人気絶頂の時にさ
映画館で自慰行為やってるところ捕まって
人気凋落
ほんでもって、「キモメン」ってことで
どん底まで行ったわけじゃない。



けど、私が今更言うのもなんだけど
彼、才能はあるのよ。
間違いなく。
ブロウなんかでもさ
「お!」って目を引く演技してたもの。





でさ、そういう彼をこの作品にキャステイングする時にさ
「何もこの役で〜〜〜」な
キャラ設定をしてあげる周りの優しさっつうかさー



そんなことも思いながらー・・・
あ、彼のインタビュー記事なんか読んでると
なんかしみじみしちゃうわよ〜」



「うんうん」



「後さ、透明になれるはずの子が
ブラックで頭金髪なのね。



これ、あちゃらじゃすっげータブーな髪型らしいのよ。
アバンギャルドっつうか
反体制っつうかー。
なのにーーー
そんな頭してる子が
透明になるには
誰も見ていない状態でないとダメ
とかさ、
そういう「くすぐり」が一々おかしいの。」



「ふ〜ん」



「彼らを指導するグルがさ
名言満載なんだけど



聞いてる方は



「すっげーいいこと言ってるのは
判るけど
意味判らん



とかさー。くっくっくっくっく。」



「それを、いっちゃあ〜〜だわねー。」



「後さ、彼らが憧れるキャプテン・アメージング
スポンサー下りられそうになって
困ってる設定だとか
(そのスポンサーがまた!)



みんなに憧れられる人物のはずだのに
やたら綴りに弱い
つまり
アメリカン・ヒーローは頭が悪いっちゅうことだったり」



「ま!!!」



「で、やっぱり、ベンちゃんよ。



な〜〜んか華があるっていうかねー。」



「でも、主役だけど
脇に回ったって感じもあったわよね。」



「そうね。
なんか、仲間でさワイワイ言いながら
楽しく作った作品って雰囲気が
バリバリー」



「あー」



「やっぱさー
笑いがない所に
救いはないわーなんて思っちゃったわ。あたし。」



「なによ、それ」



「ほら、なんかさ大人になって
すっごいシリアスなことを
考えていくと
どうしても
なんか
「教条主義」っつうかさ
そういうところに落ち着くじゃない???」



「うん」



「でも、そういうのってさ
あたしはな〜〜んか
不自由なのよ。」



「あーたは何時だって自由にやってて
あたしは随分迷惑してるけどねー。」



「なんかさー
シリアスなところにも
「笑い」がなけりゃ
笑いを含んでなきゃ
ギスギスしちゃう
っていうかね。
伸びしろがなくなっちゃう感じがするわー。



つまりさ
笑いがないってことは
批判性
客観性がないってことでもあるからさ。



やっぱり笑いって全ての基本!」



「ふん。」



「ま、難しいことはともかくさ



ま〜〜〜ったりと
この無駄に豪華なキャステイングの妙を
楽しまれては如何かとー!!!」



「うふふふ」



「なかなか一作目としては上等な幕開けだったわ。」



「で、次作は???」



「・・・・・・ホラーじゃないわよッ!!!!!」


「あら〜〜〜」



「何、それ。ホラーとかけてるつもり???
・・・・・・・・
2009年もあーたには、何かと骨が折れそうねー。」



「あ〜ら
それこそおたがいさま〜〜〜!!!」




posted by kazoo at 14:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(ま) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月20日

みんな元気

 国王の趣味は

写真だった。



古い
重い
一眼レフを使って



もちろん
デジタルなんかじゃないさ。



わたくしが
小さい頃は
現像まで家でやっていたっけ。



現像液の中にゆらゆらと出てくる画像が面白くて。



腕や
指の力が弱くなってから



ピントをあわせるのに
時間が
長くかかるようになって



それでも
姪っ子や
弟一家が家に来る前は
そわそわと
カメラの点検をするんだった。



「フィルム
これで足りるだろうか」



「足りるんじゃない?」



しばらくすると



「フィルム足りるかなあ」



「足りるってば〜」



結局
それは
わたくしが
フィルムを買いに行くまで続けられる
いつもの



本当に
いつもの会話で。



何冊も
何冊も
何冊もの
アルバム



ねえ
何を
撮りたかったんだろう。



幸せの
記憶



幸せの・・・



何冊も
何冊も
何冊も





どれだけ身体がきつくても
「大丈夫だ」

弟の前では言い切って



「仕事があるんだから
こっちは心配するな」



弟が帰ってからは



「あいつ、仕事きついとか
言ってなかったか?」


「大丈夫
そんなこと言ってなかったよ」



そして
姪っ子達






「今度はいつ来るかなあ。
大きくなっていたなあ。」



「何言っているの。
今日来たばっかじゃん」



姪っ子達の訪問を
本当に
本当に
楽しみにしていた。



「大きくなったら
もう
爺ちゃんの家に行くなんて時間もないよなあ」



「そうだよ〜
忙しいさ〜」



あははって
笑ってたっけ。





お正月が来ると
みんな集まるからさ



「今年はどんな料理にするんだ?」



「毎年一緒だよ〜〜
海老フライでしょ
から揚げでしょ



油もの祭りでさ〜」



「まあ、いいさ
よく食べるからな。



材料はけちらずに
作るんだぞ」



「判ってる、判ってる」



...
...





