2014年09月17日

パンフレットA

さて
送られてきたパンフレットの中に
2つほど未見の作品があったのよ。



その一つは



000_1179 「再会の時」



あー所謂
「団塊の世代のバイブル」
扱いを受けている作品だよね。



パンフレットを開けると
筑紫哲也がどどーんと
文を寄せていたりします。



世代論で括って物を語るのは
存外乱暴なことではないだろうか
やっぱり人間には
個人差ってもんがあるんだからってのが
わたくしの基本にある考えだったりはするのだけれど



団塊の世代自体そのものが



自分たちを世代論で語るの
結構好きだっていう傾向があったりして。



面白いもんだね。






じきに
団塊の世代が介護世代とイコールになる。



更にその上の世代ほど「我慢」というものを知らないこの世代が
介護される世代になった時
団塊の世代の子供達が
介護を担う立場になった時



大きな変化が訪れる事は
想像に難くない。



そのパワーで「今の問題点は改善される」って意見もあるけど
わたくしは非常に懐疑的。






そういうことも含めて
やはり一度は観ておく必要があるかもしれない・・・なんてことをね
パンフレット見ながら考えたりして。






もう一つは
ダスティンホフマンの「レニー・ブルース」



000_1184 これはねえ
ずっと
観なくては!!!と思いつつ



観そびれている作品の一つ。



ボブ・フォッシー監督作品で



パンフレットのシルエットだけで
判る



ダスティン・ホフマンの芸談もの。



わたくしは
英語が不得意だから
レイニーの面白さを「本当の意味」では
わかっていないし
これから先も
う〜〜〜ん
多分今の力以上に
英語力が増すとは思えないから
はなはだ・・・ではあるんだけれど



レニー・ブルースっていう
「言葉」の芸人の存在については
今でもいろんなところで
「あらこんなところにも」みたいに
影響を及ぼしているのをみると



やーっぱさ〜〜〜
観なくては、だね。



パンフレットによると
彼の妻ってストリッパーで


2人の間には娘も生まれるんだけれども離婚。


まもなく妻は麻薬で2年の刑。



レニー自身は
政治的・社会的風刺芸は
絶賛の拍手を浴びるようになるが
猥褻容疑で度々逮捕される・・・って、あーやっぱりここでも麻薬かよって
気もするけれど
彼の死は
ポルノ解禁のきっかけともなったって言われているんだそうだ。



ふむ。
この作品で
オスカー候補になったって書いてあるけど
ダスティンホフマンの
熱演も

どんなものか。やーっぱり激しく興味を引かれるのだ。わたくし的に。




「今夜ここに二ガー(黒人)は来ている?



照明、ライトを!!



さあ、よく見せてくれ。



二ガーが2人いるぞ。



側にカイク(ユダヤ人)も2人。



ポラックも6人見えるな。



・・・それからミック(アイルランド人)が4人。



グリースポール(メキシコ人)が3人



ここにもう2人二ガーがいる。



こちらの席は?



カイクが2人
二ガーが3人



スピック(プエルトリコ人)が一人・・・



この辺りは
二ガー6人
ミックが8人
それからワップ(イタリア人)が4人いる。



二ガーにカイクにポラック
ミック、グリースボールにスピック、ワップ



まだあるぞ



ヒップ(尻)
ディック(男性器)
ブーギー、ブーギー、ブーギー。



どうだい
殴り殺したい??



もしケネディが
「二ガー、二ガー、二ガー」と
二ガー一人一人を大声で紹介したら
こいつは
「ブギー、ブギー、ブギー」だ。



恐らく
そうなれば
二ガーという言葉の持つ暴力は消えてしまう。





そしてついには
学校で「二ガー」と呼ばれたために泣き出すような
小学生も金輪際なくなるんだ。




いやあ
やっぱ
すごい、な。



posted by kazoo at 12:03| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画周辺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パンフレット@ 

映画を観て
パンフレットを買う。



当たり前のようにそういうこと言っていたり
実際に買ってもみたりするけれど
聞いた話じゃ
あちゃらではそういう文化はないんだってね。



パンフレットってのは
日本独自といっていい文化なんだってことをね
聞いたことがあるんですけど。



本当かしら??って思っていたけど
あーそういやわたくしが高校生の頃
基地の中の映画館には確かにパンフレットは売ってなかった。



あったのは
でっけークラッシュアイスのコーラと
キャラメルかけのPOPコーンで。



まあ、それはそれで
当時のわたくしには
BIGインパクトだったけどさ。





まあそれはともかく
友達が
整理するって。
段ボール一杯のパンフレット。


ひゃー宝の山だって思わずわたくし。



わたくしに合いそうなのをって
見繕って送るわってメールが来た。



ありがたいねえ〜〜〜。




彼女はTOKIOに住んでいて
舞台
コンサート
映画
歌舞伎



とにかく
「面白そう」という自分のアンテナに引っ掛かったものは
全部観ている。




ほんっと羨ましいっつうか
なんつうか
その好奇心も
好奇心を満たす行動力も
あ、勿論
経済力も。






でさ、
やっぱり「目が肥えている」とも思うの。
彼女はね。



で、
届いたパンフレット



それがまあ、あーた
本当にわたくしの趣味にずっぱまりで
まずそこで一人わたくし受けていたりしたのよ。



おほほほほほ。






そうきたかー






ってか、マルッとお見通し〜〜〜。
見通されているわたくし〜〜〜〜。



パンフレット広げているうちに



「あーそうそうそう!!!」



って色々思い出したりなんだりで
わたくし非常に忙しい。






で、その中身をちょっと何回かに分けて
ぼちぼちご紹介。



000_1178 まずはエム・バタフライ!!!!



これはねえ〜〜
珍品だったよねえ〜〜。





監督のクローネンバーグ好みっつうかさ
女装した男を女性と信じて愛した男の話なんだけど
このヒロイン役を演じたジョン・ローン
今思えばこの頃がピークだったんじゃなかろうかと。



これ、突拍子もない話に思えるけど
実話を元にした話だったりするんだよね。



原作は
ブロードウェイでトニー賞をとった戯曲なんだけど



その元になっているのが
1986年フランス人外交官と
中国人の愛人がスパイ容疑で起訴されて
審理の過程で愛人が実は男だったと判明したっつうさ。



そういう事件。



ってことは
起訴されなきゃ
男には判らんかったままかよ。



びっくり。



この事件のヒロインは亡くなった時に
ニュースにもなった。⇒こちら



パンフレットの中では
舞台でヒロイン役を演じた市村正規
「女を演じる男」を演じるということ」ってタイトルで
文を書いていて
「だまされるより、騙す方が面白い」って言い切っていたりする。



こういうさ
文が読めるのはパンフレットの醍醐味だよね。


うふふふふふ。



一時
わたくしこのジェレミーアイアンズ
好きだったんだよなあ〜〜〜。
疲れていてもセクシーっつうかねえ〜〜〜



珍品だったけど
嫌いじゃなかったこの作品。



ジョンローンの顔がでかいなあとか
なんでこれが男って判らんかとか
ホントは判っていてもそれで良かっただけじゃねえのか
フランス人だし
とか



色々わたくし的突っ込みどころはあったにせよ。



トニー賞とっただけあって



台詞がステキなんだよ。



「言葉もありません。
もう、勿体ぶっては、いられない。
お望みは何?



もう恥は差し上げました。」



くーーーーーーーー



「恥は差し上げた」



こういうこと言われたら、あーた!!!



たまらんわな〜〜〜。

隠微だけれど
すっげー知性的なさー。









で、ヒロインが
男だってばれた後に



「あなたのバタフライよ。
着物の下に秘められていたのは、いつも私よ。



言って。



私が好きだと。」



「私の欲望を知り尽くしたお前。



なのに分からんのか?
お前は真の姿を見せた。



愛したのはお前の幻。
完璧な幻。
それも崩れた。」



「愛してなかったのね」



「私は女を愛したんだ。
男が演じた女を。
あれに代わるものは存在しない。」



あー



これねえ
男が演じた女っていうフィルター入っているけれど
わたくし
恋愛っつうもんは「幻」だと
思っているところがあるんでねー



まあ、なんというか
相手の本当を見て
恋愛をしているって



その最中の人間は
み〜〜んな言うけどさ



甘い熱病みたいなもんで



だからねえ
これは恋愛の本質を突いた言葉だとも思う訳さ。



幻だと判ってからがさー
愛に変わるか
それとも・・・っつうさー



クローネンバーグの映画は本当に好きで
わたくし初期のは殆ど観ているんだけど
なんというか
この人の
「肌」に対する感覚っつうか
人間に対する感覚っちゅうか
ぬっちゃらぐっちゃらしている
よく考えれば結構グロテスクだったりするよねえ
人間って変だよねえ〜〜
って所から始まっているSEX観ってのは
癖になる。
後を引く。





「(クローネンバーグが)きっとゲイだからよ〜〜〜」



ってその感覚を一言で言いのけたゲイがいたけど
でもさー
ゲイでなくても
「なーんか判る」って部分は、あったりするのよ。





人間だもの。



しかし、どうしているんだろうねえ〜〜



ジョン・ローン。




posted by kazoo at 11:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画周辺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月16日

邦画って

邦画についてはここで何回か書かせてもらったけれども
「現実逃避」の手段として
映画を見ることが多い私としては
ちょっとなんか・・・・基本的にびんぼくさくて・・・。


どうも苦手・・・っつうか
食指が動かない。

勿論、中には、最近でも(でもないか)なかなか面白いねーーって
奴があったりするのは当然。



「六月の蛇」とかさ〜〜。



でも邦画って全般的に、私はどうも、
「さ!!見ようかなッ♪」って
浮き浮きした気持ちで対処することが出来ないのよね。



それはさーー
例えばTVのスポットで
「泣けました〜〜」
なんて素人に言わせている宣伝の仕方とかからして、もう・・・。



まあ、そりゃ、素人使えば安くつくんだろうし
「口コミ」効果みたいなもんも狙ってるんだろうけど
残念ながら
「泣けました〜〜〜」
って部分で、もう、OUT〜〜〜〜!!!!



そりゃ、泣くって行為で、ちょっとすっきりしちゃうってのは
判るんだけれど
「それが売り」
ってのは、違うでしょう。



泣くとか笑うってのはさ、付随して起こる感情であって
「目的」じゃない。
大体、金出して「さー泣くぞーー」って・・・・気持ちワルッ!!!



あとねえ、
邦画の場合女優「熱演」っつうと、イコール脱ぐ・・・・でしょ??
いや、脱ぐのはいいの。
それはさ。
でも、「それだけが熱演の証明」ではないだろうと。



なんか、一つのネタ、テーマがブームになると
後進の映画が
1→2→3→4→5って進み方するんじゃなくて
(つまり、普通、テーマはより煮詰められていくものだと
私なんかは思うんだけれども)
1→1.2→1→1.5→1.3
みたいにさ、なんか自家中毒気味に同じ所をクルクル回ってるパターンが多いっつうかさ。



そもそも1自体ありなの???みたいな投げかけ方をする
そういう映画が少ないよね。



だからねーーー。
邦画っつうと
選ぶのは昔の作品。
昔の奴に行っちゃう。



昔の
男の顔がはっきりしてる時代の奴に向かっちゃう。



あー、やっぱ映画とTV、同じ俳優ってのも
問題なのかもねーー。



なんて、事を思いつつ


セリフは口の「中」で
モゴモゴ言わないでくださいッ!!!


 

俳優さん達、それは「雰囲気ある演技」とは言わないっすよーーー。


ってか
なんで
邦画全般セリフが聞き取りにくいのか。
洋画と声の取り方が違うからって
聞いたことがあるけど
いい加減
要再考。

posted by kazoo at 10:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画周辺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする