2015年03月01日

我が家のおバカで愛しいアニキ

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よくね

自宅介護でさ
老老介護とかさ
なんでヘルパーさんいれないんだろって言うけれど、
ヘルパーさんといえど
他人を家の中に入れるという「気疲れ」をわかってないと却って・・・・ってことだってあると思うんだけどな。

ヘルパーさんだって迎える方だって
お互い人間だもの。

相性だってある。

分かり合うには時間もかかるって
それは当たり前のことだけど
現実は「待てない」で押し切られだもんね。

救急車ひとつ呼ぶにしても、
「迷惑かけちゃいけない」って
呼ぶのを躊躇う高齢者とその介護者ってたっくさんいる。

「迷惑をかけちゃいけない」。

国王がそうだったように。

夜の心細さ、
追い詰められた気持ち、
少しでも軽減しますように。

健やかな眠りがありますように。
そして一日に一度でも。
笑顔がありますように。

繰り返される日々
それと向き合う中でなんか知らず知らず
ルールができてくるじゃない??

というところで

「我が家のおバカで愛しいアニキ」

主人公のネッド
人がいいってか
良すぎてどうなの?位の人物で
兄弟からも若干馬鹿にされているようなところがあるんだけれども。

ネッドをやるのは
ポールラッド

男前なのだけれど
ひげもじゃ君になると
あら
随分イメージが違うわね。

なんせ
友人の警官に大麻を譲ってあげたら逮捕されてしまうなんてさ
人がいい=足りない?位の人物な訳よ。

すっごく「正直」なのね。

だもんで
逮捕されたこともさ
「ま、実際持っていたんだから
仕方ない」ってな感じで
自分の中では決着ついてて。

そういう彼
「どーすんのよ。
誰が身元引受人に?」
って兄弟は煙たがってて。

で、あれやこれや
アニキが正直(すぎる)ゆえに起こる
騒動の数々。
いろいろしっちゃかめっちゃかっていう
コメデイ映画・・・なんだけど。

で、その
「コメデイ映画」の中で
わたくしが一番印象だったシーン。

エディが
一度すっごく怒るのよ。

それがさ年をとった親が同じ話を繰り返すのを
兄弟がさ
途中で話引き取って
「あ〜この話ね?」ってやっちゃうってのと、

子供交えて家族親戚でジェスチャーゲームやってる時に
子供の番に「あーはいはい、○○でしょ?」的にさっさと・・・って奴。

「話くらいきちんと聞いてやれ」
「子供にはちゃんと最後までやらせてやれ」

そう言って怒る。 
真剣に。

わたくし、正直涙出た。

めんどくさかったり、
あーもうなんて事はあっても、
そう、そのアニキの視点、
すっごく大事なんじゃないかって思う。

「優しさ」ってさ
「特別」なことじゃ、ない。

狭いところで守られているところで
綺麗に演出するのは簡単。

きちんと待って、
きちんと付き合うこと。

『我が家のおバカで愛しいアニキ』

まあ、ショーもないといえばしょーもない作品かも・・・

だけど大事なこと言ってるなあって思ったよ〜う。

なんかね
笑いながら大事なことを・・・ね。





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ラベル:ポールラッド
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2015年02月25日

チョコレートドーナツ

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う〜〜〜ん

久しぶりに
歌を聞いて泣くという状況に陥ってしまった。

アランカミング
絶唱。

チョコレートドーナツです。
原題は
「ANY DAY NOW」

日本語にすると
「今すぐにでも
もうすぐに」ってな感じかな?

なにが
「今すぐに」なんだろう?
「もうすぐに」なにが起こるんだろう?

1979年
それは今から36年前のこと。

36年前か〜〜〜

10年ひと昔とか言うけれど
36年前

それは
「あ、あの頃ね」って
すごく近い昔のようでもあり

「30年前??
あたしまだ生まれてない〜」

遠い遠い過去のようでもあり。

物語はカリフォルニアで
ショーダンサーとして働く
ルディを中心に
語られていく。

シンガーとして夢は持っているけれど
毎日日銭を稼ぐのに精一杯なルディ。

生きるのは
大変で
例え安アパートでも家賃を稼ぐのは
ほんとに大変。

ショーダンサーとしてのステージは
リップシンク
早い話が
口パクで歌い踊るってやつで

これはわたくしのフェイバリットムービー
「プリシラ」でも紹介されていたけど
なかなかにチャーミングな方法論だわよね。

で、
ある日
ルディがステージをつとめるゲイバーに
ひとりの「ゴージャスな」男がやってくる。

それが弁護士のポール

ポールはゲイなんだけど
そのことを隠して生きている。

そうしてルディは
自分の安アパートのご近所さん
ジャンキーの母親の元で
孤独に育った
ダウン症の少年マルコともめぐり合う。

いつしかルディとポールは
愛し合い
そうしてそこにマルコも加わって
「家族」としての生活が始まる。

だけれど
その幸せはすぐに糾弾されることに。

マルコは2人に愛されて愛されて
暮らすのだけれども

でもね
「ゲイカップル」なんてとんでもない。

女装して踊り歌う
ルディは子供に悪影響を与えるわ!

現にマルコのお気に入りのおもちゃは
「お人形」じゃないの!!

そんなこんなでマルコは
2人から引き離されるのよね。

マルコを取り戻すための戦い。

果たして
3人は再び「家族」として暮らせるのか・・・という物語。

う〜〜〜ん。

映画としては
ちょっと舌足らずなところもある。

ルディはカミングアウトしていて
パートナーのポールにも
「差別と戦え
カミングアウトしろ」
って迫るけれども

その時
ポールが言うとおり
「理想主義は結構だけれども
これが現実」
だったりもする訳で。

そう、隠してうまく折り合って
クローゼットの中に逃れつつ
生活していった方が得策ってことだって
往々にしてある。


そのさ
ルディがなぜ
そこまでの「信念」を持つようになったかを
その物語を
もう少しわかりやすく触れていれば
もっと物語に入りやすくなるのになあって
わたくしは思ったのだけれど。

今さ
ゲイカルチャーは絶対に無視できない
大きな大きな潮流であるし
TVなんかもう
オネエサン方なしで番組は作れないってな流れになってる

でも。

「面白い」
「わかるわ〜」

って笑って観ているわたくし達
いや
わたくしが
「本当に」彼女たちを彼らを
理解できているかは
疑問。

もし貴方の彼が
ゲイだったら?

もし貴方の家族が
ゲイだったら??

つまりわたくしが言いたいのは
この物語に出てくる
「わからず屋」で「理解のない」立場の人間に
ならないって保証は
どこにもないなあってこと。

ゲイに限らない
「少数派」に対しての立場ってのは

ついついみんな
「自分は開かれている」
「理解している」
って表明してそう思いがちだけれど

ほんとのところ
どうなんだろう??

だからこそ
「アランカミングが
この作品出演を決めた理由」を
考えずにいられない

そもそもルディは
なぜマルコを必要としたのだろう。

知り合って
どんどん気持ちが
愛情が増すってのも
わかるの

知り合って
お互いに「物語」を育めば
愛は増すもの。

でも
一番最初
「気になる」「見過ごせない」から
「引き取りたい」へ変わる
そこ。

そこ。

マルコが
ルディやポールを必要としたのは
わかるわよね。


わたくしはマルコがさあ
整えられた自分の部屋で
「嬉しすぎて」泣くシーンで胸が熱くなった。

「うれしいんだもの。いいのよ。」と
抱きしめるそこが!

哀しくて泣くのを
悔しくて泣くのを
切なくて泣くのを

きっと
自分に禁じてきたであろう
ルディ

だけど
「嬉しくて泣く」
のは、いいのよ。

赦すの。

マルコをさ
抱きしめるの。

涙が、出た。


そして思ったのよね

きっとさ
ルディは
「嬉しくて泣く」マルコだから
必要だったんだね。
愛したんだ。


ルディは決して
社会的強者じゃない。

金はないし。

リアルでゲイとして
カミングアウトしている
アランカミングのわたくしは知らない
でも
なんだか見えるような気がする
その人生が
その想いが

ルディと
重なり結実している。

「アランカミングの眼差しが深い深い」

うん。
ほんとに。

いつも笑ってるような口元。

厳しい話だけど。

これは1979年
今から36年前のお話。

原題
「ANYDAYNOW」

なにが
「今すぐに」なんだろう?
「もうすぐに」なにが起こるんだろう?

彼らに

そして
我々に。









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2015年02月23日

ブルー・ジャスミン

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ウディアレンの作品って
「知的」とか
「サレオツ」とか
冠がつくっつうかさ

観る人が語りたがるものが多いんだけど

それゆえに
いや
それだからこそ

「なによ〜〜〜〜」って
鼻白む部分も
多くあって

ま、わたくしが
「英語が不得意」とか
知的ではないとか
なにより「ニューヨーカーじゃない」
だから
相容れないのかしらね〜〜〜。

それでも
中には
「あ、これ、好きだ〜〜〜」って奴もあって

「カイロの紫のバラ」とかさ
「ラジオ・デイズ」とか。

で、今回の
「ブルー・ジャスミン」!!!!

良かった!

最近観た
ウディの作品の中では
TOPだったわ〜〜。


まあ一口に「良かった」!と言い切るには
あまりに痛いお話・・・なんだけどね〜。

ざっくり言えば
ひとりの女の転落人生・・・を描いた作品な訳だけれども

まあ
ヒロインのジャスミンを演じた
ケイト・ブランシェットが、すごい!!

主演だからさ
そりゃ力も入ったとは思うけれど

もうもうもう!!!
あの虚ろな瞳!
荒れた表情!!!

あれは「演技」を超えているよ〜〜

女優だわ

すげえわ〜〜〜〜

普段
ケイトって
それこそ理知的でさ
お洒落で華があって

わたくしは
彼女がイベントなんかに参加している時は
「今回はどんなドレス??」って
すごく気になったりするんだけど

だからこそ
セレブシーンでのケイトいや
ジャスミンの
ドレスの着こなし
身のこなし

綺麗で自然でさあ
目を引くわよね〜〜

「ニューヨーク・セレブリティ界の花」

そうだろう
そうだろうともさ!

そんなジャスミンがその生活全てを
失ってしまって
妹のジンジャーの安アパートに
転がり込み

なんとか
自分を立て直そうとする訳だけど・・・

まずさ〜〜〜
ジャスミンを「愚かな馬鹿女」って
括りきれないのよ。
切り捨てられないのよ。

だってさ〜〜〜
自分のことを演出するのに
「話を盛る」ってのは
よくある話だし

「甘やかされる」自分が
イコール「愛されている」と思うのも
「・・・だろうな」だったりするし。

「こんなはずじゃない」
「こんなところにいるべき人間じゃない」

仕事ひとつ選ぶにも
「自分に折り合いをつけられない」
ジャスミンを

「馬鹿ね〜〜」って
笑えない。
笑えないよ、わたしゃ。

エリート外交官の独身男性ドワイトとめぐり会い
彼こそが再び上流階級にすくい上げてくれる存在だと確信し

話を盛って
(それはその域を超えてもはや
嘘でしかなくなっていたけれど)
テクニックを駆使して

彼=自分がいるべき場所に
突き進むジャスミンを
そんな彼女を
誰が笑える???

美しいもの
華やかなもの

「才能」

自分の居場所

女はさ一生の中ですんごいギャンブルをするって言ったのは
林真理子だったっけか??

そのギャンブルの正体が
「結婚」。

ジャスミンにとっての
ギャンブルは「当たり」・・・のはずだった。

大当たりのはずだった。

う〜〜ん
「自立」ってなんだよとも思うし
「甘やかされる」居心地の良さも。

だって
それは愛・・・って思っていたんだものね。

ブルームーン
それは「出会い」の場所で
流れていた曲。


「ジャスミンという名前に変えたの ジャネットなんて平凡だもの」


美しいもの
華やかなもの

「才能」

自分の居場所。

「セレブ女の転落物語」を
「女の痛いところ」突くところまで持ち上げているのが凄い。

ジャスミン、歯医者の受付やったのに…。

妹が勝者かっつうとそれも違うし。

いやあ残るなあ〜〜。


怖い
切ない

痛くて
愛おしい。


あとくちは強く苦く
そしてどこか・・・・







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2015年02月17日

ラブ・ランチ 欲望のナイトクラブ

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「こ〜〜〜れはさ〜〜〜
大穴・もうけ物・ひろいものだったよね!!!」

「なにげに手に取ってみたら
ほんっと
ツボにはまりまくりだったわよねえ」

「おかずですッ!」

「ずーこですッ!!」

「こ〜〜れは良かったわ〜〜の」

「映画に耽溺〜〜〜!!!!!」

「これまた実話もの」

「いやあ、これが実話ってさ
つくづくアメリカって国は・・・」

「広いよね〜〜〜〜」

「広いし、闇だし〜〜〜」

「闇だし、謎だし〜〜〜〜」

「この作品
米・ネバダ州に実在した合法売春宿
「ラブ・ランチ」の内幕を描いているんだけど」

「合法なんだ〜〜
合法の売春宿か〜〜ってまず
びっくり」

「1976年
州初の合法売春宿だったらしいんだけど」

「25人の娼婦抱えて」

「すごいよね〜」

「びっくり」

「びっくり」

「でさ、映画見ていると
周りにゃな〜〜んにもないのよ。

「ラブ・ランチ」のネオンだけが
光ってて」

「で、繁盛してるの」

「人類原初の商売
それが売春」

「チャーリーとグレースって夫婦が
経営しているんだけどさ」


「チャーリーは
繁盛する「ラブ・ランチ」をバックに
更なる事業拡大をって考えるのよね」

「そういうところ
あたし
男だよなあって妙に感心しちゃった。」

「男は拡大させるよね」

「させるよね〜〜〜」

「ヘビー級ボクサーのアルマンドを南米から呼び寄せスポンサーになって
名声を得ようとするのよ〜〜」

「この野心満々のチャーリーを演じるのが
ジョー・ペシ!!!」

「イーストウッドの
ジャージーボーイズで
リアル ジョー・ペシがかなり際どいところにいるってことを
知ったわたくしとしては
絶妙なキャスティングって思ったわ〜〜」

「そうそう。
なんか妙な説得力と迫力があるの」

「あのちょっと甲高い声、ね!!」

「小さい体なのに
妙に押し出しが強くて」


「で、その妻を演じるのが
ヘレン・ミレン!!!」

「大好き!!!」

「大好き!!!!」

「彼女演じるグレースは
旦那が呼び寄せたボクサー
アルマンドと不倫関係になっちゃうのよ!!!!」

「その躊躇い
その決断
その愛!!!」

「ヘレン・ミレン絶品!!!」

「あのさ
よく「ダメンズにはまる女」には
一種の「真面目さ」が共通してあるとか言うじゃん??」

「うんうん」

「真面目に自分の「仕事」こなしてさ」

「居場所も確保してさ」

「でも、ある日気がついちゃうのよね」

「そう」

「自分の孤独に」

「孤独の闇に」

「あたし、てっきりドンパチか
バックステージものと思ったら、
これラブストーリーなのよ!

しかも大人の!!

繰り返すけど
ヘレンが絶品!

年下男との愛情もので初めて共感できた作品だわ。」

「うんうん。
切なくて、痛くて」

「はじめてのベッドシーンとかさ」

「ね〜〜〜〜〜!!!!!」

「ね〜〜〜〜〜〜!!!!!!」

「で、そうこうやってるうちに

「ラブ・ランチなんて潰せ!!!」って声があがって・・・」

「売春宿なんて!!!!!」

「神は怒っておられる!!!」

「おられる!!!!」

「チャーリーが夢見た
「わが帝国」は継続できるのか????」

「そしてグレースの愛の行方は??」

「見ごたえあるわよ〜〜〜」

「売春婦の一人に
あのバウンドのジーナ・ガーションが出ていたりして」

「あんないい女がいるなら
そりゃお父さん、おにいさんもこぞって・・・」

「やめなさい」

「とにかく
ジョーペシ、ヘレンミレンの説得力が凄い!!!」

「この愛のあり方は
おこちゃまにはわからないと思うけど〜〜〜」

「大人の貴方に!!!」

「いろいろ
身につまされるわよ〜〜〜」

「・・・・・え?ど、どこ?????」

「ひ・み・つ〜〜〜〜」

「・・・・・・・」






posted by kazoo at 15:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(ら) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月15日

その男は、静かな隣人


その男は.jpg
クリスチャン・スレイターっつうたら
昔はブイブイいわせてたわよねえ」

「そうそう
期待の若手アクター

次代のジャック・ニコルソンとか
いわれていたんだわよ〜」

「「トゥルーロマンス」とかさ
激情の愛!!」

「電話BOXでのラブ!!!」

「それとか
忘れられない人」とかも可愛かったわよね〜〜〜」

「まあ、懐かしい!」

「とにかく
演技派で
注目していたのに」

「のに」

「派手な女関係!」

「アルコール問題!!」

「97年にはついに服役までして」

「ううう〜〜〜〜」

「あたら素晴らしい才能を」

「もったいない」

「もったいない」

「そう思っていながら
いつのまにか
あたしの中では

「なつかしき
スターさん」的位置になっちゃってたっつうにさ!!!」

「っつうに??」

「あーた、びっくりしたわよ!!!」

「その男は、静かな隣人」

「原題He was a quiet man」

「まああ〜〜〜
静かすぎて
あたし、最初はスレイターってわかんなかったもん!」

「確かに見事なでこっぱちっぷりで」

「そこ?」

「いやあ
ほんっとに
どこのおっさんかと思ったら」

「思ったら」

「スレイターだったのよ!!!」

「見事ななりきりっぷりだったわよね〜〜〜!!!!!」

「これね
社会派サスペンスってことになってんのよ」

「いやあ、あたし的には
ラブストーリー?妄想?メンヘラ?
いろんな要素あるって思うんだけれど、
とにかく画面から目が離せないよね。」

「うんうん。

スレイターは
ボブ・マコーネルってうだつの上がらないサラリーマン。

上司には苛められてるし
同僚にも馬鹿にされてるし」

「で、あれこれ夢見てるのよ」

「会社をビルごとぶっ飛ばすとか」

「同僚、上司を撃ち殺すとか」

「おいおいおいおい」

「おいおいおいおい」

「もうね
そういうシーンが
異様な緊張感!」

「異様な説得力!!!」

「ひゃ〜〜〜〜〜
やっちゃう???」


「やっちゃうの???」

「ギリギリのところで」

「撃っちゃうの??」

「NO!!!」

「なあんだ」

「違う同僚がぶっぱなすのよ〜〜〜!!!!」

「きゃーーーーーーーー!!!!」

「きゃーーーーーーーー!!!!」

「どういうこと???」

「そこはかとなくボブが思いをよせていた
ヴァネッサも撃たれちゃう」

「そしてヴァネッサを助けるボブ」

「英雄になるボブ」

「と・こ・ろ・が」

「と・こ・ろ・が」

「ヴァネッサは全身麻痺になって
「どうして私を助けた!!!」」

「ひゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

「私を殺せ!!!!」

「きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

「とにかく、物語は二転三転。
さっきもいったけど
ラブストーリー?妄想?メンヘラ?
いろんな要素あるんだけれど、と〜〜にかく画面から目が離せない。」

「見終わってぐったりーだったよね」

「で、さ
こんなお話
最後までもっていったのは
やっぱりスレイターの力だわって」

「そうねえ」

「伊達にでこっぱちな訳じゃないのよ」

「とにかく
異様な緊張感!

それだけのためにも
観る価値はありと思うううう〜〜〜」


「そうね」

「寒い夜は
この緊張感、貴重よ〜〜〜」

「アハハハ」

「緊張感と共に
あつくなって〜〜〜〜!!!!」


「なんかイマイチ
あーたの言っていることも
ピントがずれてる気がするけど・・・」

「あたしはほら
あーたの隣の
静かな隣人だから〜〜〜」

「・・・・・怖ッ!!!!!」











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2015年02月02日

24:リブ・アナザー・デイ

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24最新作ですよ。

来たかキーファー
待ってたホイ!!!って感じ

いやあ
じっくり
ゆっくり観ようと決心していたんだけどさ

24に
じっくりも
ゆっくりもないわよね〜〜〜

見始めたらいつものごとく
怒涛の展開

結局薬局
今朝6時に
鑑賞終了で

ただいま
ぼーーーーーーーっとしているわたくし。

ワハハハ。

相変わらず
問答無用
そして
ジャックの周りには難題の嵐。

今回の見所は
クロエかしらねえ〜〜

クロエがえれ〜〜やさぐれててさ〜〜〜
目周り黒フチドリアイライン

あら
一時は
あんなに小奇麗になっていたのに

クロエ
どうしたの???

まあ
やさぐれるには
もちろん訳が
ある訳で

そこもだけどさ

クロエとジャックの間にあった
何とも言えない空気感

その関係を
どう思っているかって
今シリーズの中で
ジャックがはっきり口に出すから
そのシーンがさ

クロエ、良かったよねえ

ある意味
働く女には理想でもあるわよね〜〜〜と思うわたくし。

今までの「24」シリーズファンにはお約束の
逆転
逆転
また逆転

それにしてもさ

中国の脅威
電脳戦争の脅威

完璧と思ったシステムも
ほんと
動かすのは
「人間」だもの。

24が面白いのは
やっぱその「リアル」さゆえだよね。

「テロ」の定義といい
「テロリスト」の定義といい

「負の連鎖」の恐ろしさ

大統領の抱える大きな問題

「認知症の問題とかもさ
ほんっと洒落にならんくらい
リアルで怖かったわ〜〜。

高い地位にある人間が
その病とともに「判断を下していく」ってこと

まあここまでいかなくても
運転免許証ひとつとっても
返納するには
プライドとの葛藤があるっていうじゃん??

いや
エンタメであるがゆえに結構
「突いている」よ、24。

・・・・
・・・・ところで
24

見終わった瞬間
「新シリーズはいつ?」
って思ったのは
わたくしだけでは
ないはず。

キーファー
TOUCHじゃ大コケしたんだから
もう腹をくくって

24のジャックとして全うして・・・・

ねーーーーーーーーッ!!!!???





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2015年01月27日

スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え! No.1!!




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「おかずですッ!」


「ずーこですッ!!」


「2人揃って」


「映画に耽溺〜〜〜!!!!」

「ボリウッドです」


「おなかいっぱい〜」


「いやあ
ほんっとおなかいっぱい〜〜〜」


「コメデイと思えば」


「シリアス」


「シリアスと思えば」


「ラブストーリー」


「ラブストーリーと思えば」


「BL」


「えーッ???

友情物語でしょッ!?」


「だーってあんな舐めるようなカメラワーク」


「・・・た、確かに」


「物語は

世界一のセレブ学園、

聖テレーザ学園の中で起こりますのよ。」


「セレブ学園!!」


「だーってそういう設定なんだもん。


ただ

この聖テレーザ学園

2つに大きく分かれてるの」


「頭や運動、実力で入学してきた生徒たち」


「それと

お金で入学してきた生徒たち」


「ま、

よくある構図なんだけど

インドじゃカースト制度があるからさ」


「なんか微妙に2つのグループの対立ってのも

深い感じがするよね〜〜」


「で、毎年、学力、ダンス、運動能力を競う競技に勝ち抜き

“生徒No.1"を決める大会が開催されているのよね。」


「優勝者には一流大学への推薦入学が約束される。

学園が全費用もつってんで

そりゃああーた

いろんな意味でBIGチャンス!!!」


「今年の注目はロハン(ヴァルン・ダワン)。

父は実業界の大物で申し分ないんだけれども、

ロックスターを目指している ことを反対されてて

親子関係はうまくいっていないの。」


「ま、この父親ってのが

自信も金も野心も持ってるけど

はっきり言って

ゲス!」


「油ギッシュでね〜〜〜」


「でも、いるよね〜

こういうオヤジ」


「いるいる。」


「そんなところへ、中流家庭出身ながらスポーツ万能、ダンスのキレ良し、

頭も良くておまけにナイスガイのアビ(シド・マルホトラ)が転校してくるの。」


「このアビが!!!!

アビが問題ッ!!!」



「何をやっても目立つアビはロハンと対立するんだけれども

徐々に二人の間には

良きライバルとして友情が芽生えてくのよね。」


「うんうん」



「だけど、ロハンのフィアンセ、シャナーヤ(アーリアー・バット)とアビが急接近、

3人の関係がぎくしゃくし始める。」


「これはさあ

わたし思わず歌っちゃったわ。


「喧嘩をやめて〜〜〜

2人を止めて〜〜〜〜

あたしのために〜〜争わないで〜〜〜〜♪」


「・・・ふるッ!!」


「シャナーヤを演じる

アーリアーは

絶世の美女・・・って訳ではなく」


「ボリウッド映画には

と〜〜んでもなく美人なヒロインが出てきて

びっくりさせられるけれど

彼女は

結構親しみのわくというか

隣のおねえちゃん的ルックスよね」


「ね〜〜〜

でもそんな子が

ブランド好きで

いい男2人から言い寄られまくって」


「ぐふふふふふ」


「ぐふふふふふ」


「少女漫画」


「少女漫画」


「そんな中、いよいよ生徒ナンバー1を決める大会が開幕する。

夢と希望とプライドを賭けて、

恋を取るのか、友情を取るのか。」


「さあ、果たして生徒No.1は誰の手に・・・?っていうのが」


「主なストーリーなんだけど」


「一番の見所はなに??」


「なんつうても

「ここ、観客の皆さん観たいでしょ??

じっくりみたいよね??」

って製作者が思ったんだろうな〜〜って部分が

ことごとくねちーっこく・・・


「そう

ねちーっこく!!」


「海に入ったボーイズの

見事な割れた腹筋とかさ」


「ねちっこいよね〜〜〜

写し方が〜〜〜」


「そうそうそう!!!


でもそんなことより


もーっと凄い見所があるのよ!!この作品!!!」


「どこ??

どこだっけ???」


「アビをやるシド・マルホトラが!!!!」


「が???」


「ま〜〜んま

平井堅ッ!!!!!」


「きゃーーーーーーーッ!!!!」


「きゃーーーーーーーッ!!!!」


「いや、マジで

もう

ほんとにそうとしか見えないのよ〜〜〜」


「笑っちゃうくらい、マンマよね!」


「平井堅が割れた腹筋!」


「平井堅が喧嘩を止めて〜〜!」


「平井堅がディスコでダンス!!」


「平井堅が野心!!!」


「平井堅が!」


「平井堅がーーーーッ!!!!!」


「あたしさあ

その1点のみでも

見る価値あると思うわ」


「そ、そう??」


「だーって平井堅よ〜〜〜?」


「いやだから平井堅だからどうなんだって」


「いや

あの海パンいっちょの平井堅は

必見よ!」


「シリアスなのか

コメデイなのか

ゆらゆら揺れる

製作者の胸の内」


「だけど揺るがぬ

平井堅!」


「・・・いやちがうけどね」


「平井堅!!!!」


「・・・・・・・・・・・・・」


「平井堅は

必見よッ!!!」


「・・・・・・・・・・・・・だから違うけどね。」






 

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2015年01月25日

なんちゃって家族

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「いやあ
毎回言っているけど
この残念な邦題に負けて手に取らないのは
もったいないわよね。」

ジェニファー・アニストン
男運は悪いかもだけど」

「そんなこと言わないの!」

「この間2人で観た「モンスター上司」に続き
彼女
なかなかのもんだったわよね。」

「うんうん。
彼女、ストリッパーの役なんだけどさ」

「そうそう。」

「すっごく鍛えていて
無駄のない身体つきなんだけど
若干寸胴気味でさ
貧乳。」

「あーたに言われたくないと思うわ
天下のブラピの元妻よ〜〜???」

「元妻だろうがなんだろうが
あーた
鍛えているけど
色っぽくない身体なんだもん
仕方ないじゃないの」

「・・・・」

「それでもさ
可愛い。」

「あら」

「なんか大声で
ブラック〇○〇とかでっかい声で言っていジェニファーって
ほんと可愛いのよね〜〜〜」

「確かに」

「これお話は
「んな訳ねえだろっ!」ってことの連続」

「確かに」

「まずマリファナの売人をやっているデヴィッド(ジェイソン・サダキス)は、
近所でパンク野郎3人組に襲われ、
マリファナと金を奪われてしまう。」

「ジェイソンはいわゆる小悪党。
ドラッグ売人ではあるんだけど
でっかい取引なんてしない、できない
ただただ
モラトリアムで気がついたらマリファナ売ってた的な男。」

「で、麻薬の元締め(エド・ヘルムズ)にそのことがバレると、
代償として、次のブツをメキシコから運ぶという仕事を
引き受けざるを得なくなる。」

「この元締めがまあ
ゲスいゲスい。」

「自分で言ってるけどね
ほんっとゲスいの。」

「ジェイソンに無理難題言っているくせに
お金の使い道がないとか言ってさ
オルカを水槽に飼っているくらいゲスい。」

「アハハ」

「メキシコから捕まらずに麻薬を運ぶためには?! と思いついた計画は、
家族旅行を装ってキャンピング・カーで密輸すること!

独身のデヴィッドは、クビになったストリッパーのローズ(ジェニファー・アニストン)、
SEXのことで頭モンモンの童貞ボーイ、ケニー(ウィル・ポーター)、
万引き常習犯のホームレス少女ケイシー(エマ・ロバーツ)の4人で家族を装って、一路、メキシコを目指す。

彼らは、キャンピング・カーいっぱいに麻薬を積んで、
無事、国境を超えることができるのか??

・・・ってのがそのあらすじなんだけど」

「とにかくそれぞれの
キャラがはっきりしているし
かなりリアルとシンクロ・・・」

「え〜〜〜〜!?」

「だってさ〜
エマ・ロバーツなんて
結構厄介な性格しているって聞いてるわよ〜」

「あー2013年には確か
恋人にDVで逮捕されてたよね?」

「DVうけた方じゃなくて?」

「やった方!」

「激しいわね〜〜〜」

「でも、その恋人エヴァンピーターズとは
婚約したんでしょ?」

「そうらしいわ。
あの逮捕は「誤解」だったって。」

「誤解!」


「おばさんであるジュリアロバーツ
若すぎるって反対しているらしいけど」

「ジュリア・・・ねえ」

「そう、ジュリア・・・」

「同じ年代の頃
24男を手玉にとっていたくせに
お前が言うなって気が・・・」

「こらこらこらこら」

「ま、とにかく
そんなエマがホームレス少役!」

「結構奔放で激しい性格なんだけど
お嬢様ルックになったら
それなりに見えて、ね」

「うんうん。
そんでなんか根底のところでは
人懐っこいっていうか
人を求めてるっていうか
そういうキャラ」

「あの変身ぶりは「女って服装で変わるよね〜」だったけど。」

「それはジェニファーもそうよね。
ストリッパーから
いかにも、な「奥さん」に変身しちゃってさ」

「でも、あたしが一番驚いたのは
主人公やった
ジェイソンサダキス!!!」

「別人!!!」

「別人!!!」

「男ってさ〜〜〜
ヘアースタイルで変わる〜〜〜〜〜」

「よくさ一般人を変身させるTV番組とかあるじゃん??」

「あるある。」

「あれさあ
そこらのおとっつぁんに着こなせもしない
書割みたいな服着せて
「変身しました!」とかやってるけどさ〜」

「随分な言い様ね〜」

「ヘアースタイルを変えるだけで
ほんっとうううううううううに、か・わ・る!!!!」

「嘘だと思ったら
この映画観るといいわよ〜〜」

「で、そのヘアースタイルの
オーダーシーンが結構
わたくし、お気に入り♪」

「あ、あそこね」

「うふふふふふふ」

「うふふふふふふ」

「まあ
すったもんだあれこれありながらも

「他人」だったはずのメンバーが
「家族」になっていくという、ね。」

「つくづくこういうの観ると
アメリカって移民の国ね〜って思っちゃう。」

「そうね〜〜
血のどうのこうのっていうのだって
もちろんあるんだけれども

それはそれとしてさ

そもそも「家族」の芯になるのが
「夫婦」だとしたら
その
「夫婦は他人だものねえ」

「そうそう。

だからこそ
「作り上げていく」ってことよね」

「まあ、そんなシリアスな作品じゃないけど、さ」

むしろ
馬鹿映画だけどさ

「アハハハ」

「アハハハハ」

「あたし爆笑はしなかったけど
クスクス笑いだったわ〜〜〜」

「あ、あたしはニヤニヤ笑いだった〜〜〜」

「何よりも
童貞ボーイケニーを演じた
ウィルポーター
撮影当時19歳だったらしいわよ!!!」

「・・・・体張ったわね〜〜〜」

「全力投球だわよ〜〜〜〜」

「19歳っつうたら
思春期・・・・」

「青い春」

「なのに・・・」

「なのに・・・」

「その勇姿をッ!!!」

「観るのよッ!!!!」

「観なくちゃ!!!!」

「馬鹿映画&TLC
万歳〜〜!!!!!」

「こらこらこらこら」







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2015年01月18日

ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅

ネブラスカ.jpg

「2015年ですッ!!」

「ですッ!!」

「2015年
一番最初の映画に耽溺〜!!」


「そして2014年映画の中で
わたくし達的にNO.1作品だってことで・・・」


「そうそう」

「これさあ
邦題でちょっと損しているんじゃないかって
あたし、思うんだけど〜」


「またそういうことを言う〜〜」


「だってさ〜なんか
「ふたつの心をつなぐ旅」って
ちょっとベタベタ
ツーマッチウェッティなイメージじゃない??」

「う〜ん、まあねえ」

「いっそ原題通り
ネブラスカだけで良かったのに」

「内容的に
確かにウェッテイな部分だってあるんだけれど
決してベタベタしている訳じゃない。

すごく「乾いている」よね。」

「そうなのよ。
そこがいいじゃない??」

「アメリカの風景が
また、いいのよ」

「モノクロだから
ずーっと画面の中に
乾いた風が吹いている感じで」

「うんうん。」

「そういう訳で
あたし達大推薦
大絶賛のこの作品から
2015年はSTARTよッ!!!」


「そうなの!

邦題もだけれどさ
なによりわたしは最初
「今時モノクロ〜〜??」
って思っちゃったのね。」

「うんうん」

「なんかさ
今時モノクロで雰囲気重視の
頭でっかちムービーだったら
嫌だなあ・・・なんて思ったんだけれど」

「と〜〜んでもない!!」

「と〜〜〜んでもない!!!」

「頭でっかちムービーどころか!だわよ」

「観た人によってはさ
小津映画の影響だとか
あれこれ語る方もいらっしゃると思うけれど」

「なにより
アレクサンダーペイン監督
「人間が好きなのね」っていう、さ。」

「うん。
しみじみと、ね。」

「観ているうちに
わかるよね〜〜〜。
モノクロでなくちゃいけなかった理由。」

「うんうん。

このストーリー
色で邪魔されたくなかったし
モノクロだからこそ
伝わってくる!!」

「そうよねえ」

“モンタナ州のウディ・グラント様 我々は貴殿に100万ドルをお支払い致します"
誰が見ても古典的でインチキな手紙を
すっかり信じてしまったウディは、
ネブラスカまで歩いてでも賞金を取りに行くと言ってきかない。

大酒飲みで頑固なウディとは距離を置く息子のデイビッドだったが、
そんな父親を見兼ね、
骨折り損だと分かりながらも彼を車に乗せて、4州にわたる旅へ出る。
途中に立ち寄ったウディの故郷で、
デイビッドは想像もしなかった両親の過去と出会うのだが―。
・・・っていうのが
主なるストーリーなんだけど」

「あたしが感心したのはさ
家族ってのは
とっても近いけど
でも実のところとっても遠かったりもするじゃない?」

「ん?どういうこと??」

「例えばさ
あーた自分の両親のこと
ほんとに知ってる??
わかってる??」

「え〜〜〜
うちの両親は良い子よ。」

「・・・いや良い子とかそういうことじゃなくて」

「なによ
うちの両親、悪い子とでも??」

「そうじゃなくてさあ
あーた・・・厄介な子?」

「誰が厄介な子よ!失礼な!!」

「あーた
例えば父親がどんな女性と付き合っていたとかさ
知ってる??」

「いや〜〜〜
それ、どうなのよ。
別にそんなこと
知りたいとは思わないけど〜。」

「でしょ?
なんかさ
結局人って自分が知りたいことしか知ろうとしないじゃん」

「まあ、ね。」

「で、その限られた情報量の中で
「理解している」「知っている」って思っているものなのよねえ」

「そう言われればそうだけど・・・」

「この父親ウディ・グラントは
大酒飲みで頑固ものなんだけれど
そこには「理由」があったのよね」

「ああ、そうね。」

「息子デイビットは
それを知って
本当に驚くじゃない?」

「うん」

「あれ観てさあ
あたし
なんか泣けてきちゃって」

「なんでよ〜〜」

「いや、あたしの亡くなった父親がさ
あたしと一緒に
昔住んでた所に旅行に行きたいって言っていたのよ。」

「へえ〜」

「だけどさ
あたしにとっては
父親って微妙に煙たい存在だったしさあ
別にあたしと一緒じゃなくてもいいじゃないのって思って。」

「うん」

「夫婦で行けばいいじゃんとか
弟と一緒に行けばいいとか言って
うやむやにしちゃったのね。

だけどさあ
もう
ほんとに後悔先に立たずだけれども
行けば良かった
行っとけば
違う顔が見られたかもしれないのにってさあ・・・」

「・・・・」

「このデイビットを
「孝行息子」って一括りにするのは
簡単だと思う。

でも
本当はさ
デイビットが父親に「興味」を持つことによって
その「興味」が広がることによって
物語はほんとの意味で
始まっていっていくのだ
とあたしは思ってさ〜」

「・・・・」

「だってわかりやすく放っておくより
適当に関わる方が却って楽だってことだってあるもの。

昼だけじゃなくて「夜」も一緒にいるっていうのって
やっぱり踏み込む気持ち
ほんとの意味で
「興味」が出てきてからのことじゃん??」


「そうね」

「デイビットがパンチするシーンがあるじゃん?」

「ああ、あのシーンね」

「あれもさ
旅の最初だったら
すーっと流していたと思うのよ。」

「あ、そうかもね」

「だけど、あのパンチでさあ
ああ、デイビット
ほんとの意味で
父親に気持ちを添わせたんだなあって
切なくて
嬉しくて」

「うんうん。」



「主役の父親
ウディ・グラントをやるのは
ブルース・ダーン。。」

「あーた的にあれこれシンクロした物語だったのね」

「うん。

まあわたしの事はともかくとしてもさ
ほんとに
「興味」のあり方ってことについて
とても考えさせられたっていうかさ・・・そういう作品だったの。」

「うん」

「ブルース・ダーンが寝ているその寝顔が
生きているのか
ひょっとして死んでいるんじゃないかってな
なんというか
境界線の顔

そこもまたリアルでさあ
グッとくるのよね。」

「ああ、そうね〜」

「興味を持って
向き合っても
残された時間はとても少ないという現実を
寝顔一つで伝えられてしまうのよ。」

「それと親戚の家に集まって
他人とは違うから
結構突っ込んだやり取りがあったりするのに
ギリギリのところで取り繕ってみたりとか」

「ああいうのって
国が違っても一緒なのね〜〜」

「ね〜〜〜〜」


「口うるさくて
お金が入ったら
旦那を老人ホームに入れるわって言っている
あのウディの奥さんの「啖呵」シーン!」

「なんだろうね
あの
深い深いところで
繋がっている感じ」

「奥さん役のジェーンスキップ上手!」

「アハハ
強烈だけどね。
上手!!!」

「割れ鍋に」

「綴じ蓋」

「ああいうのはさ
若い夫婦には
醸し出せないよね」

「そりゃそうだわよ。」

「とにかく
結局100万ドルは手に入れられなかった
ウッデイの物語の
あの着地の見事さ!!

「とても素敵で
あざとくなくて、ねえ」

「男同士のロードムービーに
ハズレなしッ!」

「なしッ!!!」

「胸が熱くなる展開と
見事な着地」

「ぎゅっとくる
大切な一本よね。

ぜひ!」

「ぜひッ!!」









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2014年12月29日

おかずとずーこの2012映画ベスト10

「そろそろ
世の中じゃ
グラミーだの
オスカーだのって」


「そうねえ〜。

その向こうを張って」



「え〜〜
そんな大層なものなの〜〜???」



「当然だわよ!



さあ
去年に続いて
今年もやるわよっ!!

王国では
2012年1月1日から12月31日までに
封切りされた映画の
BEST10発表
よ〜〜う」




「とか言いながら」




「言いながら〜」





「実はその期間
封切りされてはいるけれど
あたし達
まだ観ていない映画も
多くて」



「あ〜〜、ねえ〜〜〜」



「だから、あくまでも
今の段階でのBEST10」



「うんうん」




「で、BEST10って言っても
いつものことではあるけどさあ
順位に殆ど
差がないっていうか」



「意味がないっていうか〜〜」



「そ〜んな訳で
言い訳しつつ〜〜」



「2012年映画
王国BEST10、いってみよっ!!」




「いってみようっ!!」


ドゥルドゥルドゥルドゥルドゥルドゥル・・・





「栄光の第一位はっ!!!」





第一位はっ!!???」





ドライヴ〜〜〜!!!」







「ぱちぱちぱちぱち」

「ぱちぱちぱちぱち」





「これはさ〜
主演のライアン・ゴズリング


もう!もう!!もう!!!





「良かったよねえ〜〜〜」





「実はこれと
2位は本当に迷ったのよ」





「うんうん。


順位は関係ないって言いながら
やっぱりそこは、ね〜」





「で、2位の最強の2人
とーっても
後味のいい作品でさ」





「そうそう
これも王国でご紹介しました。」



「で、日によって
あーどうしよう



後味か
それとも
ライアン??
どっちを上位に??って」



「ただでさえ優柔不断の貴方なのに」



「そうそう
ただでさえ・・・って違う!


で、なぜ1位に
ドライヴの方を持ってきたかと言うと」



「言うと?」



「このドライヴの前に
「ラースと、その彼女」というライアン主演の作品を
あたしが観ていた!







だからなのよ〜〜」



「あー
あれもまた
演技力問われる繊細な作品だったよね」



「うん。


でさ、「ラースと、その彼女」の次に観たのが
この「ドライヴ」
いやあ、ライアン
なかなかのカメレオンぶりって
その印象が強かったものだから
ライアンに軍配が〜〜」



「うん」



「ルックス的にはさ
ちょっと眠たいお目目だし」



「角度によって
ちょっと有田入っているし」



「またあ〜〜〜」



「あ、マザコンですって
本人発言もあったわよね」



「そうそう
スター登竜門の
「ミッキーマウスクラブ」に
一応在籍していたんでしょ?」



「で、ママオンリーの
ホームスクール状態だったらしいわよ。」



「ママ、教員免許持っているらしいからねえ」



「けどさあ
そもそも
マザコンじゃない男なんているの〜??」



「まあ、その問題は一旦置いておいて
これからの彼の
露出、演技への期待を込めて」



「2012年映画
王国第1位はドライヴ!」



「ドライヴに決定!!」



「で、第2位は改めまして
「最強のふたり」ね。」







「やっぱりさ
後味が良いって結構大事なポイントだよね」





「そうよねえ
この映画は本当に
「無駄にお涙頂戴」的展開にならないのが
すっごく良かった!」





「なんか
「泣けるよ〜」とか
そういう基準で映画を選ぶ人
いるって聞くけど
多いって聞くけど」




「バカじゃない!?」



「またあ〜〜〜」



「あら、だって
そういうのって
映画の行間とかな〜んも必要ないってことで
いわゆるマニュアル本好きな人種と
同類ってことじゃない


泣きたいから
スイッチとしての映画が欲しいってだけでさあ


バカバカしい」




「はいはい。

今日は2012映画BEST10なんだから
お行儀よく!



お行儀よくよ!」




「あら、あたしは

いっつもお行儀よくてよ〜〜」



「・・・で、第3位





「ヘルプ 心がつなぐストーリー」







「これも
可愛いっていうか
内容は


結構シビアなんだけれども


後味
余韻のいい作品」




「あれを食べさせられた人は
決して後味いいとは
思えないと思うけれどね〜〜〜」



「しっ!」



「群れるの大好き

キラキラさんは必見!!


それにしても
この邦題はイマイチね〜〜〜」



「いいストーリーですよ
お薦めなんですよって言いたかったんだろうけど」



「却って
妙なある種の「色」がついちゃった感じ」



「だけど作品は
本当にお薦めなので」



「そうね」



「ダサい邦題にめげずに、ぜひ!」



「またあ〜〜〜〜」



「4位
「幸せへのキセキ」
これもすっごく残念な邦題〜〜







マットディモンってさ
最初ジミー大西似のもっちゃり男ってイメージが
あまりにも
あまりも強かったから」



「それはあーただけでしょ?」



「あら、よく言うわよ
あーただって
黄緑海パンで目が潰れたとか

怒っていたじゃない」


「・・・リプリーね」





「そうそう。


だのにあちゃらじゃ

セクシーとか言われているって聞いて

精子バンクで
スターの精子もらえるって希望が叶うなら
貴方は誰の精子がお望み?なんて
まあこんな質問
する方もする方だけれどさ



な〜んと
一番人気がマットだったってな話しも聞いて


え〜〜マジ???
あちゃらの女性は
みんな頭わいているんじゃないの〜〜って思っていたら」



「・・・あちゃらの女性達から
集団で叱られても知らないから」



「この映画観てわかったのよ


マット、いいわ。


パパ役が本当にいいのよ」




「あら」



「なんというか
等身大で
稚気があってってパパ役に
すっごく自然にハマってる。」



「けどこの話
実話を元にしているって言うけど
買った家に動物園がついているって!」



「どうよ」


「いや、どうよと言われても。


私は猛獣使いとして
ちょっと知られた立場だからさ
動物園付きの家でも、
アリっちゃあアリかもね。」



「・・・あーた最近
ちょくちょくそういうこと言うけど
あたしは猛獣じゃありませんからねっ!


あたしは
そうねえ・・・

強いて言えば
バンビ・・・」



「マットの魅力再認識よ」



「無視しないっ!!!」



「さて第5位は」



「邦画です」



「めっずらっしい〜〜〜」





「第5位は
「ヒミズ」」







園子温監督の作品は
と〜にかく観終わったあと
ど〜〜〜んとくる」



「余韻・・・って言うのとも
ちょっと違うのよね」



「なんか、ね〜〜」



「これもともとは漫画原作

なんでしょ?」


「そうらしいわね。

あたしは原作の漫画観ていないけど

この作品
撮影途中で3.11があってさ」



「うん」



「脚本が大幅に書き直されて
被災地が映されているのね。」



「あの3.11から
初めて被災地が
「商業映画」に使われているって結果になってるの。



それについては賛否両論だし
明らかに
監督が「高揚」していることも
如実に画面に写りこんでいるから
不快に思う人だって多いかもしれないわねえ」



「うん」



「だけどさ

3.11のあの頃


被災地以外の人たち
それはもちろんあたしも含めてだけれど
明らかにあたし達は
「高揚」していたってのも
事実だと思うのよ」



「うん」



「すぐに現地に
ボランテイアで入ってさ


本当に体使って
クタクタになってやった
友人の話なんか聞くと

帰ってからもしばらくは

気持ちが落ち着かなかったって。

だけど


同じように
ボランテイアで入って
最終日に潰れた家の前で記念写真ピースで
なんて人もまた沢山いたんだってさ」



「・・・」



「そういうなんというか
ゴロンとした
ナマな
あの時の気分っていうか
映りこんでいるから
そりゃあ
嫌な気持ちになる人も
いると思う。」



「うん」

「で、作品の中で
その「高揚」が落ち着いてきたところで
「住田、頑張れ!」のあのシーンがあってさ」



「ああ、あのシーン」



「この「頑張れ」は
響いたの。


ボランテイアどころか
頑張れしか言う術をもたないあたし自身も
含めて
ほんとに
響いた」



「そうね」



「とにかく
賛否両論
あってしかるべき作品だけれど
観て欲しいと思う」



6位ペントハウス
あーたご贔屓の
ベン・ステイラー
エデイ・マーフィと組んで
馬鹿やってるわ〜って映画」





「あら
大真面目で馬鹿やるのって
結構大変よ〜〜


なんせ
65階建てのビルが舞台になってるから」



「きゃ〜〜〜〜〜!!!よね」



「きゃ〜〜〜〜〜!!!だし
なんでそんなことに〜〜〜だし!」



「お股がひゅ〜〜ってなります」



「なります」



7位はダークナイトライジング





「これでおしまいバットマン



「え〜〜〜
本当に〜〜〜??


だけれど
この間観た
新作スパイダーマンと比べると
こういうジャンルって
「悪役の造形」が鍵よねってことが
よ〜〜くわかるわよね」



「うん。

やっぱり
悪役に迫力がないと
そこから派生して
「うわ〜〜人間って
簡単に転ぶわね〜〜」とかのシーンでも
説得力をもたなくなっちゃう
浅くなっちゃうのよね。」



バットマン



「で、ほんとに
これで終わりなの〜????」


第8位はまたまた邦画」



「あら」



ヘルタースケルター





「へ〜〜〜〜〜
結構意外だわ〜」



「沢尻営利か


いや失礼
エリカ嬢は
お綺麗でいらっしゃるけれど
淫靡さに欠けているものだから
お人形で


SEXシーンはちーっとも
響いてこない」



「まあ」


「過激だなんだって言う割には
「綺麗に撮ってもらって良かったじゃない」の枠から
はみ出ているとは思えないのね」



「ふう〜〜ん」


「それって
監督としての
蜷川嬢の限界でもあるように思うんだけれど」



「男は全然描けないのね
この方」



「ねえ〜〜〜
キャスティングは贅沢なのに
全然だったわよね〜」



「蜷川嬢としては
むしろあの「部屋」を撮りたかったんじゃないの?」



「あー」


「あの「部屋」にいる大きな
そして重要なパーツとしての
エリカ嬢と捉えたとき

初めてあたしは
映画に入り込めたのよ〜〜」



「・・・それって残酷な観かたじゃない?」



「かもしれないけれど
そもそも原作は



その残酷さの「向こう側」を描こうとしているんだからね」



「う〜ん」



「最終的に
どこまで判っていたかはともかく
エリカ嬢も承知で勝負に挑んだわけだからさ〜〜」



「そうね」



「彼女の
綺麗で幼いルックスに
ほうれい線が浮かぶところとかさ


うん
蜷川嬢の底意地の悪さが
効果的に・・・だわよ。
やっぱりこれは観るべき」



「で、エリカ嬢の後は」



第9位

ロック・オブ・エイジズ!!!





「トムち〜〜〜ん!!!!」



「出た〜〜〜」



「そうそう


トム・クルーズ


って
なんか

映画に出てきたとき
「出た〜〜〜」って思っちゃうのよね。


そのトムちんが
「ロックスター」役!」



「これも
王国でご紹介した通り
物語自体は
よくあるパターンのドリームカムトゥルー


夢は「3人」じゃつかめないわよねって話」



「そうじゃないでしょ!!!」



「とにかく



これは
トムちんを観る映画!」



「あのkiss!!!」



「もう凄すぎて笑えたもの」



「スターって
やっぱ
いなくちゃ寂しい。」



「あと
洋楽世代にお薦め」



「ラスト第10位は?」



ダークシャドウ







「これはさあ
思ったよりぐーっと大人向けの内容よね」



「いっくら好き好き言うてても
その上をいく好きな奴ができれば
あっという間に・・・なんて


大人じゃなきゃ

判らん」


「言い切ったわね」



「そもそも
あの若い時は
ロリアイコン
年を重ねて骸骨妻
と別れて
綺麗なバイセクお姉ちゃんに夢中になったあげく



「あんた重いのよ〜」って
ふられてしまった
デップにとっちゃ
ことさらに
痛い内容となっております。」




「やめなさい!」



007 カジノ・ロワイヤル
エバ・グリーン
あ〜んなことさせちゃうって
その点だけで★ひとつ増やしてあげる〜〜
ってなもんよ」





「あーたって
エバ・グリーン


に冷たいわよね〜」



「だ〜〜って」



「好き嫌いは良くないわよ〜」



「あら、どういたしまして。


好き嫌いない良い子は
あたし達のの記事なんか
初手から読まないわよ」



「・・・ああ言えばこう言う」



「こう言えばああ言う」



「そうそう!
そういえば
あーた
バッドテイチャー観た?」







「あ、キャメロンディアスの、ね」



「あれはさあ
キャメより敵役やったルーシーパンチがさあ
ほんっとパンチの効いたルックスでいらして」



「目が離せなかったわよね」



スティーブン・タイラー


が女装してるっ!!」



「あたしはいつ
宇宙船バックにして歌い始めるかと・・・」



「んな訳ないでしょっ!」



「あ、あと
アダム・サンドラーの女装が
ひどくてひどくて
ひどすぎるから
一見の価値アリの
ジャックとジル







・・・やっぱり10本って
絞るの難しいわ〜〜」



「はいはい
夜は長いから



じっくり聞かせてもらいましょ。



それじゃあ



皆様には
一応ここら辺で・・・


SEEYA!!!」





「あ、そういえば
デンゼルのデンジャラスラン


あ、
蛸オヤジのセットアップ も・・


あ、それから・・・」


posted by kazoo at 13:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ベスト10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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