わたくしはと言うと
彼の
コントロールフリークな所が
自分の中にもあることが
重かったり



ああ、
本当に
長い長い葛藤の日々が
そこにはあったのだけれど



国王が亡くなって今
想っていること。



ああそうか
父親が亡くなったってことは



わたくしの
絶対的な味方がいなくなったってことなんだなあって



...
...






原題



Everybody's Fine






国王



こっちは
みんな元気だよ。



うん。



みんな元気さ。














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2014年10月19日

マネーボール


「こんな話し、本当に
よくぞ映画にしたわよねえ〜〜〜」



「なになに???」



「映画『マネーボール』のは・な・し!」



「あ、観たのね?
そういや
ジョリーズ御一行様
来日もしていたもんね〜〜〜」



「そうそう。」






「しかし
あーた
よく観る気になったわね。



野球って言うと
3ストライクでアウトなのに
なんで4ボールなんだ



3ボールでアウトじゃないのかとか
訳のわからんこと言っていたじゃないの」



「あーら
あーただって50歩100歩じゃない



野球好きなボーイフレンドの前では
いっぱしに



「ワールドシリーズに勝たなくちゃ
意味ないわよね」
な〜んて聞いた風なこと言っていたけど
実のところ
メジャーもマイナーも一緒くたで
「イチローはメジャーメジャーにいるんだっけ?
それともマイナーメジャー??」
とかさあ!」



「・・・いいのよ
んなことしらなくったって
判らなくたって
世はこともなしッ!!!



「・・・あーたって
いっつもそんな風に
話しを振っては
自分で・・・・」



「それが
そこそこ
知った風なこと言っている人でもさ
なんせこの作品野球のGMの映画よ!?」



「GM??」



ゼネラルマネージャーって奴」



「なによ、それ」



「ほら、知らない」



「知らないのは別に恥ずかしいことじゃないのッ!!!



知らないのを知ったかぶりするのが恥ずかしいのッ!!!」



「なによ〜〜
正しいことを大上段にしか言わない
道徳の先生ってのは
昔から
あんまし人気ないのよ〜〜」



「ってか、あーた知ってるの??」



「知らないわよ」



「・・・だからあーたは
自分から話しを振っては・・・」



「あー



なんかさ
この作品見て判ったのは
自分のチームを持ってるのが
オーナーじゃん??」



「うんうん」



「で、GMってのは
そのチームを勝たせるために
選手をトレードしたり
オーナーにもそっと運営資金を出せとか交渉したりさ」



「うん」



現場の最高責任者って奴ね」



「あ、でも
現場の最高責任者って言えば
チームの監督になるんじゃないの??」



「そそそそ!!
あたしもそう思っていたけど
その監督よりも権限あったわよ。



監督をリスペクトはしていたけどさあ」



「ふーん



でもそうなると
監督も面白くないんじゃないの??」



「そーなのよッ!!!」



えっと
ほら映画でも
あの監督とのせめぎあいのシーン!
呆気にとられちゃったわよ」



「データ的にいけるから
あの選手を使えと言われても
監督は聞かないのよね」



「うん。



だもんで、その使って欲しい選手以外を
ブラピったら



みーんな放出しちゃうの!!!



「正確に言うとブラピ演じる主人公が、ね」



「強権!!!」



「強権!!!!」



「すっごいわね〜〜〜」



「この監督をやったのが」



フィリップシーモアホフマン で」



「あの腹といい」



「あのユニフォーム姿といい」



「まんま「THE監督」!だったわねえ〜〜」



「カメレオン俳優」



「デブなのにねえ〜〜」



「デブは関係ないでしょうよ」



 

「主人公と
廊下ですれ違う
あのシーン!!!」


「うんうんうん!!!」



「見逃さないでッ!!」



「見逃しちゃダメよッ!!!」



「監督だけじゃなくて」



「スカウトとかとももめてたわね」



「うんうん
もめてた
もめてた」



「でも、押し切る!」



「押し切るの!!!」









「で、さ



野球に疎い私が
この作品
滅法面白かったのには



理由があって」



「あって?」



「あーこの映画の主人公は
「マネーボール理論」っていう
球団運営理論

めっけるのね」



「マネーボール理論?」



「そう
つまり
客観的かつ緻密な
統計分析に基づいて
選手の評価基準ってのを見直す
ってもの」



「???つまりって
ちっともつまってないけど??」



「えーっと
野球を統計学見地から
分析する手法「セイバーメトリックス」に






独自の見解を加えた理論



「えっと、あーた

自分が何を話しているか
判って喋ってる???」



「・・・・



・・・・・



打率じゃなくて
出塁率!!!



打者はヒットを打つことよりも
アウトにならないことが重要であるとか



それまで高卒選手が評価されていたのも
大卒選手にスポット当てたりしてね。
つまり
それもさ高卒の選手が大卒に比べて
メジャー昇格した割合は半分以下っていう
データが出ているためだし」






「?????」






「あーだからさー



野球界にも



スターさんがいるじゃん??」



「うん」



「そのスターさんって
すんごい報酬を得てるわけだけど
本当にそんだけの価値あるのかね?



本塁打数とか
打率だけじゃなくって



もっとよーく観て分析してみたら
コストパフォーマンスいい選手
見つけられて
チームも勝つことができるんじゃないか
って
そういうことをね示した理論!!」



「ふう〜〜ん」



「つまり
新しい価値観を見出したのよ。



ビジネス界で言う



「コストパフォーマンス」を重視っていう視点を
野球界に
持ち込み
結果を出したのが
この映画の主人公ビリー・ジーンって人物で
実在の男なんだわね。」






「で、映画の中で
このデータ分析をして
数字に強い主人公の相棒が



ピーター・ブラウン(ジョナ・ヒル



「暗算の名人!!」



「そこなの??」



「そこよ!」



「この映画デブ率高いわよね」



「そこなの?」



「そこよ!」




「ピーターって最初は
違う球団にいるのよね」



「そうそう。
インディアンズ!」



「で、主人公のビリーが見出すのよ」



「この映画実話に基づくって言うから
ピーターはどんな人かしらって思ったら
実在の人物じゃないって聞いて」



「驚いたわね〜」



「驚いたわ〜」



「で、いい味出してるのよねッ!!!」



「そうそう。」



「ビリーはさ
彼に
選手を切ることを教えたり
彼のデータや分析を
信用して守っていくけれど



一方でそうでいながら
彼の立場だって「絶対」じゃないってこと
教えていくじゃない??」



「うん。
ビジネスの中で
成長させていくのよね」



「そこも面白かったわよね」


「教えながらビリー自身も成長しているのが判るしね」









「とにかく、このマネーボール理論
導入したのはいいけれど



なっかなか結果を出すことができないの



「あら」



「そんで周りから
ぼろかすに叩かれるわけよ」



「あらら〜〜〜」



「外野だけじゃなくて
身内からも」



「まあ」



「データ分析はいいけど
野球やっているのは
「人間」なんだぞ!!」
って調子でさ」



「うん」



 

「でもさ
この主人公
決して「データ」分析だけで
「人間」を否定している訳じゃないのよ。


そもそも今スポットが当たっていない選手
それはさ
たとえば
「年くってる」とか



「妙な投げ方」とか
「華がない」とか



「ルックスがイマいち」とか」



「ルックスも重要なポイントなのよね」



「ねー!!」



「人気商売だから、ねー」






「あたしと一緒〜〜〜!!」






「・・・・・・」



「まあ、そうなんだけど
観ててびっくりしちゃったわよ」


「あら、認めるんだ」






「で、そういうことだけで評価されていなくて
スポット当たってない訳だけど
でも、「ことの本質」



「野球の実力」においては
認めて
評価し
チームに加えて戦力に加える訳でさ」



「うんうん」



「でさ、多分
邦画なんかだと
そうやって集め認めた選手と
一丸になって
情に訴え、勝利を目指す・・・的な展開に終始じゃないかって思うんだけれど」



「そうはならないのね?」



「そ。






繰り返すけれども



一旦スポットを当てても
これはダメだって思ったら
スパッと切るのよ。



「う〜〜〜〜ん」



「あたしが面白いなあって思ったのは
その部分でね



その



ある種
「非情」な部分が
嫌味にもエゴにも見えないのは
この主人公が目指す場所の高み
「野球界を良くしたい」
「野球を面白くしたい」
って志が高いからだと思うの。



この主人公が
やってることって
「金に任せて
スター選手を集めたチームが勝つ」



な〜んてつまらない今の状況を覆すってことな訳よ。



それって
本当に野球が好きだからこそ、で
それが判るから
観ているこっちも
嫌味には感じないの。



まして
演じるのが
ブラッドピット






あの顔で言われちゃ、



演じられちゃ、あーた」



「いやブラッドピットには
アンジーがついてるんだから、
無駄よ!!」



「・・・・ふんッ!いいじゃないの
うっとりするのは勝手!!!」



「エネルギーのコストパフォーマンス考えなさいよッ!!」



「・・・・
・・・・」



「とにかくそれって
野球界だけのことじゃないわねって
あーたは思った訳よね??」



「そうよ!!!



だってそうじゃない??
「価値観」を見直すって



口で言うほど簡単なことじゃないのは



それが「自分にも返ってくる」作業だから!!!」



「やっぱり
この主人公が格好いいのは
責任はとる。






とるから
信念を貫くっていう「姿勢」
ゆえにだもんね」



「そうよね〜だけどなっかなか「責任とる」ってさあ」



「ラストの
彼の決断!!」



「うん」



「巨額の他チームからのオファーを断って」



「もうね
娘ちゃんの歌う
「野球を楽しんで」SONGが
観客にもとーっても響くのは」



「お金じゃない」



「理論でもない」



「ねーーーーーッ」



「ねーーーーーッ」






「とにかく
ブラッド・ピット
これ制作にも関わっているってことだけれど」



「あーだから
ナイキ だの



アディダス だの
MIX着用しまくりだったのね」



「どこ観てるのよ」



「そこ観てるのよ」



 

「・・・とにかく
いい顔になったわ」


「野球がアメリカの国技だって言われる意味も
ひしひしと感じたし」



「ひょっとしたら
オスカーって言われるのも
納得だったわよね」



「うんうん」



「それにしても
第二のR・レッドフォード と言われて
見出されたブラッドだけど



マジで似てきたわよ〜〜〜」



「そうよねー



データ見るのに
リーディンググラスかけている顔なんて
もう!!!」



「似てた〜〜〜!!!!」



「似てたわよね〜〜〜!!!」



「何かネットで見たんだけど
俳優業は後3年で
後はプロデュース業に専念する
んだって」



「えーーーーーーッ!?」



「えーーーーーーッ!?でしょう〜〜???」



「もっと観た〜〜〜い」



「観たいわよね〜〜〜」



「そういう意味でも
見ごたえあるわよ」



「あります!!」



「R.レッドフォードにおける
ナチュラルに匹敵する作品」



 

「そうね」


「ぜひ!」



「ぜひ!!!」



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2014年10月06日

メグ・ライアンの男と女の取扱説明書

Photo「メグ・ライアンの


男と女の取扱説明書」






長いね


どーも


タイトルが。






これ、原題は


「SERIOUS MOONLIGHT」






「メグ・ライアンの」


ってついている段階で


ちょーっと


嫌な予感。






月の光の中で


不思議なことが


起こるという


ロマンチックコメデイなら


数多の作品ございますが






こちらは


心変わりした夫


何故??


その心を繋ぎとめるのに


どうすればいいの??


みたいな展開。






で、


どうだったか。






いやあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜






メグ・ライアン


「あの」


キュートだった






「あの」


あひる口の女王だった


メグ・ライアン






ど、何処さ行った〜〜〜ッ?????






「恋人たちの予感」のあの


メグはッ??











きっとさあ


このDVD手に取った人は


あの頃の彼女の


幻影を胸に・・・






悪い事は言わん。






想い出は想い出のまま


胸に収めておくのが


得策じゃ〜〜〜!!!






この映画での


メグ・ライアンに


「そそられる〜」


「キュートだ〜〜」


って思う奴がいたら


お目にかかりたい。






もうね


昔なら



「か、可愛いッ♪」



って受け止められた


その演技


その仕草




(旦那の長靴を履いた姿で


家のデッキに座り込む姿とか)






一つ一つが






「痛い」


痛いのよッ!!






そう。


ちーーーっとも


魅力的じゃない。






見てるのが、つらい。






ううーーーー。






この人


顔いじったんだねえ・・・






しかも


派手に。






なんか


凄く


性悪な顔になっちゃって


もそっと


整形の仕方もあっただろうに・・・。





Photo_2






このキュートちゃんが




Photo_3






これだもの。






お直し自体は


エンターテイメントの世界じゃ


アリだとも思うし


それはいいんだけど、さ






なんだろう


この「痛々しさ」感。






この映画自体もさー


やっぱ


ヒロインに魅力がないって


致命的なのよ。


(あ、言っちゃった)






話が


転がらない


転がらない。






酷え〜〜〜






ヒロインに


「肩入れ」出来ないと


こういう話は、全然楽しめないもの。






なんか


ヒステリー女が


身勝手な理屈を振りかざしているようにしか


見えないのよ〜〜〜。


むしろ


愛人役の子の方が


魅力的。




それにしても


昔はあれ程


チャーミングだったのに・・・・


方向性を明らかに失敗している。






そう思うと


メグが「東電ちゃん」に


思えて・・・なんて


余計なことを考えてしまったわたくしなのだった。






ううーーーーーーーーーー。


な〜〜んじゃ、こりゃッ!!!



posted by kazoo at 14:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(ま) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月16日

マルタのやさしい刺繍


Photo 一生懸命真面目に生きてきても



どうしようもないことが起こる。



起こるじゃない??



年をとることは
「失う」



「喪う」



そのことと向き合うこと。



そーんなこと判っているわよ
って言う人もいるけれど。



仕方ない事じゃないのって。



そうね



でも、
それが「自分の身」に起こったとき
同じように



「そーんなこと判っているわよ」



って
言える??



それは
時として
とても
とても
厳しい道。



だけど
普段それは大抵の場合
「他人事」で
「頭でしか理解できない」こと・・・でもあるでしょ?。



年をとることは
悪いことじゃない



けれど
でも
そう???



この映画の中には
介護のシーンも出てくるのよ。



介護が毎日の生活に組み込まれたとき



『病院の送り迎えで
毎日3時間もかかる



ホームに入ればいいんだ



俺は病院送るための
運転手じゃない』



なんて息子が言うシーンもあるの。






『俺の人生だから
時間を無駄にしたくない』






そうして
わたくしは
似たようなケースを
似たような言葉をたっくさん



たっくさん



ほんとうに
山というほど・・・。



ああ、年をとったら

「受け入れて」



静かに
諦めていくしかないのかしら??



物分り良く???




・・・



・・・



でもねッ!!!!



本国スイスで動員数No.1
そして我が国日本でも
2008年、ミニシアターランキング洋画部門1位のこの作品の



なーんと
ヒロインは旦那様を亡くした80歳のマルタおばあちゃん



気落ちして
何をする気ににもならず
ただただ
哀しむ日々を送る彼女を



「何とかしてあげなくちゃ」



って心配する友達がいて。



ある日
おばあちゃんは思い出す。



Photo_2



「私ね、自分が作ったランジェリーを置いた
ランジェリーショップを開くのが夢だったのよ」



いいじゃない!!
応援するわ!!!



友達が背中を押すのね。






けど・・・



保守的な彼女の住む村では
ランジェリーって聞くだけで
顔をしかめる人もたっくさん。



いえ



実際殆どがそうなのよ。



友達だって
背中を押してくれる人ばっかりじゃ、ない。



時として
「家族」さえ



「いい年をして」



「世間態が」



「一人そういう人がいると
みんなの恥になるわ」



「無理よ」



「誰も買ってはくれないわ」



そうして
そうして



マルタおばあちゃんの
ランジェリーショップは
みんなを
ほんとうに
みんなを巻き込んでいく・・・



Photo_5


ここにあるのは
幾つになっても
綺麗で
上質な物を愛でる乙女心
だったり



そっと寄り添う気持ちだったり



ささやかで
でも愛おしい新しい恋の始まりだったり



そうして
「風」を入れてくれる人との繋がりだったり。





Photo_3 そうなの。



繰り返すけれども
どんだけ頑張って
真面目に生きてきても



時として
どうしようもないことが起こる。



それが人生



人生だと
思っていても
判っていても



つらくて
哀しくて
切なくて
自分の体を自分の気持ちで抱きしめて
でも



それでも
どうしようもない時



人は
人でしか癒されないもの



だから
「風」を入れる



「風」を入れてくれる



「風」そのものの人が



わたくしには必要。



その「風」が
この映画の中に吹いていて



確かに吹いていて



わたくしは
その風ににっこり微笑んでいたのよ。



百の
「来るべき老齢マニュアル本」を読むより



この「風」を感じることが
あなたのにっこりに繋がると



わたくしは信じるわ。



Photo_4 「風」にも
事情が、ある。



「風」にも
吹き方が、ある。



そうして
いつか
自分が誰かの



「風」になること



切ない嘘を告白して
突然逝ってしまった風のことを思って
マルタおばあちゃんは言う



「彼女は
いつも楽しそうだった。



嘘をついたかもしれないけど
でもそれは、ね。



何より
彼女はわたしたちの人生を
豊かに楽しくしてくれたもの。






知らないうちに
ほんっとにたっくさん涙が流れていた



あったかい
キュートな、そして大事なお奨め。



どぞ。



posted by kazoo at 11:55| Comment(0) | TrackBack(2) | 映画(ま) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月24日

マーダーボール

51cnh96igkl「おかずですっ 」

「ずーこですっ」

2人合わせて
「食べるとデリ〜シャス〜〜〜♪」



「今日はねえ〜〜〜

ドキュメンタリーの傑作!!


ええ、あえて傑作と言いきらせてもらうわっ!!!


「マーダーボール」のご紹介です。」



「ドキュメンタリ〜????」



「そうなのよっ!!!
生きていると
「あら、これって結構ドラマチックじゃない???
まるで映画みたい」
なんてことあったりするじゃない???」



「そうかしらーー。
毎日養豚場の豚みたいな生活送ってる人に
そ〜〜んなに都合よく
ドラマチックなことがあるなんて
ちょっと信じられないんだけどー。」



「・・・ぶーーーーーっ!!!!



いいから、聴きなさいよっ!!!



これはね、カスタマイズされた車椅子でやる
本当にアグレッシブで激しいスポーツ
その名も「マーダーボール」って呼ばれる
「車椅子ラグビー」を通して
いろ〜〜〜んなこと考えさせられる作品なの。



もうほんっとに
この言葉を使うのは
「褒め言葉」だと信じて言わせてもらうけど
「面白い」!!!
本当に「面白い」映画なのよっ!!!」



「あーたがすっごく興奮しているのは判ったけれど
そもそもラグビーってのがさ
私には???だしさあ・・・
それに車椅子〜〜???
暗そうじゃーーーん



「そう思った???
そう思ったのね???



ラグビーなんて私だって判らないわよ。
でもね
そんなの関係ナッシング!!!

それに「暗そう」????



おほほほほほほ。
もうね、
あーた、その先入感でこの作品見逃すとしたら
そっちの方がもったいないわよ〜〜。



「へーー」



「あのさ、正確に言うと
ウィルチェアラグビーって言うらしんだけど。



ルールって言うの
判らないなりに受け売りで説明させてもらうと



これはバスケットボール用のコートを使用して、
1チーム4名で争われる球技。
ボールを投げたり、
打撃をしたり、
転がしたり、
ヒザの上などに乗せて運ぶことができ
ボールを持った選手がゴールラインに達するか、
通過すると得点となるのね。



そんでもって、その選手の体の状況によって
+3とかさ
+2とか
点数が決まってるのよ。



つまりぶっちゃけて言えば
よりハードな身体状況の選手が
ゴールすると
高得点がもらえるって訳。



Murderball2でねえ、+3とか+2とかつけてるんだけど

確かに
出てくる選手達の身体の状況は
みんなとっても深刻なの。



脊髄損傷で四肢マヒ障害の人が殆どだから
手は開きっぱなしだったり」



「え?
そんなんじゃ、ボールとれないじゃない。」



「そーなのよ。



だからね、グローブつけて
そこに接着剤塗って試合するのよ〜〜〜」



「ひゃーーー!!!」



「えっとね。
この物語
いろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んな人が出てくるんだけど
中でもスポットの当たる
マーク・ズパン!!!



Muder彼なんてさ
タトゥーバンバンで、不敵の面構え〜〜〜。」



「あら、やだわ。
本当にそうねー。」



「なんかさ
日本だと
障害者=壊れ物っつうかさ
例えば映画なんかで扱われる時でも
ま、日常でもいいんだけど
「苦しみを乗り越えた
素晴らしい人格者」

みたいな扱い方するじゃない??」



「そうね。」



「でもさーーーー。

そんなのってあり得ないってあたしは思うの〜〜。


そりゃ中にはさ〜〜
人格者だっていらっしゃるとは思うわよ〜〜。



でもさ〜〜



みんながみんなって・・・



な〜〜んかさ
受け取る側が
「けなげで、一生懸命で
笑顔を絶やさない」
的キャラに押し込めよう押し込めようってしてる
っつうかさ〜〜。
で、障害者の方達も
そういうのに「応えちゃう」っていうかさ〜〜〜。
だから私、TVなんかでさ
そういうなのを観ると悪いけど
「嘘くさ〜〜〜〜い」とか思っちゃう。



それこそ
人間なんだから
そんな悟ったような奴ばっかじゃないって
私は思うのよ〜〜。



私が入院してた時にさ
障害者の人
・・・正確に言えば
障害者になった人ね
交通事故でさ。



そういう人とか随分知り合ったけど
それぞれすっげー癖があったし



我儘も言うし
「出来上がった人格者」なんて人はいなかったわよ〜〜」



「そうなんだ。」



「そうなのよ。
ね、それって
当たり前と言えば
当たり前だと思わない???
齢をとれば
みんな「枯れて」なんて嘘っぱちなのと
同じ
って気がするわ〜〜〜。
齢をとっても、生臭い奴は生臭いしさーー。



食事とかさ、余程重篤な状態でない限り
自分でお盆持って下げに行かなくちゃいけないのだけれども


「俺は、嫌だーーー」
とかさ、子供っぽい事言って
看護士さん困らせてなんて、ざらだったしさ

「リハビリしんどいからブッチしようぜ」なんて
誘ってくる奴とかも、ざら〜〜。」


「あはは」



「でさ、そういう私の気持ちに
ドンピシャだったのが
マーク・ズパンの佇まいでさ。



彼ってば
友人からでも



「奴は元々荒くれ者で
車椅子だから荒くれたんだってことじゃないよ。」



なんて言われちゃうような奴なの。」



「ふふふふ」



「でさ、彼が所属するアメリカチーム
カナダチームってのは
宿敵同士なのね。」



「うんうん。」



「んで、そのカナダチームを率いている監督ってのがさ
元アメリカチームの英雄だったのよ。」



「まあ!」



「その彼はすっごい名選手でさ
何度もMVPに輝いてるの。
でもさ、彼は
ちょっと齢をとっちゃって
プレイに切れがなくなったっていうので
チームから外されちゃって、



プライド高き彼の名前は
ジョー・ソアーズって言うんだけどね。



Marder3 Marder4


















ジョーは
自分の地位保全を求めて
訴えを起こしたりもするんだけれども
結局願いは叶えられなくて



 

そんで、当て付け・・・・・うーーーーん
いろんな感情を持ちながら
カナダチームのコーチになるの。」



「まあ、ドラマチックだわね。」



「そうでしょう〜〜???



試合に対する熱意も半端じゃないのよ。
もうね。



本当に、
ルールなんて判らなくてもさ
それこそ「男の意地と意地のぶつかり合い」
だから、こっちも固唾を呑んじゃう。
手に汗握りまくりっ!!!」



「うんうん。」



「でさ。
ジョーは試合に勝っても
元のチームメイト
つまりアメリカチームメンバーから

「祖国を裏切った」って風に言われるのね。」


「うーーーーん」



何をもって「プライド」となすか。

「国」って何かとかさ


色々思う事多々の怒涛の出来事が沢山起こるんだけれども



この映画何が凄いってさ」



「何が凄いの???」



彼らをお涙頂戴に撮っていないことよ!!!!!
清く正しく美しくなんて
FUCKなんだもの!!!!



それは、やっぱり
ドキュメンタリーとは言え
監督の志もあるかもしれないけど



何より
出てくる人間たちがさ〜〜〜〜〜!!!!



すっげーーーーーチャーミングなの!!!



手がなかったり
足が動かなかったり
そういう事はさ、後回しになっちゃうっていうかさ。



な〜〜んせ



すっごくチャーミングなのよ!!!」



「ふ〜〜ん」



「だからさ〜〜
この映画の中じゃ
ナンパもありいの



Murder1
「女が障害者に興味を持つのは
「好奇心」と「母性愛」。だから
俺がナンパすりゃ「百発百中さ!」

なんてシーンもあれば
障害者のHOW TO SEXなんて話題も出てくるの。」



「まあ!!」



「でさ、こうやって私が喋っているのを聞くと
「精神的に強い人達なのね〜〜〜」
って言って
おしまいにしがちっていうかさ。



この人達は特別な
精神力を持っていて・・・みたいに
思いがちなんだけど
そうじゃないのよね。」



「ええ。」



「ズバンだって、自分をこんな状態にした
(彼は友人の車に同乗していて
友人が事故を起こして、
その結果四肢マヒ障害となるのね。)
友人をずーーーーっと赦すことが出来ずにいるし

自分がゲーマーとしてここまでになるまでには
周りのみんなに当たって
周りを呪ったって言ってたりするのよ。」



「・・・それはそうでしょうね。」



「リハビリの様子だって出てくるんだけれども
そりゃあ、もう!!!!



「あーた、色々思い出したんでしょう???」



「そうなのよ。
あーた、2週間寝たきりになってごらんなさい。
健康な人間でも
立てなくなるし、
全く歩けなくなるんだから。」



「あーたもそうだったのね??」



「そうそう。



そうなってみると
また一から生き直すって言うかさ。



もう、赤ちゃんと一緒。



ベッドに起き上がる
座る
車椅子
伝い歩き
そして歩行器
その間、リハビリルームの前で
目が回っちゃって
点滴打たれるはめになったり、
そうそう、
夜中に歩行訓練してたらさ〜〜〜
なんだか病院の夜って怖いじゃん???」



「うん」



「で、妙な音が聞こえたんで
急いで戻りたいんだけど
体はいうこと聞かないから、
もう、あーた、その時、
私、怖いの怖くないのって!!!!!」



「・・・そこそこ大変だったのね〜〜〜
多分、その時のあーたの表情見た人の方が
怖さ倍増だと思うけどさーー。」



「ふんっ!!!



でもさ、私は、何とかおかげさまで
普通の生活に復帰できたけどさ〜〜。」



「そうね。彼らは・・・違うんですものね。」



「そうなのよ。
リハビリを頑張れば
元に戻るって何度も思った
って台詞も
度々出てくるんだけど



その度に彼らの首に残る手術痕が
映し出されるの。」



「・・・・・」



「でもね。
それは彼らの身に起こった出来事だから特別って
私は突き放して考えられない。
何れ人間、齢をとるしさ
体の自由は制限されていくってのは
自明の理じゃない???

そんでもって、明日どうなるかなんて
誰にも
それこそ神様にしか判らないわけじゃない????



だからさー



私、本当に、他人事じゃないって思ったしさ。」



「うん」



「そんでさ〜祖国を裏切ったなんて言われちゃう
カナダチームのコーチ、ジョーは
元々ポルトガルからの移民なのね。



で、彼が言うの。



「アメリカに来て良かった。



なぜなら、ポルトガルでは
私たちのような障害者は
「恥」と受けとめられているから。



アメリカへ来たからこそ
自分にもチャンスがあったって言うのよ。」



「アメリカのチャーミングな点ね。」



「そうそう。



アメリカって国は私には
「ちょっと〜〜〜〜!!!」って思うところも
たっくさんあるんだけれど



こういうチャームがあるのよね。

そんでさ
その障害者を「恥」って捉える観点ってのは
日本にだってまだまだあるじゃない???
根深い視点だとドキッとしたしねえ。



そういえばさ
映画の中で
ズパン達と子供の交流とかあるんだけど



向こうじゃそういうの
日本よりも自然に教育に組み込まれている訳じゃない??」



「そうみたいね。」



「私、あれはとってもいいことだと思った。



正直言ってさ
私なんかでも
やっぱり障害者の方見ると
目を逸らしちゃうようなところがあるのよ。
それは何故かっていうと
やっぱり自分がそういう人達に対して
「自然な態度をとれない」って意識が働いてしまってさ
いつもの自分でいられずに疲れちゃうのね。



だからどうしても
見て見ない振りしちゃうっていうかさ〜〜。



でもさ、それは
やっぱり「慣れ」って問題もあってさ。


こっち側が
「あ!」って構えなくても
いい位に私たちの世界がシンクロしていれば
その目を逸らす気持ちってのは
大分軽減されるんじゃないかしら。」



「そうね〜〜。」



「でね、その子供達の交流の時には

「どうしてそんな風になっちゃったの??」
っていう質問から


「ピザ食べる時は
どうやって食べるの??」


とかさ。



うふふふふ。」



「ある意味残酷と言えば残酷な質問かもしれないけど
そうやっていろいろ学んでいくのね???」



「そうなの。
やっぱりそういう風にさ
「お互いに知る」って大切じゃない???

ピザの食べ方だってさ
「ああ、そうやって食べるんだ」
って、知るって、大切!!!
何も「障害者だから助けましょう」とかさ
そういう上から目線のお題目だけじゃなくて
何処に視点を置くかってことにも繋がって行く訳だしさ。



今、日本で
苛めだのへったくれだのって
あーたらこーたら言ってる子供たちにも
こういうチャンス・・・あるべきよね。



そうそう。
日本だって、あるのよ〜〜。
この競技!!

ねーー。
身体的障害者ってさ
精神的に私たちとなんにも変らないのよ。
実際の所さ〜〜。
勿論、過酷な状況であることは
否定しないけどー。




 

でも
そういうアメリカっていう国の中でも
「壊れ物を扱うように」
接したい
って人は沢山いるみたい。



で、本当にさーーー
しつこいけど



面白いのよっ!!!この映画!!!」



「あーた、随分押すわねえ〜〜」



「うん。



ほら、映画って「あとぢから」って言うかさ
後からずーーーーーーーんって
来るのがあるのって
結構珍しいからさ〜〜〜。



最近じゃ
トランスアメリカ
リトルミスサンシャイン


・・・



そしてこのマーダーボールと



「エンターテイメント」でいて
あとぢからのある作品
に出会って
私、本当にしあわせ♪」



2005年度アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞ノミネート
サンダンス映画祭ドキュメンタリー部門観客賞
同じく編集部門特別審査員賞受賞
ボストン映画批評家協会賞最優秀ドキュメンタリー賞受賞
・・・なんかすっごい賞沢山とっているのね。」



「うん。
賞をとっていても
プーーーーーな物はプーーーーだけど
これは本当にお奨め!!!



乾いた涙こそ
自分を客観視できる者こそ
明日へって作品よっ!!!」



「う〜〜〜ん
あーたの言いたいことは十二分に
判りすぎるほど判ったけれど
どうもあーたが言うと
プーーがぶーーに聞こえちゃうわねえ〜〜〜。
それも障害の一種かしら〜〜。」




 

「・・・・・・・・ぶーーーーっ!!!!」



posted by kazoo at 14:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(ま) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月12日

ミリオンダラーベイビー

B000ac8ov009 アカデミー賞
作品賞・監督賞・主演女優賞・助演男優賞の4部門受賞作。


だからと言う訳じゃないけれど
ずっと観たい作品だった。



しかし

観たい作品ながら


観るのに覚悟のいる映画だった。

なんだか予感がして
観たいのに
なかなか向かい合えない
そんな映画だった。



ミリオンダラーベイビー。



そして
思った通り
私は息を詰めた。




 

究極の女性性が「母性」というものであるならば
究極の男性性は「父性」だろう。



では「父性」とは何か。



ねえ、「父性」って何????



今じゃDNA鑑定なんてもんが
あるけれどさ。
そもそも男は
「貴方の子よ」と言われれば
そうかと頷くしかない。



そしてせっせと
父親に「なっていく」。



母性が初めから
組み込まれたものであると
言われるのに対し


(従って裏を返せば
粘着性の悪臭を放つ事もある。
最近じゃ
そんな遺伝子組み込まれていないっていう
女以前の女の事件も多いけど。)



そう。
父性は
「育てる」ものだ。



その育てる
育てられる父性の根底にあるのが
「ロマンチシズム」というもので



(それがなければ
男の人の「育てる」動機と
「育ちたい」という行動原理は
初手から破壊されてしまうのだと
私は思う。



だからこそ
殊更に
「少年のような男」だとかいう
男自身の自己申告が
陳腐に響いたりするのだね。)



私はずーーーーーっと
この「父性」という物が
不思議で
そして
欲しくて
欲しくてさー。



無論



言うまでもなく
父性も
母性も
性差によって「だけ」育まれるのものではない。



 

父性・・・
それが如実に現わされる行為



それは



「守ること」だと
ずっと私は思ってきた。



・・・



それは誰を???




 

それは何から????



何の為に????





 

その答えを探るのは
探っているのは
私だけじゃない。
傲慢な言い方かもしれないけれど
確かにそうなんだ。



そうして
ハリウッドの雄
イーストウッドが
彼なりのその答えを
結論を
描いたのが
この映画のように
私には思えた。



Millionヒロイン



ヒラリー・スワンク名演。
その張った小鼻や筋肉すら
ホワイトトラッシュの出口のない
生活を伝えてくる。)は


クリント・イーストウッド演じる
フランキーと出会う。



ボクシングトレーナーである彼にとって
彼女は
当初全くの
「他人」であり
「興味のない」「厄介」な存在でしかないが



次第に



「娘」であり
「恋人」であり
「同志」であり
「戦友」であり
「勲章」であり
「希望」であり



「女」であるように変る。



そして最終的に彼女は既に彼の「片割れ」である。



その喜び。



その痛ましさ。



フランキーが彼女を守ろうと
苦悩するシーンは
多くの場所で言われているように
明らかに彼は「神の子」キリストとだぶる。



Million2なぜならキリストもまた
「守りたい」と
血の涙を流した人であるから。






「守りたい」



それは誰を????



何から????






そして



何の為に????






その最終決断を
苦悩する彼の姿を見つめ
見守り
見送ったモーガン・フリーマンの存在は
その伝で言えば
ある意味「神」そのものであり「女」だった
と言っていいのかもしれない。



そう。



神は
手を下さず
ただ
全てを
見つめるだけだ。



母性のように
完全に。
しかし
「片方」しか見えぬその目
で。Mogan








 

本当の救いって???



本当の結合って????



人は人でしか
救われないと
私はずっと思ってきた。



けれどそれは
決して
「誰でもいい」っていう話じゃあない。



救いの手の暖かさは
「その人」だからこそ意味を持つんじゃん。



あの時も
そしてこの時も。



何故か
愛を語る時
「必然」とか
「運命」とか口にする人間は多いけれど



状況ではなく
本当の「必然」にするには
母性と父性の
せめぎあいが
葛藤があってしかるべきな事を
何故かこの頃では語られることが少ないように思う。



その壮絶な葛藤の中で
「出来事」から
「真実」に変えていくことの
苦しみ。



そして高揚。



何も投げ出さず
何も失わず



安全な所で
愛だの
恋だの



その陳腐さを乗り越えて
ある意味
どこまでもドラマチックなこのストーリーを
多面性を持った寓話として成立させたのは



クリント・イーストウッドの
火の客観性ゆえだろう。



そう。






私が憧れて憧れて
憧れてやまぬ



「父性」がここにある。

フランキーの中に確かにある。



ここにありはするけれども
それは
なんて・・・・。





心を
脳みそを
想いを
シャッフルされ続け
刺激され続け
こちらの息を容易にはつかせぬような
そんな映画だった。



この映画は
本物・・・だと思う。



母性も
父性も

「完全」な形はなく



結局は
「人間」を「守るため」の術。



そのことの証明の優れた寓話として。



人間は
何の為に「守られたい」のか
その哀しい証明の寓話として。



フランキーは
「救われるのか」



「結合」したのか???



今一度問おう。



「守りたい」



誰を???



何から????



そして



何の為に????



そう。





彼はまた

何に

何の為に

『守られたかった』のか。









必見。



posted by kazoo at 13:29| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画(ま) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